パートナーは時間をかけて選ぶもの!私のハウスメーカー選びのポイントはこうだった!


神奈川県 女性の体験談

注文住宅を建てるのに、どうすればいいのか、どこに行けばいいのか、初心者の私はさっぱりわかりませんでした。

手始めにと足を運んだのは、大手の住宅展示場が集まる住宅公園でした。そこは、ハウスメーカー16社のモデルハウスが軒を連ねており、次から次へと見学することができました。

そもそもの話として、CMでおなじみの大手ハウスメーカーがいいのか、町の工務店がいいのか、それすらわからない状態でしたが、手始めとしては住宅公園は足を運びやすいと思います。

土地探しも大手ハウスメーカーにお願いすると、希望のエリア、金額帯、坪数などを加味して、候補地をピックアップしてくれます。

候補地がすぐに見つからなくても、地域の不動産屋に顔が利くので、目ぼしい情報が出たらすぐに情報を共有することができます。

土地がすでに決まっている場合は無用の心配ですが、我が家は小学校学区縛りがあったため、土地選びはハウスメーカーの情報網にかなり助けられました。

土地探しは見つからない。ポイントをおさえた探し方をしよう

2017.06.29

ハウスメーカー選びのポイント

ハウスメーカーの選び方について、基準は十人十色だと思いますが、大きくはコスト、建物の性能、工法、工期でしょうか。

それぞれ大事ですが、何に重点を置くかが一つのポイントになります。「1,000万円台で夢を叶えたい」と思うのでしたら、ローコストメーカーを選ぶもよし、「洋館風の素敵な外観が良い」と思うのでしたら、理想の外観を叶えてくれるメーカーを探すも良し、選択肢は無限にあると思います。

ハウスメーカー営業マンはセールストークを展開してくる

前述したとおり、我が家は小学校の学区限定で土地を探していたため、なかなか土地が決まらず、その間、不動産会社やハウスメーカーを転々としていたため、30人近いハウスメーカー営業マンから様々な話を聞くことができました。

営業マンなのでもちろん自社のセールスをするわけですが、直接の批判はしなくても、ライバルを蹴落とすためのセールストークは展開してきます。

例えば、大手ハウスメーカーに言わせると「ローコストはしょせんローコストですから、ランニングコスト等を考えたら、今お金を投資した方がお得ですよ」等です。

逆にローコストメーカーに言わせると「大手ハウスメーカーが高いのは、全て広告宣伝費です。同じ金額を出せば、うちなら断然オプションをたくさんつけることができます」等です。

どちらもだいぶオーバーに言っていると思いますので、何を信じるかは結局その人次第、ということになります。

ちなみにですが、「ここはローコストメーカーだよね」と思われるメーカーでも、自分から「うちはローコストです」とは言いません。

逆に大手は「うちは○○において全国ナンバーワンです」と、どんな些細なランキングであろうとランク付けをして、ライバル会社より優れていることをアピールしてきます。

わざわざ他社の施工現場と比較する写真を持ち出して、「これこれ、ここが違うんです」とこれ見よがしに説明してくれます。「なるほど」と思うこともありますが、多少、やり過ぎな感もあります。

コストは基本重要項目

どのハウスメーカーを選べばいいのでしょうか。まず、コストが折り合う会社でないと、住宅建設も成り立ちません。コストは大事です。

とは言え、大体どの会社で聞いてもこちらが出した要望に対して「出来ますよ」という回答を出してくるところがほとんどです。

例えば、「建坪30坪前後の家を、2,500万円までで」と言えば、よっぽどお高いところでなければ「出来ます」という回答が返ってくると思います。

ただし、それが果たして本当にすべての理想を叶えてくれるのかというと、そうではありません。

意気揚々と話しを広げ、こちらが「4LDKで、1階に6畳の和室を設けて、子供部屋にはロフトを付けて、出来れば下野裏収納も…」と伝えたとします。

そうすると、「和室は30万円追加です」「ロフトは2畳で40万円追加です」「下野裏収納は30万円です」と、どんどん加算されていき、標準仕様では予算内に収まっていたはずが、オプションが恐ろしい金額になっていた、ということは実にありがちな失敗です。

「まだそこまで詳しく伝えなくてもいいかな」と思う初対面の時点でも、大まかな間取り、ロフトや小屋裏等の収納、設備等の要望があれば伝え、概算でも見積もりを出してもらうことをお勧めします。

注文住宅は性能がよくなければ

資金の折り合いがついても、見合った性能を持ち合わせた住宅でないと、せっかくの注文住宅が台無しです。

一昔前に比べ、建売住宅も性能が良くなってきていますから、注文住宅はさらにそれを上回るハイスペックな性能を売りにしているメーカーが、ごまんとあります。

大手メーカーはもちろん、ローコストメーカーでも「長期優良住宅標準対応」や「耐震等級最高等級取得」などを高々と掲げ、うたい文句にしています。

地元の工務店や、不動産屋さんが手がけている注文住宅では「長期優良住宅」は期待できないので、住宅ローンや直系尊属贈与を考えている方には、一つの魅力になるかと思います。

