老後の住まいをマンションへ。完璧すぎるが故に肌にあわず引っ越しへ

芝の上にシニア夫婦の人形

老後の住まいはマンションとお考えの方へ。今回は「マンションに引っ越したものの、便利すぎて肌に合わずに引っ越しすることになってしまった」という体験談のご紹介です。

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体験談:老後の住まいをマンションに。ところがすぐに売却へ…

大阪府 40代 女性より。おじとおばの体験について。

子供も独立し、夫婦二人になって、古くなった家を建て替えたりリフォームするよりも小さくてもマンションぐらいの方が住み良いのではないか…そう考えてマンションを購入したおじとおば。

大きな駅前の高層マンション。セキュリティも完璧。エレベーターで下に降りれば目の前には駅。大型スーパーやショッピングモール、飲食店も病院も、目の前で何でも揃う便利な環境でした。

バスや電車、車を使わなくても全て生活が出来る環境は高齢者には至れり尽くせりと思われました。最新のセキュリティや常駐のコンシェルジュもおり、高級ホテルのようなエントランス。

占有スペースもお隣とのプライバシーをしっかり守れ、外部からの視線も気にならない設計になっています。生活感に溢れた白を基調とした内装に、完璧すぎる防音設備でプライバシーは完全に守られているのですが…

問題点

お部屋の中にいると、全く外部との関わりを絶たれてしまい、勿論隣の方が在宅中なのかもわからないほど静かな空間です。

あまりにも便利過ぎて、あまりにもプライバシーが守られ過ぎて、あまりにも生活感が感じられな過ぎて、半年、一年、時間が経つほど、おじとおばは喜怒哀楽も感じなくなるほど、鬱状態になってしまいました。



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ご近所の生活音。窓を開ければ人の声が聞こえる。買い物ひとつ、例え5分でも歩かなければスーパーはない。周囲の視線を気にしながらの生活は時には億劫に感じる事もあるのでしょうし、近所づきあいがストレスに感じる方もいらっしゃると思います。

けれども、特に高齢者の場合、多少のストレスを感じてでも、人の声や生活音を聞き多少億劫でも体を動かしお買い物に行き、人の視線を気にするぐらいの緊張感をもって生活出来る環境が、生きていくためには欠かせないものなのではないかと思い知らされました。

夫婦は短期間でマンションを手放し、下町風情のある土地に引っ越しました。ほんの少しずつ、笑顔が戻ってきています。

老後の住まい選びにあたって

老後の新居を選ぶ時、便利な環境であることにこしたことはありませんが、居住の年齢層によっては、便利過ぎる事によってコミュニケーションがなくなり、せっかくの新居が苦痛な空間になってしまうことがあります。

最新の設備が必要なのか、交通の便が必要なのか、家そのものだけではなく、自分が望む環境をしっかり考慮して住まい選びをすることをおすすめします。



芝の上にシニア夫婦の人形



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