未公開物件の探し方にコツはあるのか!?王道の方法とは?

物件を街の中から大きな手で引き抜いているイラスト

「未公開物件は、いい物件が多そうだから探し方を知りたい」と思った方へ。

未公開物件とは“まだ”公開されていない物件のこと。つまり、ネットをいくら探しても出てきません。

そこで今回は、未公開物件の探し方について書いていきたいと思います。

当社は東京の中央区日本橋兜町にある不動産会社です。

まずはある一般の方の体験談のご紹介から始めます。

【体験談のご紹介】真剣な探し方が功を奏した!最終的に未公開物件を予算内で買えた!(京都市中京区IU様)

京都市中京区の中古マンションを購入した友人の体験談をご紹介させて頂きます。

東京都心部などの特別な地域を除き、中古マンションは購入時よりお安くなるのが通常ではないでしょうか。

しかし、京都市の中京区だけは、異常な程マンション価格が下がらない地域です。

日本三大祭りでもある「祇園祭」の鉾町に建つ物件等は、購入時4,200万円だったのに10年後4,800万円で売却できたという方もおられます。

あくまで一例です。不動産売買価格は様々な要因により実勢価格が変化します。

 

友人のご実家がその地域であった為、高齢になられたご両親の近くに移り住もうと物件を探されていました。

地元個人経営の不動産業者や大手不動産業者等に、購入予定価格や場所を伝え情報提供をお願いされていました。

ご紹介していただける物件の多くが、2LDKクラスの物件ばかりで、ご夫婦と子供さん2人で住むには狭い物件ばかりだったそうです。

新聞の不動産広告やインターネットでの検索もされておられました。当初の購入予定金額は、4,000万円だったようです。

しかし、その金額では、不動産業者のご紹介いただいている2LDKが相場だったようで、金額を上げるか、希望場所を変更するかと悩まれたそうです。

場所にこだわらないなら、予定金額を出せば4LDKの新築マンションや新築一戸建ても購入できるとのことでした。

 

色々と悩まれていた時、大手不動産業者の営業の方から連絡が入ってきたのです。

当初の予算内に収まり、3LDKの築3年の中古マンションがあるとの事でした。

ご主人がインターネットで検索されたようですが、そのような物件は見つかりませんでした。

営業の方は、その物件が空き部屋であるので直ぐに内覧して欲しいと言ってこられたようでした。

「訳アリ物件ではないか?」と疑われてようですが、大手不動産業者だったので内覧だけでもしてみようと思い、次の日にご家族で不動産業者のオフィスに行かれました。

営業の方に、「訳アリ物件でないのか?インターネットで検索しても掲載されていない!」とお聞きになったら、営業の方から思わぬ答えが返ってきたそうです。

 

「今回ご紹介する物件は、ご実家のすぐ隣のマンションの3階です。訳アリ物件でなく、開業医の先生が患者さんのカルテ等を置くために倉庫としてお使いになられていた物件です。何より、先日預かったばかりの物件で、まだ登録をしていないので検索されても出てきません。また、すぐに売れるなら購入時の値段で売却するとおっしゃっています」とのことだったそうです。

ご実家の隣であり、購入時の値段で購入できるとの事だったので、ご家族とご両親とで内覧され、その日に仮契約をされました。

 

一番足を運んだり、連絡を取り合ったりされた不動産業者だったので、営業の方も真剣にお考えのお客様だと信じて広告や不動産ネットに乗せる前にお声をかけてくださったようです。

家やマンションンの購入は、人生を掛けた大きな買い物です。まずは、不動産業者の方との信頼を得ることが大切だと痛切に感じました。

また、マンションの場合等は、そのマンションで事件や事故の有無が分かるシステムがあるとも教えてもらいました。

 

京都市の中心部で一戸建てやマンションの購入を考えている時は、複数の不動産業者に声をかけることをお勧めします。

京都市では、今から2000年以降あたりに建築規制が厳しくなったそうです。

その規制が施行される前にと、バブル期に買い上げられ、その後駐車場になっていた所に多くの12階ほどのマンションが建ちました。

税金対策や老後の住居にと購入された方も多かったとか。10数年の間に、状況が変わられて手放す方も増えてきているようです。

その様な物件を、すぐに紹介していただけるように営業の方とは、信頼関係をまず築き、要望や個人情報に触れるようなことも話しておくと良いと思います。

営業の方も人の子です。そのようなお客さんには情や情けをかけてくださり、良き情報も頂けることでしょう。

なお我が家は、友人がお引っ越しされてからは毎年祇園祭に呼んでいただき楽しませて頂いております。

体験談おわり

未公開物件の探し方のコツはシンプル

未公開物件の探し方のコツは非常にシンプルなものです。それは、多くの不動産会社に声を掛け良好な関係を築くというものです。

「なんだぁ」と思った方もいると思いますが、これが一番の探し方の王道です。

不動産会社の探し方から学ぶ

理由を説明するために、最もわかりやすい例をあげるとすると、東京の建売会社です。

建売会社の営業マンは日々土地情報を求めて不動産会社回りや電話、メールでの営業活動を行います。

中規模の建売会社ですと、1人の営業マンが1年に10件ほどの土地を購入することになります。

それらの土地は、当然ほとんどが未公開物件の土地です。

土地を買うためにいろいろな不動産会社を回り良好な関係を築き、物件情報をもらい土地を仕入れていくのです。これが基本となります。

一般の人でも探し方は同じ

一般の方だろうと探し方は全く同じ考えです。

いろいろな不動産会社から物件情報がもらえるように、自分自身を知ってもらうことから始めることが最良です。

例えば、探しているエリアに強い不動産会社の店頭へドンドン飛び込み、足で稼ぐのもいいでしょう。

メールで気になる物件を問い合わせしたものの、希望の条件と合わなかった場合でも、「こういったエリアで、こんな物件を探しているので今後も情報を下さい」というように買いたい気持ちをアピールする。

