リフォームの仕上がりが雑(悪い)・不満などなどの失敗談より学ぶ

リフォーム済みのフローリングの仕上がりを虫メガネでチェック

これからマイホーム購入で、リフォームを考えている方や、リフォーム済みの物件購入を考えている方へ。

仕上がりが雑だったり、悪かったりなどなど不満は残したくないものです。

ここではリフォームにまつわる体験談(+アドバイス)を取り上げていきますので参考下さい。

 

【体験談①】住んでわかった「リフォームの仕上がりが悪い」という事実(東京都・女性)

ネジの締め方1つでリフォームの出来がわかります。私はリフォームの仕上がりに不満の残ったマンション購入となりました。

賃貸マンションの更新時期が近付いたのを機に、マンション購入を考え始めました。新築マンションでは予算オーバーなので、中古マンションの新規リフォーム物件を探しました。

何社も、何十件も物件内覧を行い、日当たり抜群で駅チカ。外装は古いですが、室内は新築となんら遜色ありません。なにせ新規リフォーム済ですから。

コンセントの位置は実際に使用する時に使いずらくないか、建物は歪んでいないか、上下両隣から音は聞こえないか…。慎重に確認を行い購入を決めました。

 

しかし住んで1ヵ月。洗濯機置き場の扉が外れました。引き戸タイプで観音開きの扉が外れネジ1つで留まっている状態です。

洗濯の度に外れ、何度も付け直しを繰り返し最後には足蹴を食らわすことも…。

 

ある日部屋の掃除をしていた時のことです。1つ目の部屋の掃除が終わり、掃除機のコードを引っ張りながら次の部屋へ。

すると「カシャッ」と何かが落ちる音がしました。見ると見たことない長方形のプレートが・・・。何だこれは?とあたりを見回すと扉のネジ隠し用のカバーでした。

「コードが引っ掛かったのね」と取り付けようとしても、付けたそばからまた落ちる。そして付けては外れ付けては外れ…今ではお掃除の恒例となりました。

 

こんな事が続き、部屋の扉、お風呂場の扉、キッチンの収納扉まで、扉という扉を確認したところ愕然としました。

ネジ山が潰れ二度と外すことができないもの、ちゃんと締めておらず斜めにささったままのもの、ネジがないものまで出てきました。

 

それを機に建具や床材、クロス、トイレの設置状況まで確認をしてみると、上からはわからない箇所の床材が張られていない、または仕上げが雑だったり、扉の枠が斜めだったり、クローゼットの内側クロスが中途半端に貼られていたり・・・。

室内全部に欠陥箇所がありました。

 

リフォームの仕上がりは自分の目で確認を!

新築・中古にかかわらず、建物の基礎や土台はもちろんですが、いくら内装がキレイでも取り付けが雑では最悪です。ネジ1つの締め方で家全体の完成度がわかります。

これからリフォー済み物件の購入を考えている方は、扉の取り付けネジを必ず確認することをオススメします。リフォームの仕上がりを自分の目で確かめましょう。

 

【体験談②】リフォーム担当の一級建築士が悪いわけでもなく、仕上がりについても不満というわけではない。ただ温度差が…(東京都Y様)

中古マンションを購入し、リフォームした際の話です。

 

ある事情で父と別居することになり、これまで住んでいた家を手放し、母と私は小さなマンションに移り、二人で生活していくことになりました。

手頃な中古マンションを見つけたので、購入し、内装を少しいじってリフォームすることにしました。

部屋はすべてフローリングの洋室でしたが、母は畳の和室の部屋を希望したので、母の部屋だけ和室タイプの部屋にリフォームとなりました。

具体的な作業としては壁紙の張り替え、フローリングから畳への変更、窓をふすまに変える工事、そして床の間の増設です。

 

今回リフォームをするにあたり、担当となった年配の一級建築士の男性の方が大変親身になって相談に乗ってくれ、和室にするのであれば、現代風のモダンの和室がオススメということで、いろいろな畳を取り寄せてくれました。

最近の畳は以前のと違い、修理がほとんど必要ないこと、また、お手入れもとても簡単で扱いやすいということで、それに決めました。

 

そして壁紙については、当初は水色や空色のものを希望していたのですが、せっかくの和室なので和紙が合うということで、和紙を勧められました。

今思えばここからが全ての始まりだったですが、担当者いわく、和紙は一枚一枚風合いや絵柄が違い、一枚として同じものはないので、自分がいいお店を紹介するので、そこに行き自分の好みのものを選んでほしいとのことでした。

 

大変ありがたく嬉しい話なのですが、正直なところそこまでこだわるつもりはなく、適当に良さそうなのを選んでもらうので良かったのですが、担当者の熱意に負け、断りきれず結局お店に行くことになりました。

和紙の専門店であるそこのお店には、確かにたくさんの種類の和紙があり、いろいろ選べましたが、美的センスのない私と母にとってはお店に来てまで選ぶということにそこまでの価値を感じられず、申し訳ないような、もったいないような、なんともいえない複雑な気持ちでした。

今回の担当者は一級建築士ということもあり、色彩や素材、バランスなどあらゆる面から総合的なアドバイスをたくさんしてくださり、大変助けにはなったのですが、リフォームにかける心意気や意気込みにおいて、私たちとの間に段々と温度差を感じるようになり、最終的にはその部屋の主である私たちよりも、担当者が一人で盛り上がって頑張っているという構図が出来上がってしまいました。

 

そんなこんなでかなりの時間と労力がかかって完成した和室は、確かにとっても素晴らしいものになりました。細かいところまでこだわって決めたわりにはリーズナブルな価格で済み、その全てにおいて建築士にはすごくよくしてもらい、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

ただ、もう一度リフォームをすることになった場合も同じ建築士にお願いするかと聞かれたら、ちょっと考えてしまうかもしれません。結果としてはオーライで、なんの後悔もありませんが、少し疲れたというのが正直な感想です。

素敵にリフォームできたので、本来の目的は十分達成していますが、それ以外にも相性やそこにかける思い、熱意、バランスなど、様々なことが重要なのだと、贅沢な悩みですが、勉強になった一件でした。

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