車の整備好きの方へ。私ががやってしまったガレージ設計失敗住宅について

車の整備好きの方へ。私ががやってしまったガレージ設計失敗住宅について

ガレージ設計に失敗した住宅(富山県40代男性・2009年に注文住宅)

私は自宅で自動車の整備を行う事を趣味としています。

今まで実家の隣の青空駐車場にて駐車し、趣味の整備を行っていました。

その為、新築計画時には敷地内にガレージを建設するか、インナーガレージにするかで悩んでいましたが、残念な結果となったのは別棟でガレージか?インナーガレージか?と言った事では無く、もっと基本的な部分でした。

それは、自宅前の道路幅と建築されるガレージ部分の間口との寸法関係でした。

住宅設計者に当方の思いが伝わっていなかった事、またベテラン設計者で自信はあるですが、実は自分の様な要望に対する経験が無かった事による設計段階でのミスでした。

住宅を新築でご購入される方の中においては少数派になるかと思いますが、自分の様な“整備”を趣味とされている方には自動車を”ガレージに入れ易い事“と”手押しで入れられる事“はとても大事な事なのです。

 

当方宅の場合、自宅前の道幅は約3mでした。

ガレージはインナーガレージを勧められ木造建築に組み込みましたが、ここで最初の問題が発生していました。

木造建築の場合、強度的な理由から開口幅は広く取りにくいのです。

当方宅の場合、開口幅は2.4mが限界と言われてしまいました・・設計完了後に・・。

お車が好きな方ならば、道幅3m、開口幅2.4mという情報で何となくイメージ出来るかと思いますが、結果として物凄く車庫入れが難しい状態になってしまいました。

道端からガレージ入り口までの距離が長ければ問題なかったのですが、当方宅は1m程度しか有りません。

事前に口頭で話していた時には木造は自由度が高いので鉄筋より断然木造です!と言われましたが、イザ設計段階になってから“木造では2.4m幅が限界です”。との事。

当方の場合は鉄筋住宅の方が開口幅が広く取れたので正解!という事になりますが、失敗は建築方法の判断ではなく、あくまで住宅前の道幅とガレージの開口幅と道端までの距離、お車の最小回転半径の関係をしっかりと設計者に理解させなかった事だと後悔しています。

おまけに、エンジンが掛からない車もメンテナンスするので、手押しでガレージに入れられる様、ガレージへの進入角もスロープを0度と依頼していたにも関わらず、設計者の勝手な判断と一般的な駐車場の設計方法により高低差30cmものスロープ角を付けられてしまったので、先に記載しました条件と相まって車庫入れの難易度は更に高められていました。

現在手押しでの自動車のガレージへの進入はチェーンブロックとワイヤーで引っ張りながら車庫入れをせざるを得ない状況となっています。

 

私の様な悲しい思いを経験しない様にするには、どんなに熟練の設計者・営業マンであっても意外と見落とす事も考えられるので、是非しつこい位に確認される事をオススメ致します。

住宅の前の道幅とガレージの開口幅、ご自分のお車の最小回転半径を確認し、大丈夫か確認しましょう!

また先にも記載しましたが木造建築でインナーガレージの際には特に開口幅について大丈夫か確認しましょう。

私の場合は設計者が強度面を理由に再検討を拒みましたが針の強度を工夫する事で回避出来たのでは?と考えています。

とにかく、面倒になりがちな確認作業を確実に行う事で当方の様な残念な気持ちにならずに済むと思います。