工務店で家を建てる時の注意点は?メリット・デメリットなどを体験談から学ぶ!

工務店が建てている家を家族で見守る



工務店でマイホームを建てる時の注意点はなにがあるのか?

そこで今回は、工務店で建てるメリット・デメリットなどを交えた体験談を取り上げていきますので参考下さい。

 

【体験談①】知り合い(叔父)の工務店で建てる場合ならではの注意もある(新潟県H様)

結婚してしばらくたったある日のこと、地元の工務店に勤務する叔父から、「そろそろ家を建ててみないか?」「ついては自分の勤める工務店で見積をさせてほしい」と話がありました。

当時は私も妻もマイホームについては具体的には考えていませんでしたが、半ば叔父に押し切られる格好で私達のマイホーム計画はスタートしました。これが失敗の始まりとなり、後に、知り合いに安易に頼んだ後悔を痛感することとなるのです。

 

知り合い(叔父)に押し切られる形で契約

「とりあえず見積もりを」ということで、間取りの希望等を伝えてプランニングがスタートしました。ですが、ここで私達は叔父に押し切られてしまいます。

こちらの希望としてはシンプルモダン的なスタイリッシュな感じのものを希望したのですが、叔父からの猛反対を受けてオーソドックスなスタイルの住宅プランになりました。

本来であればここで他の可能性を検討するべきだったのかもしれません。結局私達は叔父に押し切られる格好で契約をしてしまいました。

 

知り合いの工務店だからこそのデメリット

いよいよ工事のスタートですが、ここで設計ミスが次々と明らかになります。

冷蔵庫を置くために設けたスペースに冷蔵庫を置くことができない(幅が足りない)、キッチンの収納と窓が干渉する等…、それぞれその場しのぎの対応で工事は進んでいきます。

ですが、その度に必死で対応してくれる叔父に強い言葉で改善を求めることはできませんでした

工事が終わって、気がつく点も出てきます。我が家では階段からの異音に悩まされました。何度も職人さんが修理に来ましたが、最終的に異音は止まることはないままです。

結局、何か問題が出たら修理はさせてもらうので様子を見てほしいとの叔父の言葉。おかげで、我が家の階段は上り下りのたびにギーギー音がします。

設計ミスでもそうでが、身内の知り合いである叔父を相手にすると本気でクレームは言いにくいというのが正直なところです。

 

「知り合いだから」で、責任感が欠如

私達は身内の知り合いである叔父の関係でマイホーム作りを決め、正直後悔をしている点が多数あります。

叔父の顔を立てる等、様々な理由があったりもしました。ですが最終的に叔父の勤める工務店でマイホームを建てることを決定したのは私達です。でき上がったマイホームに住むのも私達です。

そして大切な話ですが、住宅の建設費用の支払いについて、責任を負うのも私達です。多くの人がそうであるように私達も今回住宅ローンを組んでのマイホームの建築です。これから先長い期間支払いを続けていかなければいけません。

身内であったりお世話になった方とのつながりは大切です。そのことは否定しません。ですが、それをマイホーム計画のメインストリームに置いたのは失敗だった・・・。

これが私が今回痛感したことです。できた家に対する責任の認識不足、勉強不足。これは叔父の責任ではなく、私達の責任です。知り合いで家を建てる時の一つの注意点として覚えておいて下さい。

 

知り合いが工務店。メリットだけではない

一般的にみれば、知り合いである親戚・友人・先輩・後輩が工務店や大工さんであれば、メリットを考えてしまうもの。それもそのはず、スタート時の信頼感が断然違いますから当然です。

この信頼からのスタートは大きなメリットであることは明らかです。ただし、そのその強力なメリットの裏にあるデメリットについても、覚えておいて頂ければと思います。

 

知り合いには言えない

知り合いだからこそ、お金の話やちょっとした指摘というのはできなくなる場面があります。これはなんとなくわかるかと思いますが、知り合いだからビジネストークではなくなってしまうのです。

「工務店と施主(お客様)」の関係ではなく、「知り合い同士」の関係が成立してしまうことが原因です。結果、指摘やクレームは言えないというデメリットが発生してしまいます。

これはどちらかと言うと、施主側(建てる側)のデメリットの方が強くなってしまう傾向にあるようです。

 

【体験談②】友達の工務店に頼んだが、2年建っても工事が始まらない

千葉県M様男性

先日、同級生の家に遊びにいった時の話です。同級生は約2年前に土地を購入して、ハウスメーカーを探して、注文住宅を建ててそこに住み始め約1年が経ちます。

家の隣が更地になっていたので、質問をするとこんな会話になりました(わかりやすいように少し会話を書き換えました)。

M様「となりは売地?」

同級生「当時一緒に売りに出ていて、同じ時期に買った人がいるよ」

M様「同じ時期ってことは2年前?」

同級生「そう。買った人の友達が親の代から工務店をやっていて、そこで建物の打ち合わせをしたんだけど、喧嘩になって途中から打ち合わせが全然進んでないみたい。それでこのままの状態な訳。」

