若い対法人向け営業マンの気持ちの切り替えに頭をたたかれた体験【営業メンタル】

不動産屋をやっていると、対不動産屋向けの法人営業マンとの絡みが出てくる。

以前、新卒の営業マンのメンタルの切り替えについて素敵だなと思ったことがあった時の話。

怒られてもくさらず、立ち直った新卒営業マン

以前、某住宅ローン代理店の新卒営業マンへ私のお客さ様と事前審査をやっていた時の話。

営業マンの動きもよく、聞けばずっと一つのスポーツに大学まで打ち込んできたとのことで、喋りも動きもはきはきとしていた。

実際にお客様・私を交え、事前審査用紙を説明を受けながら記入するような流れで進めた。

終始、みなから笑顔が出たりと俗にいう良い雰囲気であったと思う。

 

そして、その後審査結果についての連絡が思ったより遅かったので、連絡してみた。

すると、「実は昨日結果が出ていたのですが…」という話に。

結果は否決であった。

「なぜ昨日連絡をくれなかったのか?」こういったことを私は質問。

営業マンは「ちょうど今日あとで連絡をしようと思っていた」というような回答。

ここで、私は思わず「社会人としてすぐに報告してほしかった」と、少し電話越しに説教じみた感じで話をしてしまった。

すると「すいませんでした」とうような流れで電話は終了。

 

私としては、不動産屋として、審査が否決であれば、お客様へすみやかに報告し別の金融機関へあたらなければいけない。

売買契約や物件の性質上、ローン審査禍での時間は1日1日が貴重となる。

今回の件では、より良い金融機関を模索している最中の出来事であった。

こういった流れとなったので、「もうこの営業マンにはお願いしないかな」といった気持ちは私の中に少しあったと思う。

 

だが、数週間後にこの営業マンから着信が。

「また、お客様がいらっしゃいましたら、がんばりますのでよろしくお願いします」といった内容であった。

「審査についても実際に出向いて、直接説明も致します」と。

この電話を聞いた時に、思わず私は、

「ありがとうございます。先日は少し説教じみたこと言ってしまって申し訳ございませんでした。また是非よろしくおねがいします」

と反射的に回答をしていた。

簡単に言えば、営業マンとして素晴らしいと感じ、私のほうが子供なんだと痛感した出来事となった。

 

年を重なるごとに感情を持ち込んだり頭が固くなっているかも

この新卒の元体育会系の営業マンから学んだとこ。

それは、真っすぐさや気持ちの切り替えといったメンタル部分、などなど項目をあげるには何か表現が難しいがいろいろあった。

何か初心といものを思い出させてくれたような気がする。

貴重な体験をさせてもらい感謝している。

 

今回の件で思ったのは、自分も業界で年を重ね、仕事についてなにか頭が固くなっていたと思う。

事実、感情を仕事に持ち込んだような節もこの件ではあったのかなと思う。

もちろん、報告という基礎的な部分について指摘をしたことは間違っていないと自負している。

だが、その後に「もうこの営業マンとは仕事は…」といった考えが自然にあたまをよぎった。

これは何か、柔軟さに欠けるところであり、子供のような考えだったような気がする。

営業マンからの電話で何か頭を強く打たれた思い。

子供だったのは私だった。

そして、営業という世界の基本のようなものも思い出すことができた。

 

私としては一人不動産屋となってからは、営業をかけるというような仕事はほぼしていないと言える。

だが、営業の世界に身を置いていることには変わりはない。

「初心を忘れるべからず」

年を重ねれば重ねるほど難しくなりそうだが、この使い古された言葉を定期的に思い起こしていきたいと思う。