崖の上の家は危険!? 住んでしばらくして見落としていた部分に気づいた

崖の上の家は危険!? 住んでしばらくして見落としていた部分に気づいた

崖の上の家に危険が忍び寄っている??(神奈川県40代女性・2009年に中古戸建購入)

我が家は山を切り崩した住宅地です。

家を探している時に不動産会社の折込チラシが入り、売りが『港町が一望出来る!夜景が綺麗!』、でした。

オープンハウスを見に来た時にリビングの東側の窓から見える景色が最高で、視界をさえぎるものが何もない!夜景も良く見えて、ここに決めました。

実際に住んでみると、風は強い・日差しは強すぎる・坂がキツイ、と色々と不満は出てきましたが、「ある程度は仕方がない」と思っていました。

ところが3年前に「仕方がない」ではちょっと済まないかも、という事が起こったのです・・・

 

我が家の家の周りは柵になっていて、内側はコンクリートで固められています。

東側の柵の外側は1メートルくらい平坦な地面があり、その先は下に向かって崖(急な坂)になっています。

3年前の夏は台風や大雨が多かったのですが、その時は特に気にならず。

秋になって、ふと下を覗くと、崖の途中に小さな地滑りというか土砂崩れができていました!!

ご近所の方にみてもらったのですが「これくらい大丈夫!」

また、家が建った当初から住んでいる方も「建築会社がしっかりしてるから平気よ」と言われました。

 

ですがやっぱり気になるので、他県で建築会社を経営している親戚に電話をしたところ「とりあえず、まずは県か市に電話で相談してみてからだよ」と。

そういえば、確かその1年前に『崖地の現地調査』との事で柵の外を調べに来ていたのを思い出しました。

プリントを探し、そこに書いてある建築防災課に電話をし、事情を伝え、1週間後に来てくれる事になりました。

良かったぁ、ほっと一安心。

と思って待ちに待った当日、来てくださった方々から言われたのは「崖の一部がお宅の土地だから、自治体としては何も出来ないんです」でした・・・

 

確かに『雑地』として固定資産税を取られているのですが、このまま放っておくと危ないかもしれない。

「せめて、崩れているところだけでもブルーシートを敷くなり地面を固くするなりできませんか?」と食い下がると、パンフレットを渡されたのです。

そのパンフレットは『がけ地減災対策工事助成金制度』というものでした。

「崖をコンクリートやモルタルなどで固めたりフェンスを付ける工事で、ご自分達で業者に頼み、自治体が少し金額を負担する制度です」だそうです。

金額をこっそり聞くと莫大な金額でした!!!

ご近所の方々にそれとなく話したら「気にし過ぎ!大丈夫だから」。

 

ですがやっぱり気になるので親戚に事の顛末を話したところ、しばらくして見に来てくれました。

そしてホームセンターで土のう袋を買い、主人と一緒に土のうを作り、地滑りしているところと少し上の部分。

それと、いえの柵の外側の平坦な地面の部分にも土のうを積み上げてくれました。

「これでしばらくは大丈夫だと思うけど・・・」

「住宅は10年保証が付いてるけど(家は中古なので付いていませんが)、土地というか地面や土は自然のものだから、常に変わり続けるよ」と。

あれから2年経った昨年。また崖の調査がきて(3年に1度)、家や周辺は『土砂災害警戒区域』になってしまいました・・・

 

昨今の自然災害や異常気象は本当に恐ろしいです。ひとごとではありません。

いつでもどこでも誰もが巻き込まれる可能性があると思います。

これからマイホーム購入を検討されている方で、もし山の上や、直ぐ近くに山や崖がある家がいいなと思った時には、是非ハザードマップや万が一何かあった時の対策がきちんとあるか確かめてから決めた方が良いかと思います。

我が家みたいに『足元』を見落とさない様に、気をつけて下さい。

 

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