住宅の性能で、まず考えたいのは「耐震」ですが、「断熱」「空調」「防カビ・防蟻」も軽視できません。

大体の情報は、各社が出している「テクノロジーブック」に記載されていることと思いますが、我が家では春先の花粉症に悩まされているため、「第1種機械換気」とホコリを舞い上げない「全館床暖房」を売りにしているメーカーの話は非常に魅力的でした。

他にも「ZEH(太陽光発電の省エネ住宅)」「全館空調(個別エアコン不要で、家一軒丸ごと空調が入る)」など、知れば知るほど、最新設備の凄さに驚かされることでしょう。

自宅が昭和丸出しのため、すきま風やゴキブリに悩まされているなんて、恥ずかしくて口が裂けても言えません。

建物工法・構造はどうする?

工法については、私もハウスメーカー巡りをしていて勉強させてもらいました。工法の前に、建築する材質によって木造、軽量鉄骨造、重量鉄骨造などがあります。

日本の住宅の多くは木造住宅ですが、そうでなくても大丈夫ということです。鉄骨を扱うメーカーは多くはありませんが、だいたい、木造よりは割高になります。

木造における工法は、日本古来の「木造軸組み工法」、欧州生まれの「2×4(ツーバイフォー)工法」等があります。

これはメーカーではなく建売を扱う不動産屋から聞いた話ですが「2×4はヨーロッパの工法なので、日本の風土には適していませんよ。建築する際も、基礎→1階の床→1階の柱→2階の床→2階の柱→屋根の順番なので、建築中に雨が降ったら、全て濡れてしまう。雨が多い日本には適していないと思います。」とのこと。

1人の営業マンが言っていたのではなく、数社の営業マンが言っていましたので、そういうことのようです。

2×4は断熱性が優れているというのは一般的な話で、それは決して間違ってはいないようですが、建築中の雨については避けようがなく、それを回避するための手段を各メーカー設けてはいますが、納得のいくものなのかどうかは、よくよく話を聞いた方が良いかもしれません。

注文住宅では工期も重要

さて、住宅を建てる際にはまず打ち合わせを行い、間取りや設備などを決めていかなければいけません。

これが、思いのほか時間のかかる作業で、契約をしたからと言って、「半年後には新居に住める」と思ったら大間違いです。

だいたい、どのメーカーでも打ち合わせに3か月、建築確認申請や敷地調査に1~2か月、着工してから入居可能になるまで4~5か月はかかりますので、夢が実現するのが実は10か月後とか、もっと先になるのが一般的です。

打ち合わせを早急に進めることも出来なくはないのでしょうが、その代わりに1回の打ち合わせが1日がかりというような、ハードスケジュールになってしまいます。

引っ越し時期にも関わるところですので、スケジュールもよく見ておかないと、意外な落とし穴にはまることもあり得ますので、注意が必要です。

我が家のハウスメーカー選びの決め手

我が家でハウスメーカー選びの決め手となったのは、コストと性能と外観のバランスが最もよかったメーカーです。

最終的に3社で同じ土地で見積もりを出し、間取りと外観のイメージを出してもらいましたが、最もコストが安く、かつ性能もそこそこ、外観もまずまず、の会社を選択しました。

他の2社は有名どころでしたが、性能や外観が抜群に良いため、コストもずば抜けていたのです。結局、ZEHや全館空調など、ややオーバースペックな感もありましたので、最後はコストを取りました

ローコストメーカーも検討していましたが、実際に施工実例を見学させていただいたときに、内装や仕上げが大手と違い過ぎたため、最終的には検討から外しました。

ハウスメーカーを決める前には、モデルハウスだけではなく、建築実例(新築現場や入居済み住宅)の中まで入って見せてもらうのは必須だと思います。

モデルハウスではわからない細部の仕様をリアルサイズで見ることができます。聞ける範囲で、標準仕様なのかオプションなのかも聞いてみると尚良いです。

 モデルハウスはオプションをふんだんに使用していることがほとんどのため、標準仕様の認識は大切です。

 

まとめ

家を建てるというのは、一世一代の大仕事です。それこそ、一生に一回、あるかないかの経験だと思いますので、十分に検討した上でどのハウスメーカーに任せるのか決めたほうがいいと思います。

完成現場見学会、入居済みの住宅へ個別見学、設備会社のショールーム…。何度でも、何回でも、気が済むまで足を運んでも決して無駄ではありません

モデルルームだけでは分からないことも、リアルサイズの住宅を見ればわかることがきっとあります。

テクノロジーブックも、外観実例も、穴のあくほど見つめましょう。打ち合わせが終わり、着工してしまってからでは遅いのです。

ハウスメーカーを選ぶという事は、一緒に家づくりをするパートナーを選ぶという事です。

一緒にいい夢を見られるか、悪夢になってしまうのかの、始めの一歩です。楽しい夢への第一歩となるよう、時間をかける価値は十分にあります。

神奈川県 女性