根っこが基礎を破壊!? 隣との境に植える木の盲点

3件並んでいるマイホーム

お隣の家との境に植える木は、根っこについても注意が必要であるということがわかる体験談です。

 

【体験談】隣との境に植えた木。30年後に問題となるとは…

滋賀県70代男性

1983年に分譲住宅一戸建てを購入

 

昭和も後半に近い1983年に一戸建ての分譲住宅を購入したのです。その頃は分譲住宅の先がけの時代で会社の仲間で大きな話題になっていた時代です。

特に、社宅住まいであったこともあり、奥さん連中の関心も家の購入で盛り上がっていたようです。

そのような空気が漂う中で一大決心で多少広めの60坪の一戸建ての購入に至ったのです。

 

昭和の頃、核家族化が興隆する中で、家庭を持ち、家を持つことは、男子一生の甲斐性であり、その頃の社会通念では立派に功を成し遂げた証の一つです。

ですから、土地を購入し、建屋の構想を決める基本のアイデアは、子どもも参加し、あぁでもない、こうでもないと一家を挙げての騒動と言える状況です。

 

構想の検討の中で、基本的に建屋と庭は30坪の半々にしたのです。庭の周りには緑葉樹の植木を植える事にしたのです。

石のような無機質で家を囲むより、緑に囲まれた家が心は癒される思いからです。

この単純な動機で植木で囲んだ当時は想定の通り、近所でも高評価な評判になり、専業主婦の奥さんは自慢の一つのようでした。

ですが、30年後大失敗の出来事になったのです。

 

植木の根が隣の家に…

分譲ですから当然隣に家が建てられています。隣は塀を予定していたようですが、我が家の緑の植木があるため塀を立てず、そのまま建屋の基礎部分を植木と隣り合わせにされたのです。

緑の植木を植えた頃は1mぐらいの高さで、1m間隔の程よい植木の境でした。

頃合いを見計らって高さや幅の裁定をしていたのですが、忙しさもあり間隔が開き、半年になり、年に一回程度の手入れになったのです。

30年も立てば、子どもも独立し、高齢になり、手入れができず、となりの要請もあり伐採する事にしたのです。

伐採そのものは業者に依頼したのです。業者曰く、木の部分は簡単ですが、根っこが隣の基礎に伸びて、一部隣の基礎にひびが入っている、との指摘がありビックリです。

 

なんとか落着

隣に謝りに行くと同時に、業者を伴い隣の意向を打診する事になったのです。

業者の見解は、根っこそのものはさほど大きくなく、基礎であるが境界で根っこをしっかり固定すれば大丈夫との事です。

隣の方も宅地境界の植木に近すぎた基礎でもあり、事前の相談がいい方向に作用し、事なきを得、落着したのです。

 

建物を建てる場合、隣との境界は十分に将来を考慮して整地するのが大事です。境界に車庫や物置などの設置は専門の見解や隣の了解が必要です。

できれば、書面で取り交わす事をおすすめします。

 

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