元付け業者に問い合わせすべきだった。客付け業者に問い合わせをして物件を買い逃した失敗より

不動産会社に相談する女性

【体験談】客付け会社で物件内見をしたらすでに申し込みが。元付け業者に問い合わせをしていれば…(千葉県30代男性)

私が、問い合わせる不動産業者を誤ったばかりに、とても条件のよい中古戸建物件を買い逃したときの失敗談です。

いつものように不動産検索サイトで中古物件を閲覧していると、とても気になる物件を見つけました。

立地は申し分なく、やや手狭ではあるものの、それを補って余りあるほどの激安物件でした。

写真で見る限り、過去にリフォーム歴もあるようで状態も悪くなさそうで、出来るだけ早く内見をしたいと思いました。

 

この時点で、私はあることに気が付いていました。

通常、不動産物件の価格は、端数のないきりのよい数字ですが、この物件には特徴的な端数があること。

また、物件写真にちょっと傾いた独特のアングルのものが含まれていたこと。

そしてこの2点の特徴は、以前内見をさせて頂いたときにお世話になった〇〇不動産さんの物件と一致していました。

「あ~ひょっとすると、この物件はあの業者さんのところのかな」と思いつつ、物件の問い合わせ先を確認すると、初めて見る不動産業者さんでした。

そのため、私は素直に初めて見る不動産業者の△△不動産へ「即時内見希望」の問い合わせをしました。

 

△△不動産の担当者はすぐに連絡をくれましたが、スケジュールが合わず、内見は明後日の昼に行くことになりました。

私はもっと早く内見したかったのですが、仕方ないのだろうと思って、明後日を待つことにしたのです。

結果的には、この待ちの姿勢が大失敗だったのです。

理由は後述しますが、私はこのときに〇〇不動産と連絡を取るべきだったのです。

 

明後日の昼、私は物件の内見のために現地へ向かいました。

待ち合わせた△△不動産の担当者と名刺交換をし、いざ物件の中へ。

△△不動産の担当者が玄関ドアを開けようとしたときに、「おや?」とあることに気づきました。

物件のカギをしまうためのナンバー式のキーボックス。見覚えのあるデザインで、〇〇不動産の物件を内見したときと同じものでした。

「あ~やっぱり〇〇不動産さんの物件なんじゃないかな」とより強く確信しました。

以前、○○不動産さんの物件に問い合わせたときに、担当者とスケジュールが合わず、キーボックスの番号を教えるからと「セルフ内見」を提案されたことがあったのです。

そして実際に担当者の立ち合いなしで内見をした結果、物件の購入は見送らせて頂いたという経緯がありました(キーボックス自体は多くの不動産業者が使っていますが)。

 

△△不動産の担当者の案内で、物件を内見しながら、部屋や設備の状態などについて、担当者に質問をしながら確認していきました。

物件自体は想像通りの状態でしたので、前向きに購入を検討したいと思いました。

ちょっと気になったのが、担当者への質問に対して、「わからない」という返答が多いこと。

また、ちょっと不動産の知識が不足しているのではないかと感じたことです。

とはいえ、物件自体は満足のいくものでしたので、満額で購入したい旨を担当者に伝え、不明点について売主さんに確認するよう依頼しました。

△△不動産の担当者は外へ出て、どこかへ電話をかけていました。

そして△△不動産の担当者が戻ってきて一言、「申し訳ありませんが、昨日買付申込が3件入っていたようです」と言ったのです。

私は「え~、それじゃあ今日内見しても全然意味ないじゃない」と思いましたが、△△不動産の担当者に丁寧にお礼を言い、その場を去ることにしました。

 

△△不動産の担当者がもっと仕事のできる人だったら、既に買付申込が入っている情報をキャッチした上で、「それでも内見しますか」という事前の確認電話をくれたかもしれません。

そうだったなら、私は無駄な内見に時間を使わずに済んだことでしょう。

しかしながらこの件、担当者の当たりはずれは大きな問題ではありませんでした。

問題は、△△不動産が「客付け業者」だったことです。

そして、あとで〇〇不動産に直接確認しましたが、〇〇不動産が「元付け業者」だったことです。

不動産売買は一般に、売主→元付け業者→客付け業者→買主という流れで情報のやりとりが行われます。

そのため、スピードを求めるならば、「元付け業者」にアクセスするのがベターなのです。

 

人気物件では客付け会社よりも元付け業者が有利かも

私の失敗は、薄々〇〇不動産が元付け業者であることに気づきつつ、客付け業者の△△不動産にアクセスしてしまったことでした。

違うかもしれないと思いつつも、〇〇不動産に連絡を取っていれば、最速最短で物件を内見し、買付申込が出来たかもしれないのです。

待ちの姿勢をとったばかりに、とても条件のよい物件を買い逃す結果となりました。

不動産サイトで物件検索をすると、同じ物件を複数の業者が掲載しているのを見ることがあります。

それらの業者はみんな客付け業者かもしれないし、中には元付け業者が混じっている場合もありますし、元付け業者だけが掲載している場合もあります。

申込が殺到する物件にいち早くアクセスしたい場合には、元付け業者かどうかを気にした方が良いかもしれません。

千葉県30代男性