居住中の中古マンションや中古戸建を内覧する時にチェックポイントを知らなくて、買った後に後悔なんてことがあります。
居住用の中古物件を購入する際は、しっかり時間をかけて内覧することが大切です。
特に居住中の部屋の内覧の場合は要注意。
建て付け家具の中まではチェックできないことも多いと思います。
売主さんが自己申告してくれない限り汚れやヒビ割れなどを確認することができません。
実際に東京23区内の築18年の中古マンションを購入した時の体験談をお話しいたします。
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居住中の中古物件の内覧はチェックポイントを知っておかなければ後悔のもと
お部屋を内覧する時って、間取りや部屋数のことは気になるのですが、網戸の状態、キッチン周りの不具合までは見落としがちですよね。
内覧の時も間取りや収納容量などを中心に拝見しました。
2回そのお部屋を内覧し、価格交渉の末に購入を決めたのですが、築18年の中古物件、もっとじっくり拝見し、価格交渉も辛口でするべきだったと今更ながらに後悔しています。
キッチンの食洗器の関係で蛇口の向きを変えられない
不満な箇所、まずはキッチンです。
そのキッチンにはシンク脇に食洗機が置いてあったのですが、その食洗機もそのまま使ってください。
ということでしたので、ビルトイン式の食洗機を設置する場所は収納になっていたし、食洗機もかなり新しいものだったので、ありがたく頂戴することにしたのです。
ところが、入居して驚いたことは、蛇口が固定されていて水道水の出る位置を変えることができないということです。
普通は左右に振ることができるはずなのに…水道水が出る位置が変えられないことにかなり不敏さを感じてしまうのです。
人によってストレスのかかり具合というものは違うと思います。
前住居人はあまり気になっていなかったのでしょう。
でも、水道水の出る位置を変えられるのが当たり前と思っていた私は唖然としてしまいました。
この食洗機さえなかったら蛇口の位置を変えられるはずなのです。
しかも使っているうちにその食洗機の置いてある位置も煩わしいことに気づき始めました。
食洗機の裏側にスイッチがあったりコンセントの位置がかなり上についていたりと、とにかく使いづらいのです。
結局廃棄することにしました。
網戸の穴を見落としていた
次に網戸です。
網戸に穴。ハエも蚊も入ってきそうな穴が…
内覧でそんなところまで見ていなかった。
夏が不安になります。
多分、前住人は気づいていなかったから申告しなかったと思われます。
収納の中は汚れていた
そして、建て付け収納の内側がかなり汚れていたのです。
居住中の内覧では荷物が入っていたので中の状態までは確認することができませんでした。
がっかりです。住んでみてしみじみ感じる壁紙の黒ずみ。
排気孔の周りや角は汚れが目立つものです。
壁紙の剥がれはなかったものの、こんなに汚れが目立つようであれば全居室クロス張替えをしなければなと感じております。
居住中の中古物件の内覧はチェックポイントを押さえリフォーム費用の確認も
これらの事は、購入前に分かっていたら直してから引き渡して欲しいですし、購入者側でリフォームをするのでその分の値引きをしてもらうなどの方法があると思います。
それを考えると中古物件購入の際はリフォームをするのにどれだけかかるかを試算した上での購入が望ましいと思うのです。
東京都Y様