建売ってどう?【建売購入者が本音で伝えます】

建売住宅街の様子

「建売住宅って実際どうですか?」という疑問をお持ちの方へ。

今回は、実際に建売を購入された方の「建売はどう?」に対する考えをご紹介します。購入検討をする上で参考になる“生の声”です。

 

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体験談:「建売はどう?」に対して。購入してみての回答

長野県S様男性

長く続く不況から金融緩和が行われ、現在ローンを組んだ際の利息はほぼゼロといった状況が続いています。

ほぼゼロと言うことは単純に「金利手数料無料!」と言った某テレビ通販の会社が謳っているようなもので、単純な分割払いといっていいと考えられます。

それならば若いうちから夢のマイホームを手に入れることができた上で、「利息」と言う「消えてしまうお金」が少なくなるということです。

私もその考えの下、独身にも関わらず不動産屋さんに勧められるがままに3LDKの建売物件を購入した口ですが、購入してみて思ったのが、これからの日本は人口が減少する…と言うことは住宅などの需要が下がるため将来的には値下がりするのではないか。

2020年に開催される東京オリンピックによって建設資材や人件費が高騰していて、建物は現在割高なのではないか。

ただ、そうは言っても将来的にどうなるかなんて経済学者でもなかなか予想が難しいわけですから、自分の土地、自分の家を持つというメリットも大きいような気がします。

 

建売のメリットは?

そんなことを踏まえまして、私の経験から建売住宅を購入するに当たってのメリットを書いてみたいと思います。

 

税制優遇

建売住宅を購入するに当たってのメリットですが、第一に税制優遇が考えられます。

ハウスメーカーもそれが強みと分かっていますので、こだわりのオーダー住宅や中古住宅と違って環境基準などに適合させていることが多く、そういった場合、固定資産税などの税制が優遇されたり、住宅ローンもただでさえ金利が安いのにもかかわらず、さらに安くしてもらえる場合もあります。

その他に住宅ローン減税(控除)もあります。

 

保証

また、瑕疵担保が効くという点も魅力的です。建売は新築物件ですから一定期間内に不具合が生じた際は売主の責任において対応をしてもらうことができます。

家電なども保証期間が設定されていることが多いですが、住宅の場合さらに長いスパンで利用するものですから、たとえば屋根の塗装の場合、10年保証や15年保証などと言ったものがざらにあります。

屋根の塗装といえば一概に言えませんが塗り替えの際には100万円などの費用がかかるものですから、この保証は大変ありがたいものと言えるのではないでしょうか。

 

仲介手数料

そもそも建売住宅は売主が直接買主に販売する形態で、その売主の大半はハウスメーカーなどです。ハウスメーカーが大きな土地を区画分けして分譲していると言った風景を見ることも多いのではないでしょうか。

また、不動産屋を介していないので仲介手数料が必要ないということもあって割安感があります。

 

建売のイメージはどう?

ちなみに「建売住宅」と聞いた場合、どのようなイメージを持たれるでしょうか?私の場合、「万人ウケする」「豪華すぎない」などのイメージを持っていてあまりプラスの印象を持っていませんでした。

ですが結論から言うと、実際に見て、購入してみて最近の建売住宅はデザインも洗練されていてこの値段だったらありだな、と言う感想でした。

しかし一般的なイメージですと、

  • 「プラモデルのように組み立てる建売だから(…仕上げなど多少粗くても我慢する)」
  • 「フルオーダー住宅よりも安い(…のである程度は妥協する)」
  • 「建売住宅は安物(…だから定年まで持ってくれればそれでいい)」

などという、半分あきらめたような意見です。

確かに、建売の建てられる様を見ていますと、土地が造成されたと思ったらいつの間にか骨組みができ、いつの間にか「見学会」などが始まっているというすさまじいスピードを感じると思います。

それは木材などは工場で事前に切り出してあり、現場では組み立てるだけで済むようににコストダウンを計っており、また汎用的な製品を使っているので工程が短くなるため、当然のことと言えます。(※補足:プレカット製法と呼びます)

もちろんハウスメーカーの建売と言っても、きちんとした管理基準があり、まさか数年で雨漏りする…などのことがあった場合、責任問題になってしまうため、そのようなことはまずありえませんし、あったとしても保証が効きます。

当然、建売と言っても高い買い物。買主は大金を払って購入するのですから、どのように施工したのか、ここはどうなっているのかなど気になる点はきちんと確認し、納得した上で購入することをおすすめします。

心の底で「建売だから…」とあきらめてしまわないことです。

 

建売購入にあたり、交渉はどうなのか?

私は購入の際に天井裏と床下への点検口が無かったので、購入の条件として設置してもらうことをお願いしました。

ハウスメーカーからしても10万円そこらの工事で1,000万円以上の物件が売れるわけですからお互いにウィンウィンの関係といえるのではないでしょうか。

そして、現在私は建売住宅を購入して1年ちょっとが経ちますが、特になんの不具合も無く過ごしていますし、満足もしています。

 

結局、建売購入はどうなのか?

冒頭でも書かせていただきましたが、現在、ゼロ金利政策などにより住宅購入は活況と言う印象があります。

一方で、オリンピック景気で資材と人件費の高騰が激しく、ゼロ金利で浮いた分と高騰分を踏まえると結局のところ「とんとん」と言った感じなのではないでしょうか。

私の場合は金利が安いと言う点と、建売住宅のメリットと言う点で物件を購入し満足はしていますが、「とんとん」と言った点を考えると、必ずしも「今がチャンスだから」と焦って購入をしなくてもよいと考えます。

場合によっては、人口は確実に減ってきているため土地は値下がりしているので、まずは土地を購入して、オリンピック後に建物を建てよう…と考えてもいいかもしれません。

よく住宅にあたっては「賃貸VS購入」「新築VS中古」などの比較特集などが雑誌に組まれますが、結局のところ、買主が満足のいく買い物ができるかどうかだと思います。

そのためにしっかりと下調べをして冷静になって購入することをおすすめします。

体験談おわり

 

まとめ

「建売はどう?」に対する意見でした(長野県の購入者より)。今回のポイントをまとめておきます。

建売はどう?
  • 税制優遇や保証内容の手厚さがあり
  • 仲介手数料を払わずに購入できる物件が多い
  • 「安っぽい」という偏見で見過ぎるのはよくない
  • 交渉できる可能性もあり
  • 結局は買主が満足できるかどうかが大切



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