注文住宅で設計士と合わない。あなたならどうしますか?

ハート型のパズルから1ピース外れている

注文住宅でハウスメーカーが決まると、設計の打ち合わせに入ります。その時に出会うこととなる設計士。この設計士と「合わない」場合はどうすればいいのでしょうか?

合わないまま家づくりを進めても、良い作品は生まれそうにありません。そこで今回は、「注文住宅で設計士と合わなかったが、結果はマイホーム成功」という体験談のご紹介です。

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【体験談①】「設計士と合わない」。交代してもらって正解だった注文住宅

愛媛県30代女性

私たちのマイホームが完成したのはH30年2月のことです。私が体験して感じたことが少しでもお役にたてるのであれば嬉しいです。

 

設計士の対応

私がマイホームの打ち合わせで一番感じたことは『設計士というのは自分の理想を通す人』ということでした。設計士と初めての打ち合わせの日は設計士がひたすら自己紹介だけして終わりました。

「次の打ち合わせまでに間取りを書いてきてみてください」と言われました。私たちの希望を聞いたうえで反映させてくれるんだろうなと思ってました。ところが、その設計士は私たちが描いていった間取りを清書するのみでした。

改めて希望を聞かれたので、家族の希望など伝えたところ「色々言われてもね…、妥協は必要ですよ」と言われてびっくり。そんなに高い希望ではなかったと思います。設計士からの提案はことごとく私たちの希望ではありませんでした。

初めてのマイホーム。わからないことだらけで、そんなものなのかと思ってました。かなり悩み苦しみながら、色々調べてみながら間取りを自分たちで考えました。もちろん私たちが希望することを踏まえ、施工会社のルールも調べながらです。

 

設計士を交代

今思えばさっさと設計士に代わってもらうべきだったと思いますが、「代わってもらう」という考え方が、私たちにはすぐには思いつかなかったんです。間取りが終わった段階で、配線などはわからないし、今の設計士は信用できないし…。と悩んだ末に営業担当者に相談。

代わってもらえることを知り、代わっていただきました。

これまで、かなり地獄的な辛さでしたね。何日も寝れなかったです。そんなに難しいお願いなのか?とかわがままなのか?とか自分たちの家なのになぜ?とかいろんな思いと素人の私たちが考えた間取りや窓の配置で本当に大丈夫なのか?大金がかかるし間取りは簡単には変えられないしという思い。プレッシャーで押しつぶされそうでした。

 

注文住宅に不満なし!快適!

間取りが決まり工事に入って、家が出来上がるまで正直恐怖感でいっぱいでした。本当にこれでよかったのかとか決めたこと一つ一つ不安でいっぱい。自分が気がつけなければ誰も気がつかないだろうと思っていました。

今、家が完成してみて思うと自分たちの家なので自分たちで考えてよかったと思います。自分たちで考えた間取りに何一つ不満はありません。快適です。

インターネットで間取りについてや使い勝手(同線)、風通し日当たり(軒)など新築マイホームについてたくさん調べました。家についてたくさんの情報がありましたし、実際に住まれている方の体験談やブログもたくさん読みました。かなり参考になり助かりました。

 

思うこと

間取りは自分たちの家なので設計士の人に任せっきりではなく、ある程度は自分たちで考える方が住み心地の良い家ができると思います。それは間違いないです。

設計士も人間なので相性があると思います。自分たちが信頼できる感性が合う方と素敵なお家づくりをして欲しいと思います。「合わない」とか「おかしい」と思ったら他の方に相談してみると良いです。

 

間取りを考える時は生活している自分たちを思い描きながら考えるといいですよ。朝起きてどう動くとか、洗濯物をどこからどこに持って行ってどう干すのかとか、仕事の日はどういう感じか、休みの日はどう過ごすのかとか具体的な感じで。

実際に間取図ではわからないことも見ると気が付ける点はたくさんあるので、とにかくたくさんのお家を見に行くといいですよ。かならず参考になります。私たちはたくさん悩みましたが、今住んでいて満足してます。

体験談おわり

 

 

注文住宅における設計士の役割

注文住宅における設計士はプロのアドバイザーという立ち位置であるべきです。言うまでもなく、普通の人からみれば、間取りの設計というものは高等技術。設計士のサポートなしでは、自分たちの要望も再現できません。

一緒に家を作り上げていく上で、設計士との相性も重要です。人間どうしても「合う」「合わない」というのは出てきます。今回のように、もし合わないと感じてしまった場合、正直に勇気を持って担当営業などに相談した方が注文住宅としてはいい方向に進みそうです。

土地探しにおいても、同じく営業マンとの相性如何では、担当者を交代してもらうのも手です。

 

まとめ

「注文住宅で設計士と合わなかった」という体験談のご紹介でした。今回のポイントをまとめておきます。

  • 設計士は頼れるプロであるべき
  • 相性が悪い場合は交代を要求することもできる
  • 設計士と協力して良い“作品”を完成させたい

注文住宅の間取りにはたくさんの希望があるはずです。それをどれほど建物に落とし込めるかは、設計士とのチームワークが大きく関係してくると言えます。

【関連】設計士と2人3脚で建てた注文住宅は間取り・費用ともに満足!

 

追記【体験談②】合わないわけではない設計士とのマイホーム建築(いい人です)

兵庫県50代男性

2000年初頭に土地を購入し一戸建てを建てました。

建売でピンとくるところが無かったため早々に注文住宅にしようと決め、土地を購入した不動産会社に個人でやっている設計士を紹介してもらいました。

その設計士さん、良い人なんですが、言葉足らずなのか意図的に不都合な真実は隠すタイプなのか・・・ということがありました。

 

家の中に敷くフローリングは濃い茶色でお願いしていました。

結果は普通の茶色でした。「色が違いますよね」と言うと「いえ、これが一番濃い色です」と断言。

また、キッチンはシンクに妻希望の形があったのですが、それは無いと言われ断念したこともありました。

 

フローリングもシンクも、実際は希望通りの商品がありました。ただ、設計士は自分の取引のある業者が扱っていないと「無い」というんだと思いました。

「(私が取引のある業者で扱っている中では)一番濃い色です」

「(私が取引してる業者で奥さんが希望しているシンクは)ないです」

ということなのかな、と。嘘を言っているわけではないけれど正確ではない、ですよね。

 

好意的に解釈すれば、全体の建築費はしょせん、「業者価格」で、市場小売価格よりも安い値段で計算されているから、希望を叶えると別のところから真っ当な価格で買う必要があり予算オーバーしてしまうということなんだと思います。

一言いってくれればいいのに、と思いますが、言えばややこしい話になる可能性があり、全体の工程に悪影響がでて結果、全体予算に跳ね返ってくるという計算が働いた可能性もあるでしょう。

 

結局フローリングはそのままで受け入れることにしました。既に出来上がっていたので今からやり替えるのは相当大変だろうし、これまでの設計士とのコミュニケーションで良い人だと分かっていたし、上記以外の部分ではあれこれ調整してくれていたことが大工の棟梁さんとの話で垣間見えていたからです。

まあ、色の違いが許容範囲だったことが一番の理由ですが。

 

フローリングの色については、カタログを指さしてこの色でお願いしますと決めたわけではなく、全体のイメージ共有の話の中で「柱も扉も棚板も濃い茶色でね」という共通認識があり、この流れでフローリングもよろしくです、と話したので問題なかろうと思っていたのです。

実際、フローリング以外は希望通りになっていますし。

 

全ての部材について色や品番を指定して発注してもらうというのは膨大な量になりほぼ不可能、非現実的だと思います。

よって、設計士にそれを任せることにもなるわけですが、その中で「フローリングはこの茶色で」と選択させてしまったことが私たちの敗因だと言えるかもしれません。

もっともっと大事な部分、譲れない部分の話を重ねれば良かったかな、と。

「この茶色を選んだら施主さん怒るな、濃い茶色にしないと」と思ってもらえなかった、ということです。

でも結局それを受け入れてるわけじゃん、そこまで譲れないってわけじゃないじゃん、ではありますがこれは結果論で、設計段階では譲れない(と思っていた)部分だったのです。

注文住宅はまずは予算設定が重要!その中で何を実現したいのかです!

 

おわりに

  • 設計士に任せっぱなしにしない
  • 情報共有とコミュニケーションをしっかり取ること
  • 大事な部分はしっかりと確認すること
  • こまめに連絡を取り合い進捗確認をすること

 

普通の仕事の進め方みたいですが・・・。

最後に。その設計士とは今でも付き合いがあります。良い人なんですよ、ホントに。



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