意見を通して寝室につけた窓。隣の家からの視線を勝手に意識してしまうという結果に…

白いレースのかかったマイホームの窓

【体験談】隣の家の人はうちの窓から寝室を見ている??(北海道30代後半 主婦)

2014年に新築注文住宅を購入しました。家を建てるにあたり、最も重視した点は交通の利便性の良さでした。

北海道では冬は雪の影響により、地下鉄以外の交通機関は定刻運行できなくなります。ですから、何が何でも地下鉄駅徒歩圏内、というのが譲れない条件でした。

当然、そのような便利な場所は地価が高く、我が家で手が出る価格の土地は住宅密集地のほんの狭い土地でした。

どの家も敷地ギリギリまで建物があるほどの密集地です。ただ、駅も近く、周辺に商業施設も多いことからそこに即決しました。

 

建物に対する大きなこだわりはなかったのですが、「狭小住宅なので極力無駄なスペースは省いて欲しい」というオーダーだけ、設計士さんに出して、間取り等についてはお任せすることにしました。

出来上がってきた平面図、立面図を見ながらドアやコンセントの位置など細かい調整を我々夫婦と設計士さんとで行いました。

そこで気になったのが窓の少なさでした。特に寝室として使おうと思っていた角部屋が1面にしか窓がないことが気になり、

「ここに窓はつけられないのでしょうか」と聞くと、設計士さんは「ここに窓をつけると、裏の家との距離が近いから、部屋の中が見えてしまう可能性があるんです。今の窓の数で風通しも日当たりも、問題ないはずです」とおっしゃいました。

私としては、寝室は湿気や臭いがこもりやすいから窓を開けてがっつり換気をしたかったので、どうしてもつけて欲しい、とお願いし、妥協案として小さめの窓をつけることにしました。

 

いざ、自宅が完成し、生活が落ち着くと、やはり私が希望した窓が気になってきました。特に、子供が産まれたばかりで子育てに精一杯、寝室の布団がぐちゃぐちゃなのは毎日のことです。

また、子供と一緒に昼寝をする時間も増えたのでますます裏の家から、覗くつもりはなくてもこちらが見えてるのではないかと不安になり、結局その窓は一日中カーテンを閉めたままになってしまいました。

 

窓一つとっても隣の家のことも考えられている

設計士さんは建てる家そのものだけではなく、周辺の住宅の窓の位置なども確認した上で図面を書いているのだと思います。

窓の位置やドアの位置、間取りに至るまで、これまでの設計士さんの経験と学術的な知識に基づいた上での設計図なんだと思います。

素人である建主が変更を求める時は、「なぜこういう設計になったのか」と理由を聞くようにしましょう。その理由を聞いた上で変更するかどうかじっくり考えてみてください。

家を買う、というのは多くの人が人生でたった一度の出来事です。納得いくまでしっかりと相談し、自分の意見ばかりを主張しないことも専門家に任せることも、時として大切なことだと痛感しました。

北海道30代女性

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