【基本】建売は注文住宅より安い

「なぜ建売は注文住宅を建てるよりも安いのか?」

基本的なことかもしれませんが、当然の理由がありますので、そのあたりを簡単に解説していきます。

スポンサーリンク

注文住宅のようなオーダーシステムではない

まず一番の理由からです。

注文住宅のように、あなたのオーダーを建物に取り込めないのが建売です。

オーダーをできない分、そこにかかってくる手間賃人件費をカットできるので安くできます。

間取り・設備・フローリング・クロス・カラーセレクトなどなど、全てのオーダーには多くの時間と人件費がかかっています。

このあたりは、建売住宅が安い理由とは?で簡単に解説しましたので合わせて参考下さい。

建売は土地+建物のセット販売

土地と建物のセット販売で、地盤調査地盤改良工事の費用や外構工事の費用も込みで販売されています。

地盤調査・改良工事費用

注文住宅の場合は、間取りの打ち合わせ後に、間取りに合わせた地盤調査をおこないます。

当然この費用も注文住宅の見積もりに含まれています。

さらに調査の結果、地盤改良工事が必要となった場合はさらに工事費用がかかります。

これは注文住宅独特の“読めない出費”と言われます。

というのは、間取り・建物の重さが決まり次第、それにみあった地盤調査をおこなっていくため、決まる前には調査はできないのです。

(地盤が固いかやわらいかの調査はできますが)

調査の結果、予想以上に地盤改良工事の費用がかかったなんてこともありますので注意が必要です。

外構工事

外構工事がない建売も地域によっては多いと聞きます(東京23区ではみません)。

外構が更地のままであれば、工事費用を考えておかなければなりませんので、「外構付きの建売かどうか」の確認は必須といえます。

工事内容や庭の広さにより金額はさまざまですが、30万円~は考えておく必要があります。

【注意】付属設備がないから安いかも?

網戸

注文住宅の場合、最終的な見積もりに網戸が含まれているかもしれません(ハウスメーカーによるところです)。

一方で建売の場合は、網戸が付いていない物件もあるので注意が必要です。

ついていない場合は別途20~25万円程かかったたりします(要確認)。

網戸がつくかどうかは必ず確認するようにしましょう。知らぬと思わぬ出費です。

補足:カーテンレール

建売はカーテンレールはついていないのが普通であり、種類も値段も様々です。

窓の種類や大きさ、数、によって金額は大きく変わります。

特に角地の物件の場合は窓の数も大きさも増えますので金額も大きくなってきます。

注文住宅の場合あハウスメーカーにお願いすることもできますし、自分で手配することもできます。

補足:エアコン

エアコンも建売・注文住宅ともについていないのが普通です。

各部屋は100ボルトが普通ですが、リビングは広いのが時代の流れでもあり、200ボルト指定のエアコンになることがほとんどです。

注文住宅の場合は、ハウスメーカーにエアコンをお願いすると割高なので、建売を買う人同様に家電量販店で購入する人が多いようです。

家電量販店は取り付け工事も含めた見積もりを出してくれます。

ローコスト住宅で建てても建売の方が安いのか?

建売の方が安いです

建売が安い理由でも解説しましたが、土地の仕入れが建売会社の方が圧倒的に有利です。

あなたがまず土地を買って、今の家賃と一緒に住宅ローンも払い始めてとなると、さらに金額的な差が出てきます。

さらに地盤改良が必要になった場合も考えると、やはり安さは建売に軍配が上がります。

 

例えば、建売で有名な飯田グループホールディングスの東栄住宅さんを例にあげれば、東栄住宅さんは注文住宅もおこなっていて、東京の展示場にも入っていたりします。

(極端ですが)隣同士の土地で同じ大きさに、同じ建物を東栄住宅さんの注文住宅で建てるとして、一方は建売だとしたら、どちらが安いのか?

答えは建売です。土地の価格が同じだったとしても建売となります。

理由はここまで出てきた、

  • 土地を先に買い住宅ローンが始まる
  • 家賃と住宅ローンを払う(金利の分差がつく)
  • 地盤改良が必要ならばプラスの出費
  • 建物はオーダーするこで建売よりも高くつく

 

割安感を出して販売することが建売のメリットなので、ものすごく土地を安く買わない限りは建売に軍配は上がります。

ものすごく安い土地を見つけるというのは、ものすごく大変なことです。

安い時期もある

建売の売主は決算前に価格を落とすことが多いです。

これは、どの業界でも言えることですが、今期に売り上げをあげたいということです。

「決算セール」などの宣伝もよくみると思いますが、まさにあれです。

売主によって、決算時期は異なりますので、具体的な時期というのはないのですが、業界最大手の飯田グループホールディングスさんは3月だったりします。

決算時期に合わせて建売を購入するというのは難しいのですが、運が良ければ安く買えるチャンスと言えます。

 

※注文住宅についても各ハウスメーカーで決算値引きなどがあったりします。

関連⇒ハウスメーカーの決算値引を狙おう!おすすめの時期とは!?

建売の住宅ローンはシンプル

注文住宅の住宅ローンな組み方をご存知でしょうか?

まず、土地を買います。そしてそこでまず住宅ローンを借りることになります。

そこからはしばらく、今の家賃と住宅ローンのダブル支払いが始まります。

そしてこれはハウスメーカーによるのですが、段階的に支払いが発生しますので、その度に住宅ローンを追加で借りていきます。

(これを住宅ローンの分割融資を受け、分割実行で支払うという言い方をします)

  • 工事着工
  • 上棟
  • 中間
  • 最終

など、取り決めはさまざま。

最終的に建物が完成して引き渡しを受けるときに、土地と建物の住宅ローンが一つにまとまります

(これを住宅ローンの一本化と呼びます)

そして引っ越しをして、今の賃貸を解約し、ようやく住宅ローンの支払いのみへ完全移行ができます。

 

一方で建売は非常にシンプル。

土地と建物を一緒に引き渡しを受けるので、その日に住宅ローンを借りるのみです。

うまく段取りをすれば、今の家賃から住宅ローンへの移行も無駄なくおこなえます。

諸費用も安くできる

建売は売主が直接販売していたら仲介手数料がかかりません

また、仲介手数料が無料の仲介会社も多いですし、今後ますます増えてくるはずです。

ためしに、『あなたの住みたいエリア名 + 仲介手数料無料』で検索してみて下さい。

例えば『東京23区 仲介手数料無料』というようにです。

そうすると、いろいろな仲介会社が検索結果に出てくると思います。

売主(事業主)は仲介会社へ仲介手数料を払って建売を販売してもらうのが一般的です。

仲介手数料無料サービスを提供している仲介会社は、この売主からの仲介手数料を報酬にして建売を販売しているということです。

買主(買う人)にとっては、建売ならではのメリットと言えます。

関連⇒なぜ同じマンションが仲介手数料無料で他の不動産会社で販売されているのか?

 

まとめ

簡単ではありましたが、建売が注文住宅より安いという基本の話でした。

  • オーダーシステムではない
  • 土地と建物のセット販売

建売にも注文住宅にもそれぞれメリットがありますので、どちらを購入するのかはご夫婦でよく話し合ってみてください。

参考⇒注文住宅・建売住宅どっちか?~体験談~

 

【関連】新築一戸建て(建売)購入契約後~引き渡しまでの流れを解説



スポンサーリンク