丘の上の家を買い住んでみて感じた正直な感想。マイホーム購入において下見はやはり重要

丘の上の家を買い住んでみて感じた正直な感想

丘の上の家に住んだらみえてきたこと(神奈川県40代女性・2009年に中古戸建購入)

10年以上前に舅が亡くなり、主人の実家に行くことが便利なように、実家近隣の家を探していました。

ですが、なかなか駅の周辺や繁華街の付近では手が出せる金額の家がなく、不動産屋さんに行って紹介して頂いては「すみません。今回は・・・」とお断り状態でした。

半ば諦めていた所に、新聞の折込チラシ『初公開!丘の上に建つ 夜景を堪能する ゆとりのある住まい』が入ってきました。

見てびっくり、主人の実家から歩いて10分程の場所です。

しかもオープンルームも直ぐで「これは何かの縁かもしれない」と、家族で相談し、お休みの日に現地のオープンルームへ車で見に行きました。

中古物件とは言え、とても綺麗で外観もおしゃれです。中も広々としています。

何よりも景色が最高です。窓も大きく、外にはさえぎるものがない視界!!

青空と、遠くに港と海が見え、夜景も綺麗そうです。

不動産屋の担当さんに聞くと、山の上を削り、1つの街にする形で新興住宅地を作った、との事でした。

なので、周りの20件近くの家も同じ時期あたりから次々に建っている、との話です。

閑静で綺麗で実家にも近い。駅やバス停までも歩いて行ける、との事で、ここをマイホームに決めました。

 

いざ、引っ越しをして、まず思ったのが「駅まで遠いぞ」でした。

そうです。実際、オープンルームも、ご近所へのご挨拶も、引っ越し当日も、全て車でした。

家の周辺は歩いてはいたのですが、駅までは行った事が無く、歩いてみると30分はかかり、帰りには急な上り坂しかない事も分かりました。

ペーパードライバーの私は、越してから自転車を買おうと思っていましたが、急遽、坂を登る為に電動アシスト付き自転車に変えました。

 

また、家は袋小路のどん付きで、住んでいる人以外は車の出入りがあまりなく、引っ越しした当初はご近所のお子さんたちも小さかったので井戸端会議が毎日の様にありました。

そこでの話題は「早くここから引っ越ししたいわよねぇ」でした。

「えぇっ?!うちは引っ越ししてきたばかりなんですけどぉ」と言うと「やっぱり平坦な場所が一番よぉ」と。

皆さん、車を運転出来るのにそう思っているのか・・でも引っ越して間もない私にはまだ実感が湧きませんでした。

・・・何か月か経つうちに段々と分かってきます。

何故、こんなに風が毎日強いのか⇒山の上で遮るものが無いから。

何故、こんなに外壁や屋根が傷むのか⇒遮るものが無く、日差し・風が強いから。

・・・洗濯物は常に飛ばされそうですし、物干し台ごと何度か倒れた事があります。夏は洗濯物が直ぐに焼けてしまいます。

バス路線も3つあるのですが、、バス停3つまでが全て10~15分はかかり、そのうちの2つは更に下って登った場所でした(ちなみに主人の実家はバス停の近くにあります)。

一番困るのが、具合が悪くなった時です。

元気な時は買い物など電動自転車で行けますが、病気の時はバスかタクシー、もしくはご近所の方に連れて行ってもらうしかありません。

念の為の市販の薬がどんどん増えていきました。食材も冷凍庫は常にパンパンです。

 

最近の高齢者の運転事故のニュースを見ていると「いつまでも運転出来る訳では無い」と思いますし、足を怪我したり歳を取っていくうちに、私も段々と「平坦な場所の家がいいなぁ」と思えてきました。

山の上は『不便』。この言葉がぴったりです。

いろいろな「マイホーム購入マニュアル」などを読むと「家周辺を歩いてみる」と書いてありましたが、私は駅やバス停、スーパーや病院までは歩いてはいませんでした。

『主人の実家が近い』との事もあって、生活の不便さをあまり深く考えていなかったのです(主人の実家からはバスで直ぐ駅まで出られますが、その事まで気が付きませんでした)。

これからマイホームを購入される方・お探しの方は、ぜひ契約前にその場所で生活をするイメージをしてみて下さい。

家の中や周辺だけでは無く、通勤・通学、駅や買い物・病院など楽に通えるか・・・出来れば確認をされた方が後々の後悔が少なくなるかと思います。