注文住宅の収納の失敗や工夫 ~3つの体験談~


気持ちの良い快適な毎日を送るためには常に片付いていることが大事ですよね。そのためにも効率的な収納が必要だということは分かっていても、モデルハウスをみたり、設計の段階ではどうしても間取りやキッチンなどの目に付きやすいところに力が入ってしまいがちです。実は我が家もそうでした。

とりあえず収納の場所だけきっちり作っておいてはみたものの、その収納力を生かしきれず、引っ越し後、半年ほど経ってもまだ段ボールが目についていました。

我が家の注文住宅は収納失敗談。準備不足だった

我が家は注文住宅です。建築士さんが収納にとても気を配ってくれて、本棚はいわゆるスタッキングシェルフのようなものを造作家具として作ってくれました。同じように下駄箱も各部屋の収納棚も全て造作家具です。

収納力としては充分だと思い、その設計を喜んでいました。ただ予算的にギリギリのところで設計を進めていたので、細かな棚になるものは自分たちでプラスチックケースなどを用意するつもりで、大まかな枠組みの設計だけをお願いしていました。あとは工夫で上手くまとめられると思っていたんですね。

それがちょっと失敗でした。見えるところではないので、一般的な雑貨店でよくあるプラスチック製の収納ケースを買おうとしたところ、うまく大きさが合うものがなかったのです。奥行きを合わせると幅が上手くいかない、その逆もあったり、高さの問題もあったり。どんな大きさのものでもデッドスペースができてしまいます。探せば色々あるだろうと思っていたのですが、今、流通しているものはどこでも大体同じような大きさなんですね。そんなこと私は知りませんでした。

結局、多少の空きスペースには目をつぶって、一番収まりがいいと思われるケースを組み合わせて購入したのですが、これがまた結構な数を買うことになり、想定外な出費になってしまいました。

またそのようなケースを探すのにも時間が掛かり、片付けが思うように進まなかったこともあります。私たち夫婦は共働きで、時間のすれ違いが多く、コミュニケーションが限られていたので余計にそうだったのだと思います。

注文住宅の失敗から「収納シミュレーション」は大事だと学んだ

 

アドバイス
これは建売住宅であっても同じで、それぞれの棚の採寸をきっちりしといて、どのように収納をしていくのかという綿密な事前準備があった方が良いです。場合によっては、お金が余分に掛かってしまっても始めから細かいところまで作ってもらってしまった方が良かったのだと失敗して初めて思いました。

神奈川県T様


体験談②:私が実践した注文住宅の収納工夫は『拡張保険』

マイホームをお考えの方に、私の収納スペースの拡張保険に関する成功談を参考にして頂ければと思います。

皆さん、それぞれの生活スタイルにあわせた“収納”を考えられていると思います。収納を増やす方法には、いかに多くの収納スペースを確保できるかという収納スペースの創出と、いかにして同じスペースの中により多くの物を効率よく収納するかを工夫する収納テクニックとの2種類があると思います。

屋根裏空間にひと工夫

私が今回ご紹介するのは収納スペースの創出になりますが、私が実際に活用したのは屋根裏空間の工夫です。

屋根裏を収納スペースにすることは、屋根裏収納、小屋裏収納、ロフト等の名称で幅広く活用されている、当たり前のスペース活用方法だと思います。これを建築段階からフルスペースで活用できる方はそうして頂ければと思いますが、それは難しいけれど先々の収納スペースが足りるかが心配という方には、是非参考にして頂ければと思います。

私がマイホームを購入する際、出来るだけ多くの収納スペースを作ろうと考えながら設計をしていってもらいましたが、実際に必要な収納はそれぞれの家族構成やライフスタイル、生活年齢に寄っても大きく変化してくもので、マイホームの設計段階での収納量の想定と、実際に生活をしていく中で必要になる収納量とには違いが出てきてしまいます

私も予算の許す範囲である程度の余裕を持った収納スペースを作っていたつもりだったのですが、実際に生活をしていく中で荷物が増え、実経験から、設計段階で想定していた容量の1.5倍程度の余裕は必要ではないかと思います。

