実家の隣に家を建てるなら読んでおきたい体験談

3階建の家の隣にマイホーム

【体験談】実家の隣に家を建てることでいろいろ出てきた話(静岡県30代男性)

6年前に新築一戸建てを購入

私は〇〇ハウジングにて新築一戸建てを注文しました。きっかけは妻と子供一人と実家に身を寄せていた際に、家に入ってきた広告の中のチラシを見たことからです。

当時、マイホームを建てたいと希望はあったものの家づくりに関して全く知識のなかった私と妻は他のハウスメーカーを検討しようという考えは浮かばずに、さっそく近場の〇〇ハウジングの店舗に赴きました。

担当者になってくれた方はとても親切で、何も知らない私たちに住宅に関する様々な事を教えてくれました。

この時は、今後の生活に影響する1つの大きな失敗をする事になるとは気が付きませんでした。

 

そもそもなぜ家を建てようとしたか

私は3人兄弟の末っ子ですが、いわゆる家を継ぎ墓守をする立場にあります。

長男はうつ病を患い現在も働くことは出来ずに実家に引きこもっている状況です。

私たちが越してくる前は次男夫婦が今の私たちのような立場にありましたが、長男のそのような状態に嫌気がさし両親との対立を経て他の土地に移ってしまいました。

両親から相談を受けた私たち夫婦は仕事柄(福祉関係)、長男への理解が感じられ特に断る理由もなく墓守の件を了承しました。

しかし、実際に同居をしてみると色々な問題が出てきます。

  • 共に暮らす長男の顔色をうかがって生活しなければいけない事
  • 子どもがおもちゃで遊んでいたり、泣いたりした際に2階にいる長男から腹いせに大きな音をたてられた事
  • 何事もなかったかのようにいつの間にか実家と家を行き来する次男夫婦
  • 散々に次男夫婦の悪口を言っていたにも関わらず態度を変える両親

一刻も早くこのような実家を出たいという思いが強まっていきました。焦っていたと言っても過言ではありません。

 

別の土地を検討するが…

当然、実家から離れた場所を検討しました。

担当者の方にも状況をきいてもらい相談も交えながら計画を立てていきました。

そしていくつかの土地を回り候補も見つかったので、両親に引っ越しをする意思を報告しました。

ところが、話を持ち出したとたんに問題が起きました。

それまでは頑固一徹ですぐにかっとなるような性格だった父親が、急に声を上げて泣き出してしまったのです。

それからというもの全く元気がなくなってしまい、それを見た祖母はショックの為か、認知症のような症状まで出てきてしまいました。

 

実家の隣に建てる事に

結局、父親や祖母のそんな姿に惑わされ情に流されてしまった私たち夫婦は一番丸く治まる方法を考えました。

実家は借地なのですが、丁度隣の土地が同じ地主で使っていなかった事もあり、ここに建てる事にしました。

当時の理由は、以下の通りです。

  • 自分たちがいなくなれば父や祖母がこのままおかしくなってしまうのではないか
  • 小さな子どもにとって、おじいちゃんとおばあちゃんの存在は助けになる
  • 建物が違えば、長男に気を使う必要はなくなる
  • 借地の為、土地に対しての固定資産税は払わなくていい

なにより生活環境が変われば自分たちにも気持ちの余裕ができると思いました。

 

しかし実際のところ、現在の私たちの状況は良くなったとは言えません。

両親や兄弟とのわだかまりはさらに悪化し、妻との関係にもひびが入ってしまいました。

この場所に家を建ててしまった事でよく夫婦喧嘩にもなります。

結局のところ、実家の人たちに対して自分たちの本当の思いや不安を吐き出さずに、根本的な問題から目を背け、その場しのぎの方法を取ってしまった事が要因です。

 

問題解決に向けて

随分と遠回りをしてしまいましたが、状況を少しでも改善する為にきちんと両親と向き合う事にしました。

話す事で見えなかったものも見えてきます。

  • 長男にも自立する責任を意識づける必要がある事
  • 墓守が無理なら永大供養という方法もある事
  • 思いを吐き出すことで気持ちの余裕が出来る事
  • 家を建ててしまったが、借家に出すという方法もある事

根本的な解決に至らないまでも、お互いの思いを吐き出し問題に関してやり取りをする事が大事だと思い知らされました。

実家の隣に家を建てての反省点とアドバイス

  • 早く実家暮らしから出たいという思いから焦りを感じていた
  • 別の土地を検討するが、父と祖母の落ち込んだ姿を見て情に流された
  • 自分たちの本意ではなく、物事が丸く治まる方法を考えてしまった
  • 出たかったはずの実家の隣に家を建てる事を決断してしまった

 

そして今後、住宅購入を検討されている方で自身の実家の隣や近くの場所を考えている方は気を付けて頂きたい事があります。

  • 自分たちと実家との関係、未来について情に流されず冷静に分析する
  • わだかまりが残らない様にきちんと向き合い話をする
  • 子どもにとって祖父母の存在は助けになるが、それは親との関係が良い場合に限る
  • 子どもにとっては親が笑顔で過ごす事が最も大事であると意識を持つ
  • 自身の肉親の事よりも現在の自分たち家族の幸せを考える
  • 自分たちが幸せを感じない限り周囲の人に対する気持ちの余裕は持つのは難しい

 

よかったことも

失敗談が主になってしまいましたが、良かったこともあります。

それは〇〇ハウジングの担当者の方と出会えた事です。

私たちの実家との関係や今後の事について真剣に話をきいてくださり、自身の経験談を交えながら親身に対応してくださいました。

住宅完成後も私たちとの仕事上での関係は終了しているにも関わらず、連絡をすれば引き続き何でも相談にのってくれます。

何も知識のない状態から住宅購入を考える者にとってはとても頼もしい方です。

私を担当してくださった方のように、住宅に関する事だけでなく悩みや相談に対して正面から向き合ってくださる方を選ぶのも、住宅購入をする上で大きな助けになる事は間違いありません。

悩みを相談する事で、自分たちだけでは出せない答えにも導いてくれるかもしれません。

住宅購入は車の購入とは違い簡単に買い替えられるものではありません。

色々な人としっかり話しをして、後悔の残らないようにしていきましょう。

静岡県30代男性