土地を買った方は、幸いご両親の援助で土地を購入したとのことだったので、土地代の支払いがないのが唯一の救いかもしれません。

ですが、土地を買ったからには固定資産税もかかりますし、いつまでも今の家賃を払っているのはもったいないので、早く建てたいに決まっています。

友達だからこそ、関係を修復するには少し時間が必要なのかもせれませんが、それにしてももったいない話です。ご家族も新築マイホームでの暮らしを楽しみにしているはずです。

 

それでも、知り合いの工務店には絶対的なメリットが

ここまでは、デメリットの部分の話になっていましたが、やはり知り合いの工務店には『信頼』という計り知れないメリットがあります。信頼できるハウスメーカーを探すのは非常に難しいからです。

 

まとめ

知り合いの工務店でマイホームを建てるメリット・デメリットについてでした。今回のポイントをまとめておきます。

  • 知り合いだからこそ、言えなかったり、喧嘩になることもある
  • 「信頼」という圧倒的なメリットがある
  • どこでマイホームを建てようが責任は自分たちが負う

知り合いの工務店にお願いする最大のメリットはやはり「信頼⇒安心」です。そこを享受しつつ、工務店と施主の関係を維持しながら打ち合わせをしていくことができれば言うことなしです。

 

【体験談③】知り合いだからって家を建てる時に手間賃がやすくなるとは限らないので注意(神奈川県K様男性)

我が家は、父と母、そして私の3人暮らし。

父も母もそれぞれの両親とあまり仲が良くなく、家を建てるにあたっても、援助を受けるといったことは初めから話にもあがりませんでした(その代わり、同居や老後の世話という話も出ませんでしたが)。

ですが,それでもやはり自分の持ち物として好きにできるマイホームは、家族全員の憧れでした。

 

安い金額ではない買い物です。田舎なので地価は比較的安かったのですが、土地を安く買ったとしても、家を建てるのには工事費も材料費も必要です。

人件費を含めて、相当にかかります。祖父母からの援助はない、すべて自分たちだけで工面するしかない。

それでもマイホームを持てたポイントとなったのは、私が大人になっても同居のままだったのと、父が建設業を営んでいたことです。

大工仕事は、父がおこなえます。タイル貼りや壁塗りなども、自分の家ならまあいいかというレベルでできます。となれば、父ができる部分の人件費は不要となります。

父がおこなえない水道工事や電気配線などは、父の知人が格安でやってくれると言ってくれました。

 

もちろん、私たち家族もやれることはやります。セメントをこねたり、タイルを貼ったり、鉄筋を番線で結んだり、ブロックを運んだり…意外と、女性でもできる手元仕事って多いんですよ。

足りない部分はもちろん他の業者さんにも依頼しましたが、大部分は父と知人の方で施工を勧めました。

そうして、知人の方の協力で施工が進んだ我が家ですが、落とし穴はそこにこそありました…。

 

知人の方は、格安で施工に関わってくれたと言っていました。「あんたのとこには、世話になってるからな。材料費はほとんど原価だけど、まあ厚意だよ。手間賃も大幅に負けてやっから。日程も、どうにか工面して来るよ」と言ってくれていました。

言ってくれていた、というのが、まず一つ目の落とし穴です。材料費はほとんど原価、手間賃もまけると言ってくれていたけれど、それはその方の自己申告です。実際はどうなのか…。

「俺のツテがあったおかげだな!」と自慢げに笑う父の横で、母は複雑な顔をしていました。その理由は、家が建って数ヵ月後に分かりました。

 

うちの経理をしてくれていた会計事務所さんから、ある日、「普通以上の金額取られてますよ」と聞いてしまったのです。母はそれを知っていたそうです。

けれど、父のツテで来てくださった方で、これからも仕事で関わる方だから言えなかった…と。これからも仕事で関わる方だから、必要以上に気を使わなくてはいけなかったのです。

 

知人が施工に来てくれていることで、私たち家族は必要以上に気を使いました。10時と15時にお茶とお菓子を出し、お昼にはお茶とお味噌汁を用意していました。時にはお昼ご飯そのものをお出しすることもありました。

知人の方の手下のように手元仕事を言いつけられ、小間使いのように使われもしました。

「作業が遅くなっちまった」と言われれば、「遅くなるまで仕事をさせてすみません」とお土産を持たせ、手間賃にも言われた金額よりも色をつけてお渡ししていました。トイレも水道も、もちろん好きに使われました。

おまけに、一般の施工だったら気を遣うだろうところを気遣ってもらえず、土足の出入りや粉塵など、養生が甘くて汚れ放題でした。もちろん、完成後の掃除なんてやっていってくれません。

住めるようにするために掃除するのは、大変でした。

「日程を工面して来てやる」と言ってくれましたが、実際は、「今日は他の施工が入っているから行けない」と言われることが多く、他が暇なときに来ていたようです。

 

そこまでする必要も、黙って我慢していることもなかったのかもしれません。けど、相手は同業者です。ここでうちが悪く思われたら、あとの仕事にどう影響するかわかりません。

うちが悪く思われるわけにはいかない。下手に出るしかないのです。

 

その方はちょっと粗忽な方で、施工中に荷物を落として、玄関のタイルが割れてしまったことがありました。もうタイルの目地も埋めたあとで、直すとしたらタイルを剥がすしかありません。結構なお仕事です。