すると次に未公開物件の情報をあなたにいち早く届けてくれる可能性はぐっと高まります。

未公開物件というのは、まだネット上にも載っていなくて、折り込み広告なども打たれていない物件のこと。

そういった物件情報は、もちろん不動産会社に先に入ってきます。

その情報をいち早く届けてもらうために不動産会社と良好な関係を築いておくことが何よりも大切です。

それも、1社ではなく、2社、3社と増やしていくこと。

未公開物件情報というのは、どの不動産会社へ情報が入ってくるのかはわかりません。

間口を広げておくことで情報がもらえる確率を上げていくことができます。

メール登録で未公開物件情報を取得

不動産会社の中には、希望の物件情報を登録しておくことで、一足先にメールで物件情報をもらえるサービスを提供している会社が多いです。

未公開物件情報も、もちろんこの中に含まれます。

そういったサービスにより多く登録しておくことは面倒かもしれませんが、未公開物件の情報を取得できる可能性を上げることができます。

大手の仲介業者さんは、ほとんどがそういったサービスをやっているはずです。

野村不動産アーバンネット

三井のリハウス

東急リバブル

住友不動産販売株式会社

三菱UFJ不動産販売

みずほ信不動産販売

三菱地所ハウスネット

住友林業ホームサービス

三井住友トラスト不動産

大成有楽不動産

などが有名どころ。

その他にも、自分たちが探しているエリアには必ず「そのエリアに強い」不動産会社もあるはずです。そういったところにも希望の物件情報の登録をしておくことがおすすめです。

このように、希望物件の情報を登録しておくことで、未公開物件の情報を受け取れる確率を上げることができます。

未公開物件探し専門サイトを利用する(無料)

未公開物件を取得するための専門サイトというものもありますので、ここで紹介させて頂きます。

タウンライフ不動産売買

全国300社以上の信頼できる不動産会社が加盟しており、あなたの住みたい街を登録すれば一括で不動会社へ希望条件が届き、それぞれの不動産会社から、物件の提案が受けれるという優れたシステムです。

利用はもちろん無料です。

公式サイトをみてみると、地域差はあるものの、2割の物件は一般に公開されていないというようなことも書かれています。

当社も不動産会社ですが、2割という数字の正確性は正直わかりませんが、未公開物件・非公開物件というものは確かに存在するのも事実です。

公式サイトには、実績として、「ネットにない物件の提案がもらえた」「あきらめかけていたが非公開の物件で住まい購入を実現できた」などの声も掲載されています。

こういったサービスを利用し、なおかつ提案してもらった不動産会社へ、自身が真剣に物件を探しているという「熱意」を伝えておくことで、未公開物件・非公開物件はあなたの元により集まりやすくなる確率はあがると考えるのは普通です。

登録は約60秒で完了するようです。物件探しに息詰まっているようであれば、登録してみる価値は十分ありそうです。

公式サイト

未公開物件の完璧な探し方はない

ここまで未公開物件の探し方について紹介してきましたが、残念ながら完璧な方法は存在しません。

仮に、そういった探し方が存在するのなら、間違いなく不動産会社が実践してしまっているでしょう。

なぜ完璧な探し方がないのか?それは、不動産会社の数が多すぎて、すべての不動産会社と良好な関係を築くことは難しいからです。

どうしても“穴”ができてしまい、その不動産会社へ入ってきた未公開物件情報は自分には回ってこないということになってしまうのです。

未公開物件探しに固執する必要はない

マイホーム探しの本来の目的は、自分たちの希望条件により近い物件を見つけることです。

そのため、未公開物件探しに固執する必要は決してありません。

未公開物件というのはあくまで、“まだ公開されていない物件”。あまり過剰にこだわり過ぎると変に期待をし過ぎ、すっと購入できないといった状況が続いてしまう人もいるので注意が必要なのもまた事実です。

まとめ

未公開物件の探し方についてでした。

今回のポイントをまとめておきます。

未公開物件の探し方
  • いろいろな不動産会社と物件情報がもらえる関係性を構築
  • 各不動産会社のメール登録に登録する
  • 未公開物件探し専門のサイトを利用する
  • 完璧な探し方というのは存在しない

マイホーム探しをする上で、未公開物件というのはどうしても気になってしまうものです。

情報がもらえることはいいことですが、未公開物件にこだわり過ぎるような物件の探し方は、本来の目的を見失ってしまう可能性もありますので注意が必要です。