注文住宅では外観にこだわりすぎると間取りに失敗するかも!?

高級感のある外観のマイホーム

マイホームは注文住宅と考えている方へ。

外観にこだわりすぎると、間取りがおろそかになってしまう可能性もあるので要注意です。

 

【体験談】注文住宅の間取りは失敗。原因は外観イメージにこだわり過ぎたこと

愛知県30代女性

2016年に新築戸建住宅を購入(注文住宅)

 

注文住宅に憧れがあった私達夫婦は、スタイリッシュでおしゃれな家を建てたいと思っていました。

住宅展示場を周り、ある住宅メーカーの”展示の家”の外観が気に入り、建売を検討することなく、そのまま注文住宅で新築を建てることになりました。

しかし、それが大きな失敗だったのです。

 

外観重視

住宅メーカーと契約して、苦労しながらも無事に土地も見つかり、さあ間取りを決めようとした時のことです。

設計の担当者さんは、土地にあった無駄のない間取りを提案してくれました。でも私達はイマイチしっくりきません。

原因は明らかでした。最初に展示場を見た時のあの建物の外観とかけ離れていたからです。

もちろん、展示場サイズの家が建てられるとは思っていませんでした。でも少なくとも展示場の建物と同じ材質でつくるのだから、似せた家は建てられると思ったのです。

『こんな感じの外観になるようにしたいんですけど』と、私達のイメージする外観の家の写真を設計士さんに見せました。

写真は事前にネットで調べていて、展示場を縮小したような、イメージにぴったりの家を見つけていました。

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外観ありきの間取りへ

注文住宅なので、もちろん設計士さんは何も反論することなく、今度は私達の要望の外観をもとに間取りを作成してくれました。

そのでき上がった間取りを見た第一印象は、『うーん…なんか微妙なんだよなぁ』という気持ちでした。

外観は理想通りなのですが、リビングや水回りの配置、さらには階段の場所も納得いきません。

『もっとこっちにこれを…』と設計士さんに相談したのですが、間取りをこだわると、また外観を変えなくてはいけなくなってしまうのです。

外観が気に入りすぎていた私達は、どうしてもイメージ通りの外観を変えたくありませんでした。

そうでなければこの住宅メーカーに決めた意味がありません。

なので、決められた外観の中で間取りを決めていく…という、なんとも不思議な作業をしていたのです。

要するに、間取りの大枠はもう固定されていました。

注文住宅の良さは自由な間取り設計だと思うのですが、私達は固定された枠の中でしか間取りを決められませんでした。

 

生活しずらい間取りに

そして、最初に違和感を感じたのは上棟の時です。

『土地がこんなに広いのに、なんで建物の場所がかたよっちゃったのかな…』と、土地に対して建物の位置どりがバランス悪く見えました。

でもあのステキな外観の家に住めるし…と、まだこの時はさほど気に留めませんでした。

 

建物が完成して引っ越しを終え、しばらくたった頃、

『なんでリビングがこんな形なんだろう』
『階段がここにあって邪魔だなぁ』
『玄関をもう少し広くすれば良かった。』

と、急に間取りに不満が出てきました。

それもそのはず。外観を先に決めたばっかりに、間取りが制限されてしまったからです。

住み始めると、外観なんて気にもしませんでした。外観が見えるのは家の外にいる時だけです。

家の中にいると間取りの不便さが気になって仕方ありません。

私達は見た目のオシャレさを優先したがために、快適な暮らしを二の次にしてしまいました。

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外観と間取のバランスを考慮

そんな失敗をしないためにも、住宅展示場に行っても、くれぐれも外観だけで判断しないことです。

たしかに住宅メーカーの展示(モデルハウス)に似せた建物はつくれます。

しかし、それが自分達の土地に合っているか、生活スタイルに合った間取りが決められるかはわかりません。

注文住宅を建てる時は外観の好みも大事ですが、住みやすい家づくりができるようにしっかりリサーチし、できれば建売も見学して、実際の生活をイメージしてからでなければいけないと思いました。

 

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