責任をとってやってもらうか、せめてタイルの弁償くらいはしてもらうことになるかと思いきや…笑ってごまかされましたよ。「別に何ってわけじゃねえからよ! 目地が埋まってるから、住むのに支障はねえから!」と。

 

ほかにも…その方のミスで、のちに雨漏りと漏電がおこりました。その方が、不必要な場所に穴を開けてしまっていたのです。それでも、それを施工ミスだと指摘はできませんでした。別の業者に、その方には知れないように修理を依頼しました。

 

書き出すと、本当…どうしてここまで我慢しなきゃいけなかったのか、わからないくらいです。

けれど、仕事上の関係がある方です。まして、厚意を全面的に押し出されています。そう思うと、どうしてもなにも言えなくなっていたのです。

 

知り合いに家を建ててもらう前に注意点を知っておこう

結局は、普通にツテのない業者を頼んで家を建てたほうが、安く上がったような気がします。要らない気苦労と手間と、心労を負わされただけのようでした。

それでも家を建てられたのは、父がその分を頑張ったからですから、父を責めることはできないのですが。

人の厚意を悪く思いたくはありませんが、返って面倒なことになりがちです。厚意を前面に押し出されているからこそ、迷惑を被っても、口をつぐむことしかできません。

これから家を建てる方は、人の協力を受ける前に、ちょっとご注意なさったほうが良いですよ。

 

【体験談④】家を建てる注意点を友人宅で実感!ハウスメーカー(工務店)選びもやはり重要ですね(長野県30代女性)

私の家は長野県の山間にあります。冬は勿論冷え込みますし、夏は意外に暑く40℃近くなる事もあります。そんな中で2008年に購入した家は、オーダーメイドのノルウェー住宅です。

夫が車椅子で生活している事もあり、ユニバーサルデザインの間取りの広いデザインにしました。価格は3,500万円で25年ローンです。

内装はオール白木なので、所によってはトゲが刺さる事もありましたが、マメに雑巾がけをしていたらトゲもでなくなり艶も出てきて気持ち良いです。

 

それはさておき、10年経った我が家ですが、褒める所は数ありますが、なんと言ってもこれだけは声を大にして言わせて頂きたい。「家の歪みが一つもない!」

我が家は子供もおりますし、主人は車椅子でローリングしていくので、多分、チャチな造りの家だったら直ぐにアチコチ歪んでくると思います。

しかし我が家は、全てスライド式の扉ですが引っ掛りも一切なく、主人の車椅子が一番負荷をかけるポイントでも、床の凹みが全くありません。

主人は施工中のハウスメーカーの言葉を今でも覚えて度々話しています。「我ながら良い家造ったなぁ~。。。」本当にそうだと思います。

 

先日、主人が出張先で、10年ぶりにハウスメーカーの担当さんにお会いしたそうですが、その時も向こうから話しかけてきて、家について過ごしやすいか聞いてきたそうですが、自信があるから聞いてきたんだな、と思いました。

こんなに褒めるとハウスメーカーの回し者のようですが、何故そこまで褒めるに至ったかと言えば、友人宅の有り様を見てしまったからです。

 

友人は知人の知り合いのハウスメーカーから1,600万円程で家を建ててもらったそうですが、まず、納期が半年伸び、そのため冬に入り、屋根がつく前に降った雪が家に積もって、積雪1mで放置されたそうです。

また、2階部分に大きな硝子窓をはめたら、重さでその真下のドア枠が歪み、新築直後からきしんでいます。床も建てたばかりなのにビー玉を置くと勢い良く転がり、駐車場には車を入れると段差が高過ぎて腹を擦るそうです。

こちらもユニバーサルデザインだそうですが、主人はとても※バリアフルだと言っています。何故なら、まず玄関が狭くて人の手を借りないと入れないから。

(※バリアフルとはバリアフリーの反対語を意味する造語です)

たまに、建てて5年もしないのに歪んできちゃった等の欠陥住宅の話しは聞きますが、これはあまりにも酷い例だな、と思いました。しかし気の弱い友人は、知人の紹介で、引け目に感じてか何も言わないようです。

駐車場の段差だけは解消してもらったそうですが、土地が狭い事もあり、今度は斜めになったそうで、ある意味怖くて何も言わないのでしょうか。

地元のハウスメーカーに施工してもらわなかったため、そちらには恥ずかしくて修繕は頼めないそうです。

 

我が家は口コミや建っている家を見たりしてハウスメーカーを回り、相談に行った時も施工中でも良く話を聞いてくれる業者さんで、材木一つにしても丁寧な説明(嫌な人には木オタクの講釈に聴こえるかも)があり、基礎工事の時も呼んでくれて、本当に家に対する愛が感じられました。

長年住む家です。もしくはこの先、何かあって家を売りに出さなきゃならなくない時が来るかもしれません。

その時の事、10年先の事を考えて、どうせ高い買い物なのだから、ハウスメーカーも納得のいく仕事をしてくれる業者を値段に惑わされず自分の足で探して歩くのが良いと思いました。





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