注文住宅で予算オーバーした時は妥協できる点を削っていく

白い電卓の横にマイホームのおもちゃが3つ並んでいる

兵庫県・20代・女性の体験談です。

注文住宅の予算オーバーは予め明確にしておいた優先順位で対応

マイホームの購入は夫28歳が私が29歳の時に注文住宅を建てました。

土地が600万円。建物が2,800万円。土地建物で3,400万円のマイホームでした。

子供のことを考え注文住宅を

子供ができ、元気に走り回れるマイホームがほしいと思いました。

当時はアパートに住んでいました。子供が大きくなれば、走り回る事も増え、下の階の方への迷惑になってしまうと心配になりました。

子供は家では静かにしなければならないという事は、大人の事情であり、子供には何の罪もなく大人しくしなければならないのか、と思うと可哀想に思いました。

そこで、戸建であれば好きなだけ自由に遊びたい時に遊べると思い、購入を考えました。

注文住宅は楽しかった!

 

上司の知り合いに不動産会社をしている方がいたので、その方から土地と工務店を紹介してもらいました。

率直に、とても楽しかったです。

色んなハウスメーカーや工務店などを巡り、生活の工夫や、デザインなどをたくさん見ました。

生活動線の工夫やアイデアを見て、自分の家に生かせれるものを工務店の方に伝えたり、間取りを描いて取り入れて頂いたりしました。

また、アパートの家賃と毎月の住宅ローンの支払いを比べると差があまりなく、子供が自由に遊べる環境は戸建であったのでその点も満足しています