一級建築士と合わないなかで進んでいった和室リフォーム

間取図の原稿とシャーペンと三角スケール

「建築士と合わない」なかで行われた和室リフォームの体験談のご紹介です。

スポンサーリンク

【体験談】建築士と合わないということが徐々にわかってしまった

『東京都Y様より』

中古マンションを購入し、リフォームした際の話です。

ある事情で父と別居することになり、これまで住んでいた家を手放し、母と私は小さなマンションに移り、二人で生活していくことになりました。

手頃な中古マンションを見つけたので、購入し、内装を少しいじってリフォームすることにしました。

部屋はすべてフローリングの洋室でしたが、母は畳の和室の部屋を希望したので、母の部屋だけ和室タイプの部屋にリフォームとなりました。

具体的な作業としては壁紙の張り替え、フローリングから畳への変更、窓をふすまに変える工事、そして床の間の増設です。

マイホーム和室のメリット・デメリット

 

親身な建築士

今回リフォームをするにあたり、担当となった年配の一級建築士の男性の方が大変親身になって相談に乗ってくれ、和室にするのであれば、現代風のモダンの和室がオススメということで、いろいろな畳を取り寄せてくれました。

最近の畳は以前のと違い、修理がほとんど必要ないこと、また、お手入れもとても簡単で扱いやすいということで、それに決めました。

そして壁紙については、当初は水色や空色のものを希望していたのですが、せっかくの和室なので和紙が合うということで、和紙を勧められました。

今思えばここからが全ての始まりだったですが、担当者いわく、和紙は一枚一枚風合いや絵柄が違い、一枚として同じものはないので、自分がいいお店を紹介するので、そこに行き自分の好みのものを選んでほしいとのことでした。

 

リフォームに対する温度差

大変ありがたく嬉しい話なのですが、正直なところそこまでこだわるつもりはなく、適当に良さそうなのを選んでもらうので良かったのですが、担当者の熱意に負け、断りきれず結局お店に行くことになりました。

和紙の専門店であるそこのお店には、確かにたくさんの種類の和紙があり、いろいろ選べましたが、美的センスのない私と母にとってはお店に来てまで選ぶということにそこまでの価値を感じられず、申し訳ないような、もったいないような、なんともいえない複雑な気持ちでした。

 

今回の担当者は一級建築士ということもあり、色彩や素材、バランスなどあらゆる面から総合的なアドバイスをたくさんしてくださり、大変助けにはなったのですが、リフォームにかける心意気や意気込みにおいて、私たちとの間に段々と温度差を感じるようになり、最終的にはその部屋の主である私たちよりも、担当者が一人で盛り上がって頑張っているという構図が出来上がってしまいました。

 

結果的に「合わなかった」ということに

そんなこんなでかなりの時間と労力がかかって完成した和室は、確かにとっても素晴らしいものになりました。

細かいところまでこだわって決めたわりにはリーズナブルな価格で済み、その全てにおいて建築士にはすごくよくしてもらい、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

ただ、もう一度リフォームをすることになった場合も同じ建築士にお願いするかと聞かれたら、ちょっと考えてしまうかもしれません。

結果としてはオーライで、なんの後悔もありませんが、少し疲れたというのが正直な感想です。

素敵にリフォームできたので、本来の目的は十分達成していますが、それ以外にも相性やそこにかける思い、熱意、バランスなど、様々なことが重要なのだと、贅沢な悩みですが、勉強になった一件でした。

【関連】設計士と合わない。あなたならどうしますか?



スポンサーリンク



間取図の原稿とシャーペンと三角スケール