東京郊外のニュータウン新築マンションを買って良かったこと・後悔してること

2006年に東京郊外のニュータウンにマンションを購入しました。

購入して14年が経過ましたが、不動産のように大きな買い物で100%満足な買い物は難しいなと改めて感じます。
改めて満足できたこと、後悔したことをご紹介したいと思います。

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東京のニュータウン新築マンション購入後の感想

初めてマイホームを購入したのは私が39歳の時。
サラリーマン生活も17年、結婚し子供も二人恵まれました(当時で小学校4年生と幼稚園年長組)。

転勤続きで、上の子は3つの幼稚園に入り、小学校も2校目でした。
家賃が安いのが魅力だった社宅からそろそろ出たいと感じていました。

良かったと思うこと

①マイホームの全体予算(無理の無いようにすることが大事)

40歳までに購入したいと考えていましたが、それは住宅ローンの返済額を考えた結果です。
健康でも60歳が定年ですから、40歳で購入すると現役期間は20年。

私のマイホーム購入は、返済期間は20年ということが最初に決め、そこから毎月負担できる金額をもとに、ローンの借入額が二番目に決定、そこに自己資金を加えた金額でマイホーム購入予算の上限を決めました。

現在、下の子が大学生になりましたが、教育費は考えていた以上の出費でした。
何とか乗り切ってこれたのも、最初の段階で、購入予算は背伸びしないという方針を立てたからだと思います。

②業者さんの選定は?新築か中古か?(決め手は設備)

新築マンションにするか中古マンションにするかは、予算に大きく影響するポイントでした。
また、その頃に耐震偽装問題が発覚し、国会でも取り上げられる騒ぎが起こりました。

信用できる業者さんの選定を最優先事項として、結局、デベロッパーは電鉄系の不動産会社、建設施工業者は財閥系の建設会社の物件にたどり着きました。

新築か中古かの決断理由は、新築物件と中古物件の設備の差でした。
当時は今と違ってマンション不況で、販売を伸ばすために様々な設備がマンションに装備されていきました。

中古でも改造すれば良いと思っていたのですが、例えば、生ごみを粉砕できるディスポーザーは、いくら予算があっても単独で設置はできないことや、ベランダの奥行が中古と新築では差があったことなど、改造では解消できない問題があることがわかりました。

将来的な転売を考えると、こうした部分は差がつく原因になると感じましたので、新築物件に絞ることにしました。

※ディスポーザーの設置は専用の浄化槽をマンション全体で設置しないと許可されないそうです。

③駅からの距離・立地(郊外のマンションは、駅からのアクセスは重要)

マンション購入に際して最も気にしたのは、駅からのアクセスで、広告で徒歩10分未満という点にこだわりました。

予算と立地の関係で都心の物件はあきらめ、東京都心から電車で45分程度の郊外ニュータウンにたどり着きました。

将来的に子供が独立したら、夫婦の故郷である関西に帰りたくなる可能性もありましたので、転売に困らない物件選びは非常に重要視しました。

特に、郊外ニュータウンではその傾向は強く、駅からバスという距離では、同じ時期の販売物件でも中古価格が大きく違うのは想像以上でした。

後悔していること

①通勤(40分差が毎日続くと辛い)

郊外に移り住んだことで、社宅と比べて通勤時間はプラス40分となりました。
説明の必要はないと思いますが、これは、覚悟していた以上の辛さです。

東京の最も嫌な部分を、毎日経験できます。
これで駅から遠いと最悪だったでしょう。

②不動産市況(都心との差は歴然)

駅から徒歩7分、タワー34階の29階の物件ですが、23区内の活況と比べると、郊外の物件の動きは別です。
今でも購入価格を維持できればラッキーな部類でしょう。

想像以上にマンションの値段は二極化が進んでいると思います。
地元の不動産屋さんが、「この物件なら即決したいお客さんがいますよ」と言いますが、財布のひもは固く、購入価格程度が限界です。

格差を感じるたびに、「甘かった」と後悔しています。

③アフターファイブ(ニュータウンは大人のための街ではなかった)

大失敗しました。
店は豊富にあるし、綺麗なスーパー、ショッピングセンターもあります。
買う前も、買ってしばらくの間も「便利でいい街、大満足!」と思いました。

しかし、子育て落ち着いた今思うのは、この街は見事に家族向けだけで、一人で行ってくつろげるBarとかは皆無。
「だれかオープンしてくれませんか」とお願いしたい気落ちです。

④転売は考える必要がなかった

住めば都とよく言います。
今、住んでいる街はニュータウンなので、似たような家庭が多いです。
私も同郷(関西)の友人が増えました。

さらに同じ町内には、嫁さんの高校(奈良県)の同級生も住んでいることが最近判明し、嫁さんも大喜びです。

また、子育て時期を共有したご家庭との関係は、子育て終了後も格別です。
引っ越し続きでは、こうした友人は作れなかったかも知れません。

転売しやすさも考慮しながら、マンションにしたのですが、後から思えば大誤算でした。

一戸建てなら10年も住めば、建物にかかる固定資産税はかなり減りますし、マンションでは味わえないメリットはたくさんあります。

転売のし易さを考えてあれこれ悩みましたが、その重要性が下がった状況を振り返ると、もう少し別の選択肢もあっとのではないかと考えています。

 

これからマイホームを購入される方へ

マイホームの購入はなかなか難しいです。
今の日本は長い不況だった頃とは経済環境が異なりますので、難しいと思います。
チャンスかも知れませんし、待つ方が良いケースもあるでしょう。

これから購入される方へのアドバイスとしては、

  1. 納得できるまでよく検討し、絶対に慌てないこと
  2. 不動産会社とは上手く付き合うべきだが、最後に決めるのは自分であること
  3. 15年も先の将来をイメージするのは困難、購入経験者の意見を先入観なく聞くこと
  4. 待つのは良いが、自分の年齢ともよく相談すること

しかし、マイホーム購入で最も大切なのは購入してからです。
その街で楽しく暮らせるかどうかが最も重要です。
近隣の方とのトラブルで引っ越しした人はたくさんいます。

住んでからの行動次第で、満足・不満は変わりますので、楽しく明るい未来を描きながら購入して欲しいと思います。

東京都 50代 男性





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