ダメなハウスメーカーだと徐々に気づいていった私の注文住宅体験

戸建建築中の模型



誰しも“いい”ハウスメーカーでマイホームを建てたいと思い、“ダメな”ハウスメーカーで建てたいとは思いません。

そこで今回は、「注文住宅で次第にダメなハウスメーカーであることがわかっていった」という一例のご紹介です。

【体験談①】注文住宅を建てて感じた「ダメなハウスメーカー」だと

山形県M様女性

私たち家族がマイホームを夢見たのは2015年です。

金銭面というのもありますが、最初のころ新築には全く興味がなくリノベーションをするための中古住宅を探していましたが、夫の知り合いがハウスメーカーの社長をしているので、これまで一連の話を聞いてもらいました。

その社長がいうには、「中古住宅は今リノベーションで人気があるが、耐久年数からするともう建て替えの住宅を見栄えだけよくしても、水道や床下など総取り換えとなる場合も多く、結果新築と同じくらい費用が掛かり、夏は暑くて、冬は寒い見栄えだけの家になる」

と力説され、だったら新築を建てようということになりました。

一概にリノベーションはマイナス要因しかないとはもちろん言えません。あくまでこの社長の考え方です。

ただ私は金銭面だけで中古住宅にしたかったわけではなく、自ら住宅を作ってみたい、DIYをしたかったので、全て作りこむのではなく、作り棚は一切なし、壁も自分で漆喰を塗るといった箱物を作ってもらえるならということで、新築作りがスタートしました。

 

このハウスメーカーはダメだなと思い始めた

しかし実際に話が進み契約済むと、以前言っていた箱物のような家では完成展覧会で見せられないので、壁はクロスを貼ります、最低限見せられるように作りこみます、と新築を決意した条件を根底から覆されました。

完成内覧会とはハウスメーカーが建築した家を、一般の方へ実際に見学してもらうこと。

私が使ってほしかった日本産の玄関タイルは施工事例があるにもかかわらず、大工さんがやったことがないのでうちでは使えない。

小さい子供がいるので、寝室は一階に欲しいと何回も言っていたにもかかわらず流され、

一回ぽろっと話したお風呂から外が見えるように大きな窓が欲しいという案が採用。

このあたりからハウスメーカーに対しての信頼感は0でした。

 

施主の意見を受け入れない

また主婦にとってキッチンはこだわりたいところだと思うのですが、私も料理が好きなので断然ガスがいいと思っていました。

以前の震災で一日電気が止まってもガスは使えたので、万が一のことを考えてもガスにしたいと伝えていたのですが、毎回オール電化押しで、経験が浅い会社だったので今までガスを施工したことがなく、オール電化の方がメリットが多く、その説明も油はねがほぼしないなど嘘まで言われ、ガスにしたいという意見は全く受け入れてもらえませんでした。

結局工事が始まるまでガスにしたいと言っていましたが、やり取りも面倒になりオール電化に折れることになりました。

しかし自分でオール電化について調べ、IHは鉄器が使えるなど料理好きにはうれしい情報もあり、こういったことを教えてくれれば、早いうちに考えたのに、とハウスメーカーの経験や知識の浅さにがっかりしました。

 

住宅ローンが足りなくなる

一番大きかったのは、資金計画についてです。他の部分は住んでから何とでもなると言えばなるので。

自分のハウスメーカーで建ててもらいたいからか最初は住宅ローンの借入金額を少なめにして、これで建てられますと言っていたのに、後々足りませんでした。

金額を決めたのはハウスメーカー側なのにまるで私たちが悪いような言い方で、結局、当初住宅ローンに含めてほしいと言っていた部分も入ってなかったりと、別にローンを組むことになりました。

それに気づいたのが土地の契約終了後でまるで詐欺にあったような気分です。

住宅ローン審査にあたり、建物のオプションや外構工事費用の見積もりも提出して審査を受けることが理想です。住宅ローン減税も適用されます。

関連記事:最初から外構工事も行い住宅ローンに組み込みましょう!

