メーターモジュールのメリット+尺モジュールについても知っておこう(注文住宅)

マイホームの模型のそばに並べられた図を書くための道具達

注文住宅を建てる方へ。「メーターモジュール」と「尺モジュール」をご存知でしょうか?

ここでは、メーターモジュールと尺モジュールのメリットやデメリットを知るヒントとなる体験談をご紹介していきます。

 

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【体験談①】メーターモジュールのメリットをしっかりマイホームに反映

長野県O様

 

私のマイホーム購入のきっかけは、両親との同居を考えた事からです。

近所には住んでいるものの、毎日立ち寄ったり電話をしたりというのは少々気恥ずかしいところもあり、月に2~3回訪問するのが精々でしたが、やはり年齢を重ねていく両親の状況に不安があり、妻も同居を承諾してくれました。

 

ハウスメーカーもほぼ決まり、2世帯住宅での生活をどう快適に過ごしていくかの間取りを考え始めました。

間取りというと、何処にどのような部屋を作るかを決めていくということをイメージされると思いますが、その他にも間取りの大切なポイントの1つとして“生活動線の配置”があります。

部屋同士を全て続き間としてしまえば廊下(動線)なんて関係ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ続き間であったとしても、その間を移動する必要があれば部屋の中に動線が存在する事になりますし、ドアの前も立派な動線です。

自分達の移動する範囲やルートを想定し、生活動線となるスペースを確保することになりますが、その動線周辺をどう有効活用するかも設計段階で考えられると良いと思います。

家の新築は動線の良い間取りを知っている女性に任せろ!

 

メーターモジュールのメリットでゆったり生活動線を確保

今の住宅設計の寸法規格はメーターモジュールが主流になってはいるものの、尺モジュールも共存している時代です。

この規格の寸法上の違いはメーターモジュールの方が尺モジュールに比べ10cm程度長いという事なですが、この10cm程度の違いは普段の生活の中での解放感が得られる事に加え、

引っ越しや家具の入換等、荷物の出し入れをする際の作業性にも大きな威力を発揮してくれます。

生活上のメリットが得られる反面、長さが延びる分だけ一つ一つのスペースが大きくなってしまい、建築面積との兼ね合いや建築コストのアップにも繋がってしまうというデメリットがあるため、

この寸法規格の選択は、建築時のリスクを負うか、それとも先々の生活していく中のリスクを負うかの選択と言えるものだと思います

 

私達はこの規格の違いについて、尺モジュールを選んだ場合に将来の生活にどれだけの影響・リスクがあるかを考えてみました。

まずは日々の生活の中で若干の狭さを感じるという事がありますが、これはある意味で“慣れ”だと思いそれほど重要視はしませんでしたが、時代の流れはメーターモジュールへ向かっているのは紛れもない事実であり、

冷蔵庫や洗濯機等の生活家電、また一般的に売られている規格家具のサイズを考えると、尺モジュールにした場合には大きくて入らないという問題が想像できますし、

荷物・家具の移動をする場合の作業性や安全性への影響も大きいと考えました。

 

また、まずは両親が、先々は私達夫婦も老後を迎えます。

経験しなくて済めばそれが良いですが、車椅子を使った生活が基本になる可能性もあります。

こうなった場合、車椅子でも安全に移動する事のできる通路幅は必要不可欠な要素だと思います。

私達は建築時のリスクを負っても先々生活していく中のリスクを解消する為に、メーターモジュールを選びましたが正解だったと思います。

もし規格選択を迷われているようでしたら、私達がマイホームを購入して以降の経験・感想からも、日々の生活にストレスのないメーターモジュールを選ばれる事をお勧めします。

 

寸法規格はデメリット?

メーターモジュールをお勧めしておきながらの余談ですが、これまでの私の経験上に1つだけデメリットがありました。

それは屋根裏を収納スペースに自力改装しようとしたときのことですが、ホームセンターで購入できるベニヤやコンパネ等の板材のほとんどが尺モジュールの規格寸法の物だということです。

メーターモジュールの構造体に尺モジュールの資材を当てていくと、当然寸法足らずとなり余分な接合部が出てしまいます。

私の場合、屋根裏収納の壁や床、天井の下地部分だけの問題でしたし、自分で作業をしたから面倒だったという程度の話しなのですが、寸法規格の選択時には全く考えていなかった小さな落とし穴でした。

 

メーターモジュールのメリットを考え尺モジュールとの比較を

これに限らず、世の中には尺モジュール、メーターモジュールのどちらかの規格でしか用意されていない物品も少なくはありませんので、皆さんもいつか何処かで遭遇する問題だと思います。

大は小を兼ねるの言葉を信じ、ゆとりのある生活が送れるように、生活動線にもご配慮頂くことをお勧め致します。

 

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追記【体験談②】メーターモジュール?尺モジュール?廊下と階段が狭い…

福岡県30代女性

2014年に木造軸組2階建住宅を建築。

 

建物が完成して引渡し前の施主チェックの日のことです。建物を隅々までチェックするため、我が家の廊下・階段を移動中に違和感を感じました。

 

私「なんか展示場の建物に比べて廊下や階段の幅が狭くないですか?」

ハウスメーカー担当者「展示場の建物はメーターモジュールで造っていますが、提供している建物は尺モジュールで造っていますので展示場より廊下や階段が狭くなっています。」

私「メーターモジュール?尺モジュール?」

 

メーターモジュール・尺モジュールを知る

「モジュール」とは、家を設計するときの基準寸法のことです。

メーターモジュールは1mすなわち1,000mmを基準とし、尺モジュールは910mmを基準とします。

この1,000mmと910mmが柱と柱の間隔となります。

柱と柱の間に壁材(石膏ボード)やクロスを張るためその厚さの分、実際に使える廊下や階段の幅は狭くなります。

ハウスメーカーによって違いますが、実際に使える幅は一般的に尺モジュールの建物では780mmくらい、メーターモジュールの建物ではそれより90mm広い870mmくらい。

これが廊下や階段の幅となります。

【参考】メーターモジュールと910モジュールはこんなに違う!

 

廊下と階段が狭い

我が家の廊下の幅をメジャーで計ってみると765mm。

私「一般的に尺モジュールの建物では780mm、我が家は765mmしかないのですが?」

ハウスメーカー担当者「一般的なハウスメーカーでは3.5寸(105mm)四方の太さの柱を使用していますが、弊社では4寸(120mm)四方の柱を使用しています。柱が太く頑丈な建物になっていますが、その分廊下の幅は狭くなってしまいます・・・」

 

実際に住んでみると廊下や階段の幅が狭いため、洗濯物や荷物を運ぶ際に壁にぶつけることが多くあり一部で壁のクロスがはがれてしまった箇所もあります。

建てる前にはまったく意識していなかった廊下や階段(生活導線)の幅ですが、図面では分かりにくい実際の幅について建てる前に認知できるようにしていただきたいです。

マイホームはデザインより家事動線を優先して成功!

ハウスメーカーの展示場の建物は実際に提供する仕様(モジュール・柱の太さ等)で建ててもらいと思った体験でした。

 

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