エアコンの隠ぺい配管はやめるべきだった!? 注文住宅7年後に出会ったトラブル

マイホームのリビングはデザイン重視

マイホームはデザイン重視でエアコンは隠ぺい配管! が、しかし…(茨城県40代女性・2012年に注文住宅)

4年半住んだ新築マンションを騒音被害で泣く泣く手放し、2011年に静かな一戸建てを建てる計画を立て、約1年後の2012年に念願のマイホームを手に入れました。

住宅では二度と失敗したくないという思いから、とにかく良いと思うものは徹底的に調べ、足を使って現地に見に行く等、努力を惜しまずに建てた結果、ほぼ思い通りの満足の行く家に仕上がったのですが、ただ1点、7年目にして大きな失敗をしたことに気づいてしまいました。

 

最近、1階にある和室の空調が暖房・冷房共に送風運転になっていることに気づき、業者を呼んで点検してもらった所、フロン漏れしている可能性が高いため修理が必要とのことでした。

見積りを取得しますと存外高く、7年使用したこともあり、新規購入に切り替えて、ネットで調べたり地元の家電量販店に相談に行ったのですが、どこでも、「隠ぺい配管はちょっと・・・。」と渋い顔をされました。

そうなのです。折角、注文住宅を建てるのだから、見た目も美しい隠ぺい配管にしようと、全ての空調配管を建物埋設タイプにしてしまったのです。

 

ここにきて業者が嫌がる隠ぺい配管というものを調べた所、空調交換工事の際に、

  • 冷媒管の長さ不足、潰れ、径が違う、厚み不足が生じる可能性。
  • 配管の設置状況がわからないため、現地調査が必要。
  • 制約があるため、好きな空調機が選べない。
  • 場合によっては、配管洗浄が必要となる。
  • 取り付け可能であっても、大体通常の倍以上の設置料金がかかる。
  • 工事後に、室内機から水漏れが生じる可能性。

など、デメリットが多く、新設で取り付けてから、経年劣化等による交換への汎用性までを考えた設置法ではないという見解のようです。

こんなリスクが高い設置方法だったとはつゆ知らず、見た目の良さにこだわり、注文住宅の醍醐味だと良い部分しか目に映らなかった当時の自分を、今になって叱ってやりたい心境です。

 

現在、色々な所から見積りを取得しておりますが、いずれも大きな価格となり、現在のメーカーでの修理も視野に入れた方がよいのでは、と考えあぐねています。

素晴らしい注文住宅を施主は夢見ていますので、見た目の良さについこだわりがちとは思いますが、家はこれから数10年と住み続けるものですので、とにかく「実質重視」と考え、空調機の配管は外に出す通常工事を心からお勧めいたします。

 

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