 

次はダメなハウスメーカーでは建てたくないのは言うまでもない

最後にもし私がもう一度家を建てるのであれば、

  1. ハウスメーカーを選ぶときは、知り合い以外の会社
  2. 数社で相見積もりをしてもらい、対応を見る
  3. ここは絶対に譲れないというところは、口頭で伝えるのではなく箇条書きにして渡しておく
  4. 大手の会社で報告、連絡、相談がしっかりしているハウスメーカー

この条件を踏まえてもう一度建てられるのであれば、大満足です。

これでも家の完成は楽しみでした。ただリフォームが必要になってもこのハウスメーカーには絶対頼みませんけどね。


 

【体験談②】「あれ?ダメなハウスメーカーなのかな?」

体験談概要
  • 関西中堅のハウスメーカーでマイホーム建築
  • 徐々に「ダメなハウスメーカーかも」と感じ始める
  • アフターメンテナンスはしっかりしているハウスメーカー
  • もし、もう一度建てるなら別のハウスメーカーで

 

京都市西京区NH様

関西において、長期優良住宅を売りにしている業者で家を建てました。木造注文住宅としては、坪単価の割安も謳っていました。

また、中堅木造建築の会社ながら展示場を持っていたのが選んだ大きな理由です。展示場に行って説明を受けた時、建設時のコンセプトは「公開」ですと言われた事にも影響されたかもしれません。

 

ハウスメーカーのコンセプト「公開」

木造注文住宅を「〇〇ホーム」と呼んでいます。その家は「品質主義」であり、それを支えているのが「公開」だと言うのです。

建築過程を明確に施主に公開し、建築知識のない一般の人でも理解し、進めていくということでした。

ホームページには、お客様からの「アンケート」「クレーム」「建築後の不具合(雨漏り)」を包み隠さず公開しているとも営業マンは言っていました。

建築中も、耐震器具の取り付け状態等、壁が出来たら見えなくなる部分を、壁を作る前に設計通りになっているか現場監督が施主側に現地説明をしてくれるとも言っていたのです。

帰宅後、ホームページを閲覧するとクレームもしっかり掲載されていました。

 

ダメなハウスメーカーなのかもしれない…

注文住宅ですから、色々と営業マンに希望を伝えて設計図や完成予想図が出来上がっていきました。しかし、時折、前回に希望したことが反映されない図面がやってくることもありました。

その為、少し不安になり、営業マンの上司に相談したところ、謝罪があり今後は打合せ後に、互いに覚書を作るようにするとのことでした。でも、細かなドアの開く向きやクロスや床材の品番が違ったりすることがありました。

 

何とか、図面もでき上がり建築確認も取れたので建設へと進み始めました。

進捗状況を見に行くと職人さんが丁寧に対応してくれるのかと思っていましたが、「監督さんが今いないので入らないでください」と何度も断られました。

私たちの受け止めていた「公開」とは、土曜日などに進捗状況を見に行った時に説明してくれる事だと思っていたのです。

営業マンに電話して、「来週の土曜10時に現場を見に行くから」と伝えていたのに現場監督は「急用が出来たからいません。説明はできないけど、入ってください。」と好意的では無い態度で対応されました。

営業マンに問いただすと、現場は現場監督に任しているので現場監督に直接言って欲しいなどの対応で、契約するまでは好意的に返答をしてくれたのですが、工事が始まってからは関わりを持とうとはしてくれませんでした。

現場監督も、数棟の建築を一手に任されているようで、電話連絡しかできない状態が続いていました。

 

また、営業・監督・職人の連携が悪く、壁を張る前に見せて欲しいと依頼していた場所についても、連絡が無いまま壁が出来ていたり、見学希望日時を伝えても営業が現場監督に伝えるのを忘れていたりと色々不満がでてきました。

その度に、改善を求めましたが、あまり言いすぎて手抜き工事をされてはと思い、クレームとしては上げないでおきました。

 

ハウスメーカーのアフターメンテナンスは良し

色々ありましたが、計画通りに工事が進み無事完成しました。

引き渡しの時は、色々な方が参列していただき、盛大に引き渡しをしてくださいましたが、建設時までのギクシャクした思いはぬぐえませんでした。

雨漏りの調査やメンテナンスは、他の工務店より優れているのではないかと思います。建築された家自体は、信頼できる建物のように思えます。

余談ですが、友達にメンテナンスの事を話したら「自信がないから頻繁にチェックに来るんでは(笑)」と言われました。そんな事を冗談に話せる訳は、その方の実家もこの業者で建てられているからです。

