絶対に避けたい!建売の仲介手数料無料でのトラブル

耳から煙が出るほど怒っている女性

新築の建売住宅の購入を考えている人にとって「仲介手数料無料」というのは非常にメリットがあります。

まだご存じない方はまず、新築戸建(建売)は仲介手数料無料で買える可能性がある?を読んでもらえれば理解できますので参考下さい。東京23区以外でも全国で“しくみ”は同じです。

今回はそんな仲介手数料無料の建売の売買で起こりやすいトラブルの一例を紹介したいと思います。

 

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建売を仲介手数料無料で買う時に起こりやすいトラブル

トラブルの事例で最も多いものがありますので、具体例をあげていきたいと思います。

 

仲介業者Aで仲介手数料がかかることを知る

ある夫婦がネットで気になる建売をみつけました。そこでそのまま、その物件を載せている仲介業者Aへ問い合わせをして、見学に行くことになり、実際に物件を夫婦でみせてもらいました。

思いのほか気に入り、仲介業者Aの事務所で詳しい物件の説明や住宅ローンを含めた資金計画の説明をしてもらったり、購入した場合の今後の流れなどの説明を1時間程受けました。

参考:建売の購入契約後~引き渡しまでの流れを解説

そこで「仲介手数料が約150万円程かかる」ということを初めて知りました。

「仲介手数料は値引きできできませんか?」と聞いたところ、「当社は正規仲介手数料を頂いています」というのが仲介業者Aの答えであり、値引きはできませんでした。

仲介手数料の値引きについて

仲介手数料を値引き交渉は非常に難しいものです。 仲介手数料は交渉しない方がいい理由でもとりあげましたので参考下さい。

正規仲介手数料というのは、お客様へ請求していい上限額の建売の本体価格×3%+6万円+消費税のことです。

その日、この夫婦は申し込みをせずに、一旦話を持ち帰り夫婦で検討することにしました。

 

ここまではトラブルになる要素は一切ありませんが、ここから先が割とよく聞く話となります。特に賃貸では多いようですが、建売の売買でも多いです。

 

「仲介手数料無料の仲介業者Bにお願いしよう!」

一旦家に戻り、家族会議の結果、「やっぱり仲介手数料は高いので仲介手数料無料の仲介業者Bにこの建売を取り扱いできないかどうか聞いてみよう」ということになり、相談をしてみることに。

すると、「仲介手数料無料で取り扱いが可能です」という回答でした。

市場に売りに出ている建売はどこの仲介業者でも仲介できます。同じ物件を日本全国どこの仲介業者でも取り扱いできるも参考下さい。

 

このあと、この夫婦は初めに行った仲介業者Aへは何も連絡せずに仲介手数料無料の仲介業者Bで契約することにしたのですが、この時にとった行動がまずかったのです。

初めに行った仲介業者Aへ何も連絡せずに、さらに電話がきていたにも関わらず、電話にも出ず。。

 

仲介業者Aと売主は連絡を取り合う関係

話を一つ前に巻き戻します。最初に仲介業者Aで資金計画などの打ち合わせが終わった後に夫婦は帰りました。そのすぐ後に、仲介業者Aはその建売を販売している売主の建売業者へ連絡を入れていました。

「これこれこういうお客様がいて、前向きに検討頂いています。物件の販売状況に何か動きがあれば教えて下さい」と。物件に関する確認事項や詳細資料などをもらったりもしているので、仲介業者Aと売主は頻繁にやり取りをしています。

商談のあとに、こういった連絡を入れることは当たり前ですし、逆に売主から「お客様の物件に対する感想はどのような感じでしょうか?」といったように連絡がくることもあります。

 

建売を検討するといったまま音信不通

そして今回、この夫婦が仲介手数料無料の仲介業者Bから申し込みをしたさいに、売主から仲介業者Bに電話が入りました。「申し込みが入りました」と。

仲介業者Aとしては、がっかりです。こうなっては、お客様へ先に申し込みが入ってしまったということを伝えなければいけないので、電話することに。

すると出ず。またさらに時間を置いてかけても出ず。次の日も出ず。折り返しの電話もなし。

こうなった時に、仲介業者によってとる行動は変わってくるのですが、この担当者の場合は連絡を待つことにしました。仲介業者またはその担当者によっては、実際に家に訪問に行くこともあります。

現にこの段階では、仲介業者Aの立場からみれば、この夫婦は建売を検討していて返事待ちの状況なので、連絡がつかなければ家に行って回答を聞くというのは自然のことであったりもします。

このあたりの行動については、それぞれの担当者または仲介業者の考え方によるところです。

 

仲介業者Aは実は勘づいている

ここまでの話の中で、もう感づかれた人もいるかもしれませんが、この時、仲介業者Aはすでにこの夫婦の取った行動に確信はないですが、勘づいています。

タイミングよく申し込みが入った時点でです。

 

結局、このまま両者は連絡を取り合わないまま夫婦は新しい新居へ引っ越しました。

仲介業者Aの担当者が玄関先の表札をみた時にトラブルになる可能性はなきにしもあらずです。(ここでとる行動もそれぞれの仲介業者次第ですが…)

 

仲介手数料無料を巡ったとトラブルは避けられなかったのか?

今回の件で、トラブルを避けるとすれば、正直に仲介業者Aへ「仲介手数料無料の仲介会社Bで購入を希望します」と話すべきでした。そうすれば大きなトラブルになることはないはずです。

もしかすると、この仲介業者Aも“無料”の条件を飲み、同じ条件で仲介をしてくれた可能性があったかもしれません。

この夫婦が法律的に問題があるというわけではありませんが、道徳的には問題があります。

 

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【トラブル防止】最初から仲介手数料無料の仲介会社へお願いする

ここで結論ですが、仲介手数料の節約を考えているのであれば、初めから仲介手数料無料の会社へ声をかけるべきです。マイホーム(建売)探しのスタートから、仲介手数料無料の仲介業者へ希望条件を伝えていれば面倒なことにはなりません。

あるいは、今回のケースのようにネットで気になる建売をみつけた時には、掲載している仲介業者へ問い合わせをする際に、「御社へお支払いする仲介手数料はどういったシステムですか?」と最初に質問しておけば全く問題のないことです。

そこで「仲介手数料は正規手数料(上限額)を頂きます」と言うのであれば、仲介手数料を値引きできるのかどうか聞いてみるか、その建売について仲介手数料無料の仲介業者へ相談してみるという行動を夫婦で選択していけばいいのです。

 

まとめ

今回のトラブルは不動産売買の流通システムを考えると簡単に起こりうる話なので、このあたりはしっかりとした大人の行動をとるように努めるべきところです。

まとめ
  • 建売の仲介手数料を巡るトラブルは起こりやすいので注意
  • 初めから仲介手数料無料サービスの仲介業者へ依頼すればトラブルにはならない
  • 人としてしっかり行動すればトラブルは起こらない

【関連】建売の仲介手数料の計算方法(上限額)は簡単です!



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