住宅展示場で現実を思い知らされ予算組みからやり直したマイホーム購入

予算を決めないで住宅展示場を巡りをした結果…(福井県30代女性・2019年に注文住宅)

結婚後アパートで暮らし始めて早7年。

増税前にということもあって、そろそろ家を建てたいねと夫と話すようになりました。

私たち夫婦にはまだ子どもはいなかったので、将来的に子どもができたときのことも考え、「3LDKくらいの広さの家がいいかな」とぼんやりしたイメージしかありませんでした。

でも、お互い家を建てるということに乗り気になっていたため、早速モデルハウス巡りを実行。

 

私たちが行ったのは、モデルハウスが何件も見られる福井県内の展示場です。

そこは、お城のような大きな家から、間取りの広い二世帯住宅のような家までたくさん。

望むようなこじんまりとした家はあまりありませんでした。でも、夫婦揃って立派な家に大興奮。

何件か見て回ったのですが、使われている木材や耐震強度及び防火への取り組み、高断熱住宅にすることの良さなどを聞いているうちに、どんどん住宅に対して求めるものが増えて行きました。

 

最初は間取りくらいしか考えていなかったのですが、絶対に長期優良住宅がいい!と思うように。

予算の話は後回しにして、長期優良住宅を標準で建ててくれるメーカーを探し回りました。

そして、いくつかメーカーを見た中でここにしようというところに決定。

間取りや外構、家の耐久性や気密性の希望などを伝えようやく正式な予算を出してもらったところ…。

とてもじゃないけれど住宅ローンで返済しきれないような、すごく高い金額が出てきました。

そこでようやく、最初に予算を計画してから動かなかったことを夫と後悔しました。

どれだけいい家を建てたって、買えない金額では意味がありません。

身の丈に合った家づくりを考えられていなかったことを、すごく恥ずかしく思った瞬間でした。

 

私たちのようにならないためには、家を建てたいと思ったらまずは予算を決めた方がいいと思います。

家は性能を求めれば求めるほど、どんどんお金がかかってしまうもの。

一度ハイレベルな家を見て「これがいい!」と思ってしまうと、そこから何かを諦めたり、妥協したりするのがかなり難しくなってしまいます。

だから、月いくらくらいの返済なら可能か、頭金はいくら出せそうか、今後子どもや老後の生活にいくらくらいの貯蓄が必要か…など、夫婦でよく考えてから家を探し始めないと、結局建てられもしないような家を望んでしまうことになりかねません。

 

私たちの場合は、お金のことを改めて考えよう!と決心し、モデルハウス巡りを中断してFPさんに相談することにしました。

現在の貯蓄や、これから必要になりそうなお金、既に入っている保険に無駄はないかなど、細かくすべてを見直してもらうことからスタート。

気付かなかった無駄遣いも分かって、家を建てる前から節約することができました。

そこでようやく、「月〇万円程度であれば35年の住宅ローンでも無理なく返済できる。」という明確な金額が分かるように。

そこから、メーカーごとにどれくらいの金額の家を建てているのか、家を建てるうえで譲れないことはどこなのか(私たちの場合は、3LDKの間取り・高気密高断熱・耐震強度は譲れない条件だということになりました)を考えて行き、予算に見合ったメーカーに出会うことができました。

 

無理ない返済金額で、満足のいく家を建てられて今はほっとしています。

予算を考えず勢いだけでモデルハウス巡りをしてしまうと、無駄な時間を過ごすことに。

まずは、家族で予算について話し合い、そこからメーカーを選んで行くということが大事なんだと実感しました。