(関連:ハウスメーカーのアフターサービスは重要。家はメンテナンスも大切です

 

もう一度建てるなら別のハウスメーカーで

建物自体は、値段以上の家を建ててくれたと思います。ただ、中堅工務店の割には、手広く商談・建設しているようです。

その為、営業や現場監督のひとりで受け持つ顧客が多く手が廻らない事と、社員教育の不十分さがあると思います。(営業マンの当たり外れだったのかもしれません)

これは、企業として改善していく必要があると思いました。家自体は、品質の良いものだと思います。だからこそ、しっかりとした企業体質が求められるのではないかと思います。

もし、もう1軒建てることがあるなら、この業者に無料の範囲で設計や提案を頂いて、地元のしっかりした工務店に建築を依頼するかもしれません。そんなことが許されるならですが。

 

【体験談③】ダメな工務店でのマイホーム建築奮闘記。現場へ毎日見に行くべし!(神奈川県30代男性)

2009年に土地を購入して注文住宅

 

注文住宅は文字通り、自分の要望を1から注文して家を建てるのですが、工務店の方との打ち合わせを何度も繰り返して行われるうちに少しのズレが生じてきます。

それは予算内で自分の要望を妥協することなく伝えていくのですが徐々に疲れていき、双方の求めている完成された家に違いが出てくるのです。

私が庭はいらないのでその分屋上で子供が遊べるようにして欲しいと伝えたのにもかかわらず、無駄に大きな庭が作られそうになったのです。すぐさま責任者に連絡をして図面を書き直させました。

図面だけでズレが生じてくるので、実際に自分の家が建てられているときは毎日差し入れと共に見学に行きました。

 

そしたら次から次へと注文通りにいかないことが沢山出てきました。ドアの色が違ったり、そもそもドアの形が違ったりして三日に一度は大工さんと揉めました。

家の形状からお風呂の大きさ、洗面所やトイレの広さまで事細かく打ち合わせしたにもかかわらず望んだものと違うことが起こりました。

妻は疲労で口数が減っていき、小さなことで喧嘩もしてしまいました。

あそこの工務店にすればよかった、もっと大手に頼めばよかったなど理由はそれぞれでしたが、最後には借金をしてまで家なんて建てなければよかったと思ってしまいました。

 

そして疲労のピークに達した時、事件が起こりました。それは床を漆喰で古民家風にしてもらうところをなんと真っ白く塗ってしまったのです。

カルフォニア風の家を望んでいたらそれで良いのかもしれませんが、私はそれを望んでいませんでした。しかもペンキにムラが目立つので、子供がイタズラで塗ったのかと思うほど酷い有様でした。

とうとう怒りがピークに達したので、本部に直接文句の電話をかけました。

電話だと伝わらないからこちらから本社の方に出向くと伝えたところ、エリア長と言いますか、上の人が直接現場を見させてもらうと言ったので私たちは待ちました。

エリア長が来て現場に唖然とし、どうすればよいか聞いてきたので、私は外壁はもう完成していたので、あとは家の中を仕上げるだけだったのですが気が収まらないし、今までのこともあったので家を取り壊せと伝えました。

他のハウスメーカーに頼むので、更地に戻してくれと言いました。

するとアスファルトに穴が空くほど頭を下げてきたので、床をもっと高級にしてくれとだけ要望をだして済ませました。そしたら床暖を無料で取り付けてくれました。

いろんなことがありましたが、なんとか家は完成しました。

 

家が建てられている時は、毎日見に行くこと。もし完成まで見に行かなければ、夢のマイホームとなっていなかったです。

そして一番大事なことが見学の度にお茶など差し入れを持っていくことです。なぜなら人間なので差し入れをするだけで適当な仕事をしないようにするからです。プレゼントをくれる人を悪く言う人はいませんから。

そして大工さんは図面と現場監督と言っていることが違うのを指摘してくれたり、怒って家を取り壊せと言った時も私に味方してくれました。

余談ですが大工さんが外部からの請負で現場に来ているとは思いませんでした(注文したハウスメーカーの人だと思っていました)。

食卓のお皿にのっている家の模型

ハウスメーカー選びは疲れた。終わってできるアドバイス

2017-12-23
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