建売住宅の施工会社は購入前にしっかり調べておくべき

施工中の建売模型と電卓とペン

神奈川県・横浜市S様

私は2002年に建売住宅を購入しました。

私がこれからマイホームを購入する方へアドバイスしたいのは建売住宅の施工会社は購入前に下調べしておいた方が良いという事です。

建売住宅は購入前に施工会社をしっかり把握しておこう

 

マイホームを購入してから15年が経ちますが、当時は特に家がほしいという気持ちもなく、趣味で住宅展示場に通ったりしていました。

マイホーム購入の頭金はなかった

結婚前から、嫁さん側の実家と暮らすというのが約束だった私は、結婚5年目の時に「埼玉県の嫁の実家に行くか、マイホーム購入して嫁の両親を呼ぶか」の選択に迫られていました。

当初、私は横浜市から出ることにものすごい違和感を感じでおり、埼玉県の嫁の実家に行くくらいなら意地でもマイホームを購入して横浜市に両親を呼んでしまおうと考えました。

ただ、当初事業の失敗から立ち直ったばかりの私に手持ちの現金どころか頭金になる程の貯金もなく、マイホームを購入するという全く未知の世界への挑戦だったのです。

マイホームは頭金なしでも買える

いろいろと動いている中で、そんな一文無しの私にもマイホームが購入できるかもしれないチャンスが訪れました。

当時、流行っていた頭金なしでも大丈夫という建売住宅の販売です。

相談に行ってみると、なるほど仕組みは分かりました。

正当にやっても頭金なしでいけることを知り、嫁と一緒に横浜市でマイホーム探しを始めたのです。

ほぼ完ぺきな条件のマイホーム候補と出会う

動いていく中で、マイホームの候補が少しずつ絞られてきたところで、日当たりもよく、引っ越すタイミングも丁度良い家に出会うことになりました。

それが今住んでいるマイホームです。

住宅ローンも通ることがわかり一緒に住む両親と頭金を少しだけ出そうと思い、頭を下げて借りた嫁のお姉さんに建築設計図面を見せて相談をしました。

日当たりもよく、部屋も両親と住むスペースを確保することができ、子供2人分も問題なく部屋が確保できる間取りというほぼ完ぺきな状態の物件です。

施工会社も実績のある会社だったためマイホーム購入に踏み切る

駅から遠い(25分)というのが少し引っかかりはしましたが、あまり気にならない感じではあったので、マイホーム購入に踏み切ろうと決意していました。

嫁のお父さんから「設計が2級建築士事務所だから施工会社も気を付けたほうがいいんじゃないか?との意見が出たのです。

とはいっても、施工会社(実際に建売住宅を建てている会社)はそこそこ大きいし実績もあることから、「たぶん大丈夫でしょう」と、少し強引ではありましたが、マイホーム購入に踏み切ったのです。

新興住宅地にあるマイホームへ引っ越し

建売住宅でしたが、土地を見て購入した形のいわゆる建築中物件だったので、契約から引っ越しまで4か月ほどありました。

マイホームが建っていく様子を毎週見に行ったりと竣工・引き渡しまでワクワクしつつ引っ越しの時を迎えました。

引っ越しを終え、同じ時期に17世帯が引っ越しを完了しご近所さんも同世代の方が多かったので、そういった点も安心して暮らせる新興住宅地でした。

1ヶ月もしないうちに雨漏りが発生

 

しかし、住んでから一ヶ月もしないうちに窓枠からジャンジャン雨漏りがするのです。

しかも、その量が尋常ではなく、床が水浸しになるくらいの深刻な雨漏りです。

ご近所さんに確認すると17世帯全部がその状況でした。

ひどいお宅になると雨が降ると床に1センチくらい水が浸るようになり、全員が2階でしか生活できないほどのひどさです。

購入者全員で建売住宅の施工会社と協議の末、全戸無償でやり直しとなり、その間の避難するためのマンション代なども全額を施工会社持ちで実施されました。

建売住宅購入前に施工会社をしっかり調査しよう

 

現在ははお陰様で安心して暮らせるようになっておりますが、その時の「設計が2級建築士事務所だから施工会社も・・・」という言葉が今でも残ってます。

決して2級建築士事務所がいけないということではないです。

建売住宅をマイホームとして一世一代の買い物をするときは、入念に施工会社を調査し大丈夫なのかどうかの確認を怠らないようにしないといけないと感じております。

 

【関連体験談②】建売購入では施工会社の実績について調べておくことも重要!(大阪府40代男性)

2015年に建売住宅を購入

 

建売のチラシ広告(12区画分譲地、販売会社と施工会社が別会社)を観て、日当たりがよく立地条件が揃っていたので、マイホームの購入を決意。

1年後、当時の施工会社は普通にメンテナンスの見回りも来て、壁紙修繕にも対応して下さったので、安心していました。

さらに(契約をして)3年後、ちょっとした修繕が必要になり、販売会社に電話。すると、“この家の施工業者が倒産した”との事。

私:「家の修理やリフォームはどこに連絡すればよいのか。住宅ローンの支払いに影響はないのか。」

販売会社:「倒産して間もないので決まっていません。後ほど連絡します。住宅ローンの支払いに影響はないのでご安心して下さい。」

販売会社側もかなり困っている様子でした。

結局、なかなか連絡が来ないので、自分で最寄りの工務店を調べる次第となりました。

同じ施工会社だった他の分譲住宅の方に、その話を教えるとみんな驚き、その連絡がなかった怒りと不安。。。

 

購入前にも契約する企業を調べたのですが、施工会社は小さい企業が多く、深く調べていませんでした。

また、自分でメンテナンスの会社を探すには、どこかの紹介がないと難しいと思います。

それこそ悪質な施工会社に頼んでしまうと取り返しのつかない事もあります。

今思えば、マイホーム建築中も細かい修正箇所があり、こちらから指摘しないと実施してくれなかった施工会社でした。

が、ちゃんと施工してくれたので、当初はあまり実績・経験が少ないかな?程度でした。

現時点では、地震・台風でも、家には大きな欠陥や修繕もなく、その後、施工会社の紹介もあり、問題にはなっていません。

 

販売会社と不動産情報を押さえておきましょう。

当たり前のことですが、第三者情報を基本に調べましょう。

具体的には、販売会社の会社概要や施工実績と協力企業等を聞いて、その情報が正しいか、バックボーンの有無を確認しておくと、先に述べました失敗談の対策にも繋がりますので、情報収集を以下のとおりに紹介します。

 

◇販売会社の実績

国の業許可はもちろん、販売実績を現場でみる事が大事です。

また、施工業者(大手ハウスメーカー)との繋がり、建築士がわかれば、その実績も情報として持っておくと誰かに相談しやすいです。

 

◇施工会社の実績も必要

実績のある物件の客観的な評価はどうか。

実際5~10年ぐらい住んでいる人の感想が、わかると一安心。

 

◇地盤・もともと購入する土地に何が立っていたか

山、川沿い、海沿い、最近多い田んぼ、工場の跡地(化学薬品等の汚染の有無)等

 

以上、家を買う時に色々な情報を収集すると思いますが、大手ハウスメーカーならここまで、考慮する必要がないのかもしれません。

しかし、昨今では、不動産と建築が別(注文住宅)のケースも多いので、ご参考になればと思います。