目の前にマンション。重要な日当たりが消える。。

京都府中央区・K様より

南側にマンションの建築計画が・・・。ノンフィクションです。


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京都市でマンション購入後の体験談

祇園祭の鉾町に建つ我がマンション。

日当たりも良く、日本三大祭の祇園祭にも参加ができるとても気に入っていたマンション。

突然の再開発により、日当たりの良かった我が家が一日中陽の当たらない部屋へとなってしまった。

被害を受けるマンション住民とマンション管理組合で対策委員会を結成するも、計画は進行していく。

最後は、弁護士にも相談する事態になった。

絶好の立地!絶好の眺めの12階マンション!

我がマンションが建設されたのが、今から12年前でした。

ちょうど、今年1億3千万余の金額で大規模修繕を行う時期にやってきました。

ちょうど、市の建物に対する高さの条例が出るギリギリで建設されたマンションでした。

それ以降、我がマンションより高いマンションは建設されていません。

屋上からは、今では珍しく「五山の送り火」が六つとも微かにみえるマンションでもあります。

販売時に「隣には高い建物は建たないから」と言われた

マンション販売時、とても販売価格が高かったにも関わらず人気があり即売のマンションでした。

我が家の用意できる資金では、上位の階は購入困難の為一時は購入を諦めました。

しかし、営業マンの方から、我が家の購入資金なら2階から4階の部屋なら買えると伝えらえました。

家内は、もう少し上の階で日当たりの良い方が良いので乗り気ではありませんでした。

すると、営業マンから、「隣のお宅は現状維持です。日当たりは、4階でも良いですよ!」と勧められました。その話を鵜呑みにして、失敗したのです。

「京都町屋再生事業」に翻弄されて

観光都市として、全国いや世界に知られるようになった京都市です

京都の街並みを残そうと、個人の住宅まで新築や改築に条例で縛りをつけています。

その中のひとつとして、「京都町屋再生事業」がありました。

その対象となっていた京町屋が南隣に建っていたのです。

営業マンは、その支援を受けている町屋なので壊す事は無いと言い切っていたのです。

その町屋見学もしました。

色々な京都らしい教室を開いていたり、能や狂言師の講演会等のチラシが貼ってあったりと活気に満ちた利用がなされていました。

京都市のまちづくりの事だからと安心していました。

「10年ひと昔」先人はそんな言葉を残しています

引越し後、とても楽しい生活をしていました。

子どもたちも、転校した時は「小さい運動場やな!」「空気悪いんちゃうか」と文句を言っていたにも関わらず、数週間で引越して良かったと言ってくれていました。

時々、下の町屋からは琴や尺八の音色が、祇園祭には祇園囃子が聞こえてきました。

そんな生活を11年過ごしていた頃に事件は起きたのです。

突然の町屋が閉鎖になったのです。

町屋再生事業はどこへ行ったのでしょう。

詳しく調べれば良かったと思いました。

活用は、持ち主次第であるとのことでした。

10年経つと経営者の考えも変わったのでしょう。

存続を願う住民も多く、京都市に買い上げて貰い、今まで通り町屋を残して欲しいと署名活動を起こしましたが無理でした。

マンション計画進行

土地は、転売され、マンション計画が持ち上がりました

我がマンションは中京区です。

しかし、隣の土地は下京区でした。

町内も違い、マンションを建てる側の町内には設計前から十分な説明をし、設計時から配慮していました。

私たちマンション住民が建設の説明を受けたのは、その後、設計図が出来てからでした。

説明会日程も、平日の午後7時からと案内がありました。

到底、仕事をしている方は殆ど参加できませんでした

結局、北側の私たちのマンションは眼中に無かったのです。

マンション住民が立ち上がった

私たちのマンションは、100戸近くあり周りの中でも戸数の多い物件です

説明会に参加された数名の方から、管理組合に報告が上がり「生活が侵される」との見解で臨時総会を開く事になりました。

臨時総会に、建設業者を呼ぼうとしたのですが説明会は終わっていると拒否されました。

その事もあり、建設対策委員会を設けて掛け合うことになりました。

また、市役所や警察署等にも現状の説明を致しました。

しかし、施主元をはじめ、建設会社は再度説明会の開催を認めませんでした。

「弁護士」の力は凄い!

100戸近い大きなマンションです。

色々な職種の方がお住まいになっています。

その中に、弁護士さんもいらっしゃいました。

その方のアドバイスもあり、このような件がお得意な弁護士事務所がある事をお聞きし、管理組合からも資産としてマンション価値が下がるのではないかという事で資産援助を頂き、弁護士事務所に相談しました。

結果、直ぐに施主側の顧問弁護士が登場し、説明会の実施となりました。

その後も、弁護士を通して、こちらの要求を伝えていくと話がスムーズに進みました。

商業地域は「日照権」は認めてもらえない

商業地域であることから、日照権問題では勝訴できないとの判断であったので、窓とベランダ位置で勝負に出ました。

建設マンションの設計時点で、私たちのマンションは考えられていませんでした。

なので、窓を開けると前のマンションのベランダまで2.5mという事がわかりました。

改善を求め、また、両マンションとの幅、ベランダや窓位置の変更を申し立てました。

一部の設計「窓の位置」と「形状」を変更することに

弁護士事務所に相談後、施主や委託されている建設業者の態度がいっぺんしました。

窓の位置や形状を変更し、ベランダ部分を変更させる事が出来ました。

しかし、陽射しが部屋に入る事はもう無いのでしょう。

夏の暑い時に、少しだけ日差しを感じられるのでしょうか。

民泊の話し合いも

現在は、建築が始まっています。

次は、建設後の心配があります。

それは、民泊です。

現状のマンションでも、民泊を禁止する等の規約改正を行っていると聞きます。

私たちのマンションも規約改正を検討中です。

隣のマンションにも民泊を禁止してもらう旨を販売前の規約に入れさせる話し合いを弁護士事務所を通して行っています。

 





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