現役ハウスメーカー営業マンが教えるメンテナンス費用比較の重要性

マイホームの横に並んだ図面・はけ・スケール

ハウスメーカーを比較する際に、メンテナンス費用についても比較項目の一つにそえる必要があります。

 

ハウスメーカーのメンテナンス費用を比較しないと必ず後悔します(現役営業マンより)

福岡県ハウスメーカー営業マン20代男性

 

新規で住宅を建てるときに非常に大切なことがあります。

それは、住宅のイニシャルコスト(初期費用、建築費用)だけでなくメンテナンス費用にまで気をつけた方がいいということです。

なぜかというと、もちろん住宅もローンを組んで30年、35年と長期に渡って返済していく方が大多数を占めるので「少しでも返済の負担を無くしたい」と感じるのは当たり前だと思います。

しかし、ここが一番大切で、ハウスメーカー選びで悩むところになりますが、実はこの“メンテナンス費用”の差がものすごく出てきます。

 

建物本体価格だけでの判断は危険

例えばA社が建物に1,500万円かかったとし、B社が2,000万円かかったとします。

ここで“メンテナンス費用”って何?と思われる方も少なくないと思いますが、シロアリ駆除施工、外壁塗装、屋上の防水加工など目に見えないところでも必要な施工がたくさんあるんです。

ちなみにシロアリ駆除施工だけでも、長くても5年に1回約20万円かかり、外壁塗装だけでも10年に1回約100万円、屋上の防水加工は10年で約30万円などなど、広さ大きさによって異なりますが、こんな大金が必要になります。

 

シロアリだけでみても、35年だと最低7回施工が必要で約140万円、外壁塗装で約300万円、防水加工で約90万円です。

ざっとこれだけでも約530万円も違うのです。いい車が1台買えますよね。結果これだけでB社と並ぶのです。

最初は安いと思って飛びついてもメンテナンスをするだけでどんどん費用が飛んでしまいます。

 

ハウスメーカー選びの重要性

また、目に見えない断熱材や材木の質などなど、少し前にも取り上げられたような手抜き工事はお客様の素人の目測だけでは判断できません。

業者も営業マンです。あの手この手を使って「自社の製品がいいですよ」「これだけ値引きしますよ」なんてトークをすることもあるでしょう。

自分が購入しようとしているのは“住宅”です。

家電製品や車と違って、買い換える予定のない“住宅”であることを念頭において慎重にハウスメーカー選びをしましょう。

 

メンテナンス費用も踏まえてハウスメーカーを比較しよう

消費税、金利も上昇する見込みではありますが(※2018年10月現在)、営業マンの言葉をそのまま飲み込む前に、落ち着いて判断するように心がけましょう。

メンテナンス費用は初めて住宅購入をする人が見落としがちなポイントですので、今一度どういったシロアリ駆除施工をしているのか、どういう外壁を張っていてメンテナンスが何年で必要なのか、防水加工の種類はなんなのかをしっかりと見比べてみてください。

ハウスメーカー選びの一つの参考材料になれば幸いです。

 

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