「タワーマンションに住んでみて」千葉県30代男性の正直な感想

青空に向かってそびえ立つタワーマンション
タワーマンションに住んでみて感じた正直な感想を聞いてみたい。実際どうなの?

こんな疑問を持った、タワーマンション購入を考えている方へ。

ここでは、実際にタワーマンションを購入した方より、住んでみて感じたメリットやデメリットについての感想をいただきましたので、ご紹介します。

 

【体験談】タワーマンションに住んでみて@千葉県

千葉県30代男性

 

2014年5月にタワーマンションを購入しました。

動機は会社の社宅制度を利用しており、いつかは補助が無くなるからそれまでにいい物件があれば買ってもいいかなと妻と話し合っていました。

 

ある日、電車の車内広告にタワーマンションを発見。当時「タワーマンションなのにその価格なの??」というぐらいの興味本位でモデルルームの内覧に出かけました。

妻と自分が出勤しやすい立地であり、今後、子供ができたさいに育てやすい場所で、もし転勤等で売るとなった場合に価値が下がらないマンションということで検討しました。

駅近マンションの資産価値。購入して実感!

 

そして、31階建ての26階の部屋を契約することに。

周辺の相場価格から言っても、タワー上層階という付加価値(今はそうでもないですが)をプラスしても明らかに割安な価格設定でした。

 

当時、東日本大震災の仮設住宅建設、オリンピック用施設建設、そして増税直後というあらゆる高騰要因の中で不思議な値段設定でした。

 

当時江東区にタワーマンションが乱立し始めており、同じ平米数で比較してもやはり安い、念のため調べ尽くした結果その理由は

  1. 東日本大震災以前に全て計画から売り出し価格まで決まっていており、高騰要因のあおりを受けなかったこと。
  2. 消費税増税直後は、逆にマンションは特に買いだということ。増税前に需要の先食いで煽って反動が来る。ちなみに、①の時点で売出し価格が決まっているので増税分も価格に吸収されている。
  3. 沿岸部の物件でオーシャンビュー重視で売っており、非オーシャンビューの物件は割安だった。

 

第2期3次で残りの部屋は3割程度でしたが、いい買い物だったのではないかと思っております。

 

住環境良良し

住環境、エリアをしっかり選定して住めば基本的に不快な思いをすることは無いのもタワーマンションの魅力ではないかと思っています。

それは、普通に住む分には周辺の喧騒に巻き込まれることも無く、特に不便を感じ無いのも逆に魅力です。

近隣の付き合いや煩わしいことが少ないのもいい点です。

数年前にタワーマンション内の格差を題材にしたドラマがありましたが、あの様な話は私の住むエリアでは聞いたことがありません。

学区内の小中学校は県内屈指の人気公立学校エリアでした。ここに入れたいと考えている親御さんが集まってきていました。

また名門高校やインターナショナルスクールも近くにあり、教育熱心な親子が集まっており、住民の意識が高いことが奏功したものと思います。

 

眺望良し

富士山、海、東京タワーなどこういったものは見られませんが、当然ながら視界を遮るものが一切ありません。

関東平野特有の平地が一面に広がっており、地平線と一部水平線が望めます。

また、夜はビルやマンション群の綺麗な夜景が望めることはいうまでもありません。

ちなみに私の部屋にカーテンは取り付けておりませんでした。

 

設備関係良し

部屋内の設備はディスポーザーや24時間換気、二重窓、食洗機、床暖房などあらゆる設備は最新のもので文句のつけようはありませんでした。

また、共用部は過剰過ぎない程度の“ほどよい”設備が整っており、スタディルーム、ラウンジ、キッズルームぐらいのランニングコストの安いもののみでした。

内廊下で雨風に左右されず移動はとても快適です。ホテルライクな移動はタワーの魅力ではないでしょうか。

朝は新聞を家の玄関まで持ってきてくれるのはとても魅力的ですね。26階から1階まで取りに行くのは堪りませんからね。

 

方角について

タワーマンションだと南側より北側が人気です。不思議に最後まで売れ残ったのも南側の部屋でした。

というのも今年は顕著でしたが高層階に成ればなるほど、陽が射すととてつもなく暑いのです。当然ながら家計にも跳ね返り、光熱費は高騰します。

また、北側は意外にも、陽が当たらなくても照り返しで明るいのです。

そもそも、勤めの方は部屋にそんなに居ないのであれば、方角に振り回される必要は無いのではと思いました。

 

また、方角によりベランダに物は干せません。つまり方角によりかなり生活様式が変わってくるなと思いました。

 

管理費は割高

周辺の低層マンションより1,2割高いです。

理事会で確認した際には外周のガラスなどの清掃費、内廊下であるが故の光熱費等、シャトルバスの運行費用、24時間管理人などが高い要因でした。

 

災害時の不安

まだ住み始めてから被災はしておりませんが、点検で何度か全館停電というのがありました。

この時にエレベーターが止まったので、試しに階段を登って部屋まで行きましたが、かなり厳しいです。

今回の2018年の北海道地震のように、停電に見舞われた際にはかなり消耗するものと思われます。

大量の備蓄をする必要があります。また、火災時どう逃げるのか考えると怖くなります。

延焼防止の様々な設備が施されてはいますが、ロンドンのスラム街近くのタワーマンションの様に最悪全焼する可能性はゼロではありません。消防車のハシゴも限界がありますからね。

 

タワーマンションに住んでみたい方へ

居住費の総額をよく計算しておくこと。タワーマンションの場合は高くなりがちです。

居住エリアはよく調査すること。

都内湾岸エリアなどにありがちですが住民が増えすぎて子供が預けられない、スーパーが近くに無い、駅の処理能力がパンクして通勤に支障をきたす、など悲惨な思いをする方も少なく無いです。

 

建物の設備は基本的にどこもハイスペックで、上層階や隣の部屋ともめることがない限りは、住む分には文句のつけようはないと思います。

眺望の違いを除けば、正直ほとんど同じスペックを備えているので、気にならない方は低層階を安く買えるチャンスだとも思います。

 

ただ、人口が減る一方で空き家はどんどん増えてもタワーマンションの建設が進んでいることは、とても危険なことだと思っています。

自治体と、ゼネコンの需要と供給が合致して建設が進んでいますが、どこかで崩れるところが必ずきます。

特に売ることを前提や、投資目的の方の場合は十分に検討した上で購入することをお勧めします。

 

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