どうなる住宅ローン変動金利!?今後10年・20年後の予想は難しい?(2017年12月)

3つのマンションの前に上昇チャート

住宅ローン金利が今後10年後・20年後にどうなるかは誰にもわかりませんが、予想をすることは可能です。

そこで今回は、金融業界30年の東京都50代男性より、今後の住宅ローン金利がどうなるか予想して頂きました(2017年12月現在)。

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現在の金利環境のポイント

変動金利で住宅ローンを組まれている方や、これから変動金利にしようか迷っている方が多いと思います。この先の金利の見通しはどうなのでしょうか、少し考えてみました。

  • マイナス金利政策は、日銀の市場操作の最終手段であり、これ以上の低金利への誘導は考えにくい
  • マイナス金利政策の導入前より、日本は低金利政策を長期間継続してきた
  • マイナス金利政策は日本経済への副作用もあるため、これを長期間継続することは考えにくい。

 

金利情勢は今までと異なる状況

以下のとおり、現在の経済環境は過去と様子が異なります。したがって金利政策の変更も時間の問題になりつつあるかもしれません。

 

過去

  • 少し過去の低金利時代は、その背景に歴史的な円高などの構造不況があった
  • 子供の学校のクラスに失業者が普通にいた(40人学級で2人…失業率5%)
  • 株価が低迷(日経225が1万円未満だった)

 

現在

  • 極端な円高は一服
  • 企業業績も悪くない(SONYなど、代表的ジャパンブランドも復活)
  • 就職戦線も売り手市場
  • 株価も大幅に回復
  • 不足しているのは個人消費の力強さ

 

金利引き上げの時期。多数意見は2019年頃

このように、金利の引き上げができる環境が整いつつあると思いますが、引き上げの時期は、この分野に詳しい識者でも予測が異なります。全体的には、2年後とか3年後と予測される方が多いようです。

先日の衆議院総選挙で安倍政権の継続が決定していますので、今すぐ経済政策が変更される可能性は低いと思われます。

多くの識者が、2018年度の金利上昇は見込みにくいが、2019年以降は分からないと言っているのは、こうした事情もあると思われます。

(みんなの2018年 住宅ローン金利予想!)

 

変動金利で住宅ローンを組んでいる人が確認すべきこと

こうした中で、すでに変動金利で住宅ローンを組んでいる人にとって、今すぐ確認が必要なことを挙げてみました。

 

確認が必要なこと

  • 現在のローン契約の金利の変更ができるかどうか
  • 変更に際して、手数料はかかるのか
  • 窓口に行く必要があるのか

 

ネット系の銀行から借り入れた方は、手続きはネットでいつでもOK、手数料は無料という方が多いと思いますが、銀行によっては、変更ができないばかりか、再度審査が必要なところもあるそうです(特に、小規模な銀行や信用金庫などで借り入れをしたケース)。すぐに確認してください。

 

住宅ローンの金利で注意すべきこと

その他の注意事項をご紹介します。

  • 金利が変更になるときには、金融機関の経営にも少なからず影響を与えている可能性があること。
  • 場合によっては、貸出しのスタンスが厳しくなり、審査基準が高くなる可能性もあること。
  • 自分の信用状態に変化がないか。
  • 転職を検討していたら、その前に住宅ローンの手続きを済ませる(転職後、数年は借り入れが難しくなる)
  • 勤務先の業績の見通しが良くなければ、迷わず手続きを行う。
  • 金利の上昇は急ピッチで進むことがあること。

 

今から20年以上前に金利が急上昇し、住宅ローンの毎月の返済額を利息が上回る現象が発生しました。

社会問題にもなりましたが、この時は、相場主導で金利が上昇し、日銀の金利操作も追いつかないぐらい急激なものでした。

また、金利固定期間付の住宅ローンは注意が必要と思います。固定期間満了時の金利動向で、新しい金利が決まりますが、必ずしも良いタイミングで満了時期を迎えられない可能性があります。

途中で繰り上げ返済できる方なら話は別ですが、かなり注意すべきです。

例えば、35年の住宅ローンを10年固定金利で組んだとします。

10年後に固定金利期間は終了。固定金利か変動金利を改めてその時の金利で選択することになります。

【住宅ローン】変動金利と固定金利 どっちを選択?

 

まとめ

変動型の住宅ローンは、金利上昇時に返済が大変になるからお薦めしない、というファイナンシャルプランナーの方も多くいらっしゃいます。

しかし、借入時の金利が最も安いので、高額の借り入れを行っても、少ない利息(つまり、元本の返済に多く回せます)で、長期間の住宅ローンが組めることは大きな魅力です。

残債が多い返済初期には、極めて効果的です。したがって、金利の変更が簡単にできる住宅ローンでしたら変動でも悪くないと思います。

ただし、金融機関の担当者任せにせず、経済環境をよく注視していくことが大前提になりますので、経済にあまり詳しくない方は、変動金利の選択には慎重になったほうが賢明です。

【関連】ファイナンシャルプランナーとして考える変動金利の今後のリスク回避をする2つの方法

 

追記【体験談①】今後の金利がどうなるか考えるのではなく、しっかりと住宅ローンを比較すべき

『兵庫県在住の男性より』

住宅購入時の節約方法を私の実体験を元にお伝えます。

結論から言いますと、大変ですが必ず自分の足で節約してください!

 

住宅を購入する場合は、大体の方が不動産屋に出向かれると思いますが、言いなりになってはいけません。

住宅ローンを組む際の銀行選びや火災保険、司法書士まで建物代以外にも色々とお金がかかります。

1万円でも惜しい私が体験した不動産屋での出来事をお話しします。

 

金利はどうか?

年収500万で3,000万円の物件を購入した時の話です。

ずっと一軒家を夢見ていた私は、ネットで毎日のように物件検索をしていました。

「駅が近い、4LDK、3階建、妻の実家が近い」私の希望条件がすべて合致した理想の物件でした。すぐに不動産屋に出向いて話を聞きましたが3週間ほどで契約まで行きました。バタバタでした。

 

3,000万円を借りるための銀行選び。35年フルローンです。おそらく不動産屋からおすすめの金融を紹介されると思います。

大体の説明がされますが、一番気になる金利をしっかりと聞いておきましょう。0.1%変わるだけで何十万円も支払い額が変わります。

 

私の場合は変動金利で0.91%を提示されました。仮審査は何行でも審査してしまって大丈夫です。大体の人が、めんどくさい、分からないから、という理由で決定してしまうようです。

ですが、「その金利本当に低いですか?」「もっと低い金利の銀行はありませんか?」金利以外にも、保証料、事務手数料など銀行によって変わります。

アルヒ(ARUHI) フラット35で諸費用57万7千円の得をしたので全て公開します!

 

銀行選び

ではどうすればいいのか。まずはキャッシュカードやクレジットカードを持っている銀行があるならまずはその銀行へ行ってみましょう。

もし、不動産屋で行った仮審査が通っているなら、その金利を正直に伝えても良いでしょう。私は「〇〇銀行はこの金利でしたが、おたくはどうなのか気になって」と言いました。

3件ほど同じように回って仮審査をお願いすると・・・、金利0.61%の銀行が見つかりました。金額にすると200万以上得をした訳です。

もちろん銀行によって保証料なども違うので、その辺もしっかりと見ておきましょう。

 

比較の重要性

初めにも言いましたが、住宅ローンの金利で1万円でも節約をしたい、とお考えであれば自分の足で比較して稼いでください!

大変ですが大切なお金です。結果的に私は少しの手間で200万以上得をしましたので。



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