収納拡張の事前準備

我が家の溢れ出した荷物を解決してくれたのが、後々拡張をする可能性を想定しておいた屋根裏空間でした。

建築時、将来的な収納スペースに若干の不安を抱えながらでしたが、費用の問題もあり屋根裏面積の1/3程度のスペースを屋根裏収納として設計していましたが、言い方を代えれば2/3の屋根裏空間が空いている状態でした。

収納スペースの不安を払拭しきれなかった私は、設計段階で後々にこの空スペースの拡張工事をする可能性を考え、既設する屋根裏収納から通路を開口しようとしたときに、建物強度に影響が出ないように柱や梁等の位置を調整しておいてもらう“拡張保険”を掛けておきました。

後からの増改築は建物強度の確認から始まり、費用と手間が掛かりますし、場合によっては強度設計の問題から工事そのものが出来ない場合もあると思いますが、建築設計の段階でこの要素を組み込んでおけば、工事費用以外はクリアしたも同然です。

私の場合、この拡張保険の工夫が見事に効果を発揮する事となり、スムーズに屋根裏収納の拡張をすることが出来ました。

注文住宅では『収納保険』についても考えてみて下さい

アドバイス
私は心配性な性格で、このような“収納保険”を考え付きました。保険は使うことがない方が良いと思いますが、もしもの時の備えが保険です。空き空間があり、将来的なスペースに不安を持たれているようでしたら、是非一度ハウスメーカーさんに、この収納の拡張保険をご相談頂ければ良いかと思います。

長野県在住・O様


体験談③:注文住宅の間取りは収納を多くとって成功

私が家を購入するときに重要視したのはずばり「収納」です。

注文住宅でわが家が立てた予算はかなり低いもの。その為ある程度家の大きさは妥協せざるを得ないという事は分かっていました。しかし、小さな家だからと言って部屋の広さばかりを重要視すると収納場所に困ってしまいます。

そこで部屋は狭くても収納場所を確保する間取りにしたことによって、より住みやすい家にすることが出来ました

部屋の広さより収納をできるだけ確保した

私たちは、今の注文住宅に移り住む前は、戸建てのアパートに住んでいました。当時わが家の家族は夫婦2人と生まれたばかりの子供が1人。間取りは2DKでしたが、広さとしては十分でした。

そして何よりも助かったのが、収納が多いという事。収納が多ければ、その分余計な収納家具を買う必要もなくなり、節約になります。そして家具が少ない分とても家を広く感じることが出来たのです。このアパートでの生活を活かし、注文住宅で家を建てる時には、部屋は狭くても収納を増やそうという希望がありました。

そして、注文住宅で間取りを考えるとき、

  • 和室には天袋のついた広々とした押し入れ
  • 階段下のデットゾーンも収納場所に
  • 将来の子供部屋には通常よりも大きめのクローゼット
  • 夫婦の寝室には大きめのウォーキングクローゼット

これらをつけることにしました。

さらに、強度の必要ない壁には、ちょっとした収納棚をオリジナルで作ってもらいました。その結果、各部屋はそう広くはありませんが、収納たっぷりの場所のために余分な家具を置く必要がなくなり、広々と感じられます。

注文住宅では収納優先間取りがおすすめ

アドバイス
もしも広い家が欲しいけれど、土地の広さに制限があったり、予算の都合などで大きな家の購入が難しい場合、ぜひ収納スペースを多めにとる間取りをおすすめします。収納スペースを広くとってしまうと、余計部屋が狭くなってしまうのではと心配になってしまうかと思います。

しかし実際には、収納スペースを確保することで余分な家具を置かずに済みます。それどころか、家具を置かないことによって部屋全体がすっきりとし、逆に広く感じることが出来るのです。収納スペースの多い家は、部屋をすっきりさせるだけでなく、片付けも楽なので気軽にお客様を迎えることが出来る家となっています。

とは言っても、時がたてばどんどんと物は増えていき、収納場所がもっとほしいとい感じることもあります。もちろんその時には収納家具を買えば悩みは解決します。

しかし、せっかく収納スペースを広くしたのに、さらに収納スペースを作るのはとても無駄なことです。その為、もしも収納スペースを超えて物が増えてしまった場合は、その都度片付けてすっきりとした部屋を維持しています。

栃木県在住・女性





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