生活して感じたリビングイン階段のメリットとデメリット

キッチンから見たリビングイン階段のあるマイホーム

私達家族は2010年に注文住宅で家を建てました。2階建の建物です。

設計の打ち合わせで最も重視して考えていたのは、リビングイン階段です。当時流行っていたのもあり、採用に躊躇などなく当たり前のようにリビングイン階段を基本にマイホームの間取りを決めていきました。

住んでみるとうわさ通りのメリットもあれば、デメリットも感じることがありますので書いていきたいと思います。リビングイン階段を考えている方への参考になれば幸いです。

 

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リビングイン階段のメリット

リビングは2階に配置した間取りです。

リビングイン階段のメリットとして私たちが採用するに考えた大きな理由として

 

  1. 廊下部分を削ることができ、リビング空間を広くとることができる
  2. 家族皆がリビングを通過して各々の部屋へ行くため顔が見れるため安心

 

いわゆるよく言われるメリットではないでしょうか。

 

結果的にリビングは広くとることができ、子供が学校から帰ってきて自分の部屋へ荷物を置きに行く時にも顔を見ることができ予想通り効果は発揮できています。

 

リビングイン階段のデメリット

次に実際に住み始めてわかったリビングイン階段のデメリットについてです。

 

  • 冷気と臭いと声が上がっていく

 

冷気

冷たい冷気が上の階へ階段を通って上がっていくのは知っていましたが、これは本当でした。しかし我が家の場合は2階が各部屋となっていて原則ドアを閉めているので、特にこの点は気にならずに生活できています。

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臭い

臭いについてですが、今夜のおかずが何かわかる程の臭いが上がっていきます。料理の臭いであればまだいいのですが、漂白剤の臭いなどのいい臭いでないものも上がっていってしまうため、そういった不快に感じがちな臭いを発する作業をする場合は、家族がいない時間帯を選んで行うようにしています。

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話し声(音)

話し声に関して、これは設計時にあまり予想できませんでした。

1階である程度のボリュームで談笑していればそのまま上に聞こえます。特に夜中はほぼ確実に聞こえます。

時に夫婦で子供の前で話さない内容の会話は夜中にリビングですることはあるはずです。それが「万一聞こえているかもしれない」という疑いをリビングイン階段がもたらしたりします。

その時の私達夫婦の会話ボリュームはすごく低いものになっています。

 

会話はもちろん、TVや音楽もある程度のボリュームがあると上の階に伝わっていきます。 私事ですが、一時流行ったビリーズブートキャンプを家族が寝静まった後にリビングでやろうと試みましたがやめておきました(笑)。

 

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まとめ

 

リビングイン階段にはメリットとデメリットがありますが、今回あげたデメリットについては階段の入り口にドアをつければ解消することも可能です。少し解放感は減ってしまうかもしれませんが冷暖房効率も上がりますのでおすすめの方法です。

 

子供が思春期になった我が家ですが、外出する時も戻って来た時も、顔を見る事のできるリビングイン階段にしてよかったなと思う今日この頃です。

みなさんも検討してみてはいかがでしょうか。

群馬県K様

 

追記【体験談②】リビングイン階段のデメリットを痛感したマイホーム購入

三重県30代男性

マイホームを考えた時からリビング階段が第1条件でありました。私たち夫婦は共働きで家族設計をしているため、どうしても子供たちと接する時間が少なくなってしまう。

せめて子供が家に帰ってきてから自分の部屋に行く動線でリビングを挟む事によって顔を合わせる時間を作ろうと考えました。

当時リビング階段が流行であった事の影響も少なからずあるのですが。

 

しかし実際住んでみる、リビングの音(テレビの音や笑い声)は2階にいてドアを閉めていても聞こえますし、冷暖房の空気はどうしても2回に逃げてしまいます。

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エアコン業者にも指摘されたため、設置当初もリビングの広さ以上に部屋に対応できるエアコンを設置する必要もありました。当然値段も少しお高くなってしまいました。

リビングからすぐ階段の1段目が始まってしまうので、ドアを付ける事もできません。

エアコンに関してはロールカーテンを設置することにより多少は軽減されましたが、音の問題はどうしても解決できません。

これでは子供が友達を連れてきた時には、リビングで生活している方が気をつかわなければなりません。

子供と顔を合わせるという目的だけを考えすぎた為に、それに伴う問題点にまでは考える事ができていなかったという結果です。

 

必ずしもリビングイン階段にする必要はなかった

解決方法としては、リビング階段でなくても、リビングを通らないと2階に行けなくする動線は作れるであろうと思います。そうすれば、階段と接する1階部分にドアを付ける事も可能であろうと思います。

少し前に家の売り出しのチラシで、その様な設計をされている物件を目にしました。

設計段階で営業担当の人にも「子供なんて、育て方や家庭環境で自分の部屋に籠るようになるのか、勉強以外はリビングにいるのかが決まると思いますよ」と言われた事を思い出しても建ってしまってからでは、後の祭りである事は言うまでもありません。

育て方については注文住宅の失敗談とは話がずれてしまうのでこの辺に留めますが、階段の配置によって、この問題が解決できていた様な気がします。

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