建売を建つ前に購入するメリットとデメリットと値引きの可能性について

戸建建築中の模型

建売は実際に目で見てから購入したいから、建つ前には購入しないという方へ。実際のところはメリットもあったりします。

そこで今回は、以下3項目の内容です。

  1. 建売を建つ前に購入するメリット
  2. 建売を建つ前に購入するデメリット
  3. 建売を建つ前に値引きできるのか?

実際に建売を探しはじめると、突然、建つ前の物件を検討せざるを得ない状況に直面することがありますので参考下さい。

 

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建売を建つ前に購入するメリット

建売を建つ前に購入するメリットについては主にこれらがあります。

  1. 好きな号棟を選べる
  2. 建物に要望を加えられるかもしれない
  3. 建築中の現場を見ることができる
  4. 住宅ローンを比較する時間がある
  5. 買い換えの場合は時間を確保できる

順に解説します。

 

①好みの号棟の選択が可能

まず、建つ前という事で購入時期については早いと言えます。そうすると、自分達の好きな号棟を選ぶことができます。

例えば、5棟販売している中でも一番日当たりがいい「東南角地」といったようにです。このメリットについては言わば「早い者が勝ち」とも言えます。

関連記事:物件探しのコツは即行動!その物件、他の人も狙ってますよ!

 

②建物の軽微変更してくれる可能性も

早い段階のため、まだ住宅設備関連(キッチン、バス、洗面化粧台、フローリング、クロスなど)が発注前かもしれませんので、場合によっては希望の商品への変更やカラーセレクトができることもあります。

また、簡単な間取りの変更ができることも稀にあります。難しい話になってしまいますが、建築確認上問題のない範囲で、売主さんが対応してくれたらという条件付きではあります。

こんな事例もありますが、本当に稀な例です⇒今までたった1度だけ建売の間取りプラン変更ができた体験

 

③建築中の現場を実際に目で見ることができる

注文住宅であれば、建物の工事を最初から完成まで自分の目で見ることができますが、建売の場合は、建物が完成していたら工事中の現場を見ることはもちろんできません。

そういった意味で、「建築中の現場を見たい」ということであれば、建売を建つ間に購入することで現実化することもできます。

もちろん、建築中の現場をみた上で、完成後に購入契約を結ぶという選択肢もあります。

 

④住宅ローン選定の時間に余裕ができる

完成している建売の契約~引き渡しまでの期間は、一般的に1ヶ月半から2ヶ月です。やることも意外に多く、住宅ローンをどこで組もうかと熟考する時間が以外に少ないのが現状です。

関連記事:新築一戸建て(建売)購入契約後~引き渡しまでの流れ

一方で、建売を建つ前に購入した場合、売買契約⇒建物完成⇒引き渡しと時間があります。その期間に住宅ローンを組む金融機関選びや金利タイプ、期間など比較検討する時間が十分に確保することができるのがメリットであると言えます。

 

⑤買い換えの場合は売却期間が確保できて有利

今の家を売却して建売を購入する場合は買い替えです。もし完成している建売を購入したら、引き渡しまでの期間が1ヶ月半から2ヶ月程の間に売らなければなりません。

この期間では短すぎます。結果、下取りということになってしまい、持ち家を割安で売らざるを得ないという状況になってしまうでしょう。

通常、買い替えは「売る」と「買う」の同時決済(引き渡し)です。建売の引き渡しまでには、売っておかなければいけません。(持ち家の残債をなくすため)

一方で建売を建つ前に購入するのであれば、建築中は売却活動期間にあてることができます。よって売出価格の設定についても、期間があるということで余裕を持って検討・設定ができます。

関連記事:買い替えで住宅ローンの残債が残ってるなら建築中の物件がおすすめ



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建売を建つ前に購入するデメリット

建売を建つ前に購入するデメリットはこれらがあげられます。

  1. 実際に目で見て購入判断できる
  2. 見えすぎて気になる
  3. 価格が高い可能性(?)

順にみていきます。

 

①実際にできあがりを目で見て判断できない

注文住宅と比較したときの建売の一つのメリットと言えば、やはり実際に完成した物件を目で見て、室内で感じて、購入するかどうかの判断ができるという点です。

ですが、建売を建つ前に購入するということは当然見ることはできません。どれくらいの工事段階なのかにもよりますが、間取り、天井高、住宅設備などの説明をもとに、ある程度イメージをして購入判断をすることになります。

収納と天井高に関するこういった失敗事例もありますので参考下さい⇒建築中の建売物件購入。3階の収納も部屋も使い物にならない!?

 

②現場の状況が見えすぎて気になる

注文住宅であれば、だいたいの方が建築現場に定期的に顔を出し、工事の経過状況を確認するものです。

建売を建つ前に購入した場合も同じく工事中の現場をみることができます。もしかすると、中には現場がチラかっていたりして嫌な気持ちになるかもしれません。(注文住宅でも同様)

本来、完成してから買った場合には見ることができないものが、見えるから逆に気になり過ぎて気持ちがマイナス方向に働くといったこともあります。現場監督には管理を徹底して頂きたいところです。

 

③売り出し初期だから価格が高い可能性もある(?)

建売は完成してしばらく売れないと価格が下がることがある、というのを聞いたことがあるかもしれません。一概にどの建売もそうであるかと言うと、売主さんによって違ってくるのですが、そういった価格ダウンもありえることは確かです。

新築建売の値引き交渉をしたいあなたへ。タイミングは大切でも解説しているのですが、確かに建つ前の段階では割かし“強め”の価格設定をしているかもしれません。

売主の販売戦略もありますので、「高い可能性もある」というように認識しておけばいいと思います。

 

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Q:建売を建つ前に購入するけど値引きできますか?

よくある質問です。建築中の建売の値引きについてですが、実際には難しいところです。

一番の理由としては、建売は完成してからでないと引き渡しできないので、完成前に「値引きをして売ってしまおう」とはなりにくいからです。

売主から買主に引き渡しをして初めて売主にお金が入ってきます。

中には値引き交渉の余地がある物件もあったりしますので、不動産会社とよく相談してみることが大切です。

 

この段階では値引き交渉よりも、仲介手数料を3%節約するほうに目を向けた方が賢明です。詳しくは建売の仲介手数料無料のからくりについて【不動産売買】を参考下さい

 

まとめ

建売を建つ前に購入する「メリットとデメリット」と「値引きできるのかどうか」についてでした。

メリットとデメリットがあり、どちらかというとメリットの方が数的には多くなりました。ですが、大きな買い物のため、実際に自分の目で見て、内覧した上で購入したいというのは正直なところかもしれません。

価格交渉もハードルの高い時期であり、購入にあたっては仲介手数料の節約に目を向けた方が賢明です。

 

不動産というのは在庫というものがないので、買い逃さないためにも、建売を建つ前に購入検討する際には今回の内容を参考にしてみて下さい。

 

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