住んで3年でツーバイフォーの二階の床が一部沈み漆喰壁には大きなひび!?

野菜が水中へ沈む

ツーバイフォー工法で床が…(長野県40代男性)

自由設計の二階建ての注文住宅を2008年にツーバイフォー工法で建築しました。

そして半年もしないうちに階段の開口部付近の二階の床の一部が少しずつ沈んできました。

階段を上がるとすぐにドアがあり、それと床の間に数センチの隙間が出はじめて、築3年目には6センチにもなり、木製のドアを少し加工して隙間を減らしたほどです。

さらにはそのドアの上の漆喰の壁に縦方向でひび割れが大きく出はじめました。

工務店に相談したら、それは構造用木材の乾燥による痩せが原因との返答でした。

十年保証のことを聞いたら、それは構造上の大きな不具合を保証するもので、こうした軽微なことは対象外です、ということで保証も効きません。

 

ふと気になって設計図面を見直したら、家の中央にある壁が一階と二階とで位置が227.5ミリずれていました。

このずれ幅というのはツーバイフォーの基本モジュール455ミリの半分です。

ずれの原因が一階の中央にある廊下を少し広くしてくれるよう要望したことにあるのにその時は気づきませんでした。

工務店側もこちらの要望通りにしてくれたものの、二階の設計は変更なしでした。

 

ツーバイフォー工法は壁で家を支えるので、家の中央の壁は二階で屋根の荷重を受け、さらに一階の中央の壁が受けるので切妻型の家では特に上から下まで一直線にあるのが理想です。

階段用の二階床の開口は荷重が余分にかかるので多くの補強を施すのですが、それも加わって開口付近の一階の壁を少し押し下げたようでした。

一階の設計変更時に二階のことも気にかけていれば、いずれ歪みが出そうなことは気づいたかもしれません。

家の間取りは十分に検討したのに、私と妻はそれに全く気づきませんでした。

また外壁は強度が必要なので構造用合板を使うのですが、家の内部の壁には通常使いません。

石膏ボードを施工した後にクロスを貼るか漆喰等を塗って仕上げるだけです。

もしこの時に一階の設計変更に合わせてその中央壁にも合板を使用するよう依頼できていたらこれらも防ぐことができたでしょう。

そうしたことも後で知ったことでした。

 

国内最大手のハウスメーカーも採用するツーバイフォー工法は設計や施工の本がたくさん出ているので、勉強もしやすいと思います。

注文住宅を建てるなら設計も十分にチェックできるように基本構造も知っておくようお勧めします。