新築建売の値引き交渉をしたいあなたへ。タイミングは大切

ライター:東京の不動産営業マンK・43歳男性

買いたいなと思った新築建売が少し予算オーバーしていた。なんてことはよくある話。

マイホームを探す時は予算よりも少し上の価格帯の物件をみて、いいなと思うもの。

そこで人の気持ちとしては、値引きを期待したくなるのもの。

  • この建売は値引き交渉できますか?
  • 「300万円下がれば買いたいのですが。可能性はありますか?」
  • 「値引きは全くなしでしょうか?」

今回は一般的な建売の値引きについての考え方について話をしていく。

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建売の値引き相場はいくらぐらい?

よく巷では、建売は

  • 1割くらい値引きできる
  • 300万円は値引きできる
  • 価格の3%は値引きできる

などと言われていますが、残念ながらこんな話には具体的な根拠はない。

なので、建売の値引きはいくらぐらいできるのかという答えは正直ない。

値引き交渉をしたいと考えたら、まず仲介会社など販売をしている不動産会社へ相談してみるべき。

相談したらはっきりした値引き幅の回答が得られるわけではないが、なんとなくの雰囲気は感じ取ることができる可能性もある。

結局、最後に値引きをして売るかどうかを決定できるのは、建売会社の社長など決定権がある人間なのである。

売れ残りの建売は値引きできる可能性が高いのか?

最終1棟の建売

3棟とか5棟とかをまとめて建てて売っている建売を見たことがあると思う。

こういう物件で「最終1棟のため値引き」なんていうのを見たことがあるかもしれない。

簡単に言ってしまえば、こういった物件を売れ残り物件と呼んだりもする。

こういった物件は値引きできる可能性が高い。

表だって値引きしてしますと、隣を買った方にもわかってしまうため、値引き交渉がきたら値引きして売るということも考えられる。

完成後1年経過しそうな建売

新築とは建物が完成してから1年たつと中古になってしまう。

もうすぐ1年たちそうな建売が販売されていれば値引きできる可能性は高い。

1年がたち中古になってしまっては、販売価格を下げなければいけなくなるためだ。

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建売値引きのタイミングやコツはあるのか?

上記であげた「最終1棟」や「完成後1年経過間近」の他にも建売の値引きの可能性はあるので紹介する。

売主の決算前

時期的なタイミング的な話になるが、建売会社(売主)の決算前が値引きの狙い目となる。

家電量販店などの「決算前大セール」なんて言葉はテレビや街中で聴くことがあると思う。

これは例外なく建売にもあてはまることが多い。

決算の締日までに売り上げを上げたいというのは、どの業界にもあるためこういった流れとなる。

不動産会社に「この建売の売主の決算時期はいつですか?」と聞いてみるのも一つの方法である。

でも聞くときは、いやらしい印象にならにように気を付けたほうがよいのでご注意を。

完成後3か月を狙う

建売というのは完成してからが売り時となる。買う人は室内・建物外観など実際に目で見て買いたいものだからだ。

そして、建売を売る側としては、完成後3か月で売り切りたいという事業スタンスがだいたい存在する。

ここで売れない場合は「売値が高いのかな?」と会議にかけられるという状況になりうる。

そのため、完成後3か月を経過したあたりで価格交渉をするというのは、建売で値引きしてもらえるコツと言ってもいい。

建売で「値引きなし」なんて会社もあるのか?

こういう会社もたくさんある。会社のスタンスの問題や時期的な問題などにもよる。

先日、実際にお客さんと建売の値引き交渉に失敗したわかりやすい例がある。

完成までまだ4ヶ月の建売を気に入り、建物説明をショールームで受け交渉することにした。

値引き交渉は100万円。。結果は1円もまからない。理由は、

まだ、完成していないので値引きをする理由はない。

完成まで4ヶ月ある。完成より2ヶ月経過後に売れていなければ、値引き交渉を受ける余地もある。

ということであった。

言い分は事業者として正しい。建売は契約したら売主にお金が入ってくる訳ではない。完成して引き渡しをする時にお金が入ってくる。

なので、まだ引き渡しできない状況が4ヶ月あるのだから、その間に値引きせずに買ってくれる人を探すのは普通のことなのである。

完成前の建売は値引き交渉は難しいと覚えておいたほうか無難ということになる。

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おわりに

建売を買う時に値引き交渉はついついしたくなるもの。しかし、それは買う側の考えであり、売る側の立場は考えられていることが少ないことが多い。

売り手側のことも考えて、値引きのお願いをする必要がある。

そのために、不動産仲介会社に状況を確認し、

  • 値引きはいくらくらい交渉してみるのか
  • 値引き交渉するタイミング(時期)は時期尚早ではないか

など、しっかりと話し合いながら進めていくことが重要である。

100万円の値引きと言っても、ものすごい大きな金額。建売を探していると、そういった感覚はマヒしてしまいがち。

値引き交渉をする前に、もう一度一呼吸おいて冷静になり、よく考えてみてから行動に移してほしい。



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