小さな工務店のリスクをもろに体験。引き渡し後に倒産。アフターは消えて無くなった

机の上に置かれたマイホームの骨組み模型

このページは長崎県30代男性の体験談です。


結論からいうと、地元の工務店に新築をお願いしようとしている方は、会社の経営状況などもしっかりと調べて決めた方がよいと思います。

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地元系の工務店に決定

私はハウスメーカーを検討するにあたって、大手4社、中規模3社、地元の小さな工務店2社から見積もりをもらいました。

間取りや家の構造、外壁や外観、そして費用・コストパフォーマンスなど、たくさんのことをあらゆる角度から調べてきたつもりでした。

やはり大手や中規模はメーカーとしての広告費や営業費用などもかかるということから、費用が高くなっていました。
当然、地元の小さな工務店が、費用面から言えば安く、質の良いものが選択できることになります。

最終的に決定したのは、地元の小さな工務店でした。

小さな工務店のリスクに直面してしまった

最初は、建築費用を安くおさえた上に、上質の外壁や無垢の板材など良い物をふんだんに使ってもらい、良い気分で施工に入りました。

しかし、契約したとたん担当者の適当さが見えてくるようになりました。

要望を言ったはずなのに、それが実行されていないことは多々。
期間内に申請しなくてはいけない書類も提出されていない。
外構などの別注するものにいたっては、約束していたものと全く違う物ができあがりました。

それでも、全体的に完成した家は満足できるところがたくさんあり、その後の関係もアフターサービスなどもあるだろうことから、大きなクレームはつけることなく、感謝の気持ちを伝えて引き渡しに応じました。

ただ、その後のサービスはほとんどないものに等しいものでした。

半年点検があると約束されていたのに、まったく連絡がこず、こちらから問い合わせを3回ほどしてようやく担当者1人のみがやってきて、空調のフィルターの掃除のみをして帰っていきました。

そのあとは1年間連絡がこず、担当営業マンに電話してみると、もうその工務店を辞めて別の会社で働いているとのことでした。

しかも、その工務店が1か月後に倒産すると聞かされたときには、空いた口がふさがりませんでした。

当然その後の定期点検などをこれからは受けることができなくなり、自分たちの知識だけで、新築の家を維持しなくてはいけなくなりました。

 

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工務店選びでは下調べをしてリスクを軽減したいところ

費用を安くおさえた代償として仕方ないことなのかもしれませんが、おいしい話にはリスクも必ずあるのだと痛感しました。

これから新築を考えていらっしゃる方は、必ず工務店やハウスメーカーの経営状況なども入念に調べた上で、契約を決めた方がよいと思います。

 

追記【体験談】倒産した訳じゃないけど工務店のアフターメンテナンスが消滅!?発端は担当者の独立

神奈川県30代女性

注文建築の我が家が完成したのは10数年前(※2000年~2010年頃の時期)になります。新居への引っ越しは、それはそれはワクワク心躍らせたのを昨日のことのように覚えています。

結婚して間もなく、祖父母が住んでいた場所に家を新築することになりました。その土地は角地なので、建て替えの際には二方向からのセットバックが必要になりました。

ただでさえ広くない土地なのに、二方向のセットバックにより、想像よりもはるかに小さな家しか建てられなくなってしまったのです。

 

そこで、不動産屋さんに勤めていた知り合いのすすめで、地下室付き住宅なるものを検討することになったのです。

話を聞けば聞くほど地下室はとても魅力的に思え、予算も希望範囲内で済みそうだという事で、地下室付き住宅を本格的に考える事にしました。

そこで重要な事は、どこで家を建てるかという事です。

前出の知り合いに、地下室付き住宅を得意としている工務店があるよ、と言われ知り合いの紹介なら安心だと、他を考えることをせずに即決したのです。

地元工務店で後悔。不動産会社からの紹介だったことも原因

そうです。我が家の大きな後悔はここから始まったのです。

 

担当者と噛み合わない

知り合いに紹介してもらったのは、地元密着の工務店で、我が家を担当してくださる方がとても仕事のできる方だという事でした。

その担当者は、自分を信用してもらえなければいい家はできない、とためらいなく言える、よく言えばはっきりとした人で、後で思ったのは、最初の時点で細かい事は言うなよ、と念を押された気がします。

「転職したら?」ハウスメーカー営業マンの本音が炸裂した!!(怒)

 

その後の打ち合わせは結局その担当者主導で進み、一応こちらの希望は伝えるのですが、任せろ的な感じで聞きたい事も聞きにくい状況でした。

家づくりにおいて、主人が私任せでもあったので、それもあって担当者も強気だったのもあると思います。

 

私はよく考える暇なく、担当者ペースであれよあれよという間に話が進んでしまい、着工してしまったのです。

高い買い物だからよく考えたいと何度も思ったのですが、担当者の強引さと、若干脅し文句のような、自分を信じろ発言に加え、

プラン変更をすることで完成はどんどん伸び、その分費用もかさむと言われ、半ば強引に押し切られたような形でした。もうあとは担当者を信じるしかなかったのです。

 

そんな状況だったので、話がかみ合っていない事も多く、建築中もそれはそれは色々な問題が発生しました。

一番ひどかったのは、完成が予定よりも3ヶ月も伸びたことです。予定外の事が起きたとかで、、費用も当初の予定より数百万円の増加。

 

結局、打ち合わせ不足は否めず、担当者の言いなりになってしまった自分をとても責めました。

それでも着々と出来上がっていく我が家を見ていると、完成がとても楽しみでしたし、現場の大工さんは良い方ばかりだったのが救いでした。

予定よりも相当オーバーしての完成でしたが、無事引っ越しを済ませ、新しい家での生活はとても嬉しいものでした。

 

担当者独立でアフターメンテナンス消滅?

引き渡しから間もなく、担当者が独立したという知らせが届いたのです。しかも、担当者以外にも我が家の建築に関わったスタッフ全員引き連れての独立だったのです。

という事は、我が家のこれからのメンテナンスやフォローはどうなるんだろうという底知れぬ不安が押し寄せ、工務店に連絡を入れてみるも、その返答は、

「お宅の建築に関してはがすべて〇〇(独立した担当者)が担当し、会社としては責任を負えない」というものでした。

契約はその工務店の名前で交わしたし、その工務店で打ち合わせを行ったのに、そんなはずないだろうと驚愕しました。

次に独立した担当者に連絡を入れるも、「今後一切の対応は工務店の方でやるのが筋で、自分はもうその会社の人間ではない」と言われました。

 

その後、両者と何度か話し合いをするも話は平行線で、工務店の社長は「〇〇(独立した担当者)が勝手にやったことで、お宅の建築にかかった費用の一部を持ち逃げして独立したんだ」とわけの分からないことを言い出す始末。

現在ではあり得ない話です(工務店の考えもおかしいとしか言えません)。

【参考】新築住宅の保証期間は10年。結局誰が保証してくれるのか?

 

もう本当に自分の無知さを悔やみましたし、いい勉強をしたと割り切るほかなかったです。裁判をしようにもその費用を考えると、やるメリットも少なく、そもそもそのパワーが残っていませんでした。

その経験から、家を建てるという友人にはとにかく自分自身が知識を持っておくことの重要さを伝え、どんな悩みにも丁寧に根気強く対応してくれる担当者かを見極める事を強くすすめていいます。

注文住宅で担当者との相性は重要!納得のいくマイホームが完成!

 

アドバイス

会社が大きい小さいという事ではなく、信頼できる会社、担当者に出会えるかが大きなポイントです。

そのためにはよりたくさんの会社に出向き、自分のプランや予算を伝え、それを踏まえてどんな提案をしてくれるのかを聞くことです。施主の気持ちを常に尊重してくれる担当者でなくてはならないと思います。

建築を焦らせるような担当者はいてはいけないですし、たとえいたとしても、信用してはいけないです。

どんなに細かい事にも耳を傾けてくれて、どんなに時間がかかっても満足いくまで打ち合わせに付き合ってくれる担当者を見つけてもらいたいです。

 

家を建てるということは時間がとてもかかるもので、同時に労力も気力も必要になります。

何度も打ち合わせを重ねていると、妥協の気持ちも出てきてしまうかもしれませんが、妥協をしない事が後悔しない家づくりにつながると思います。

これから家を建てようと思っている皆さんにとって、少しでもお役に立てたら幸いです。

【関連】信頼できるハウスメーカーで建てることが成功と満足のカギを握る!



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机の上に置かれたマイホームの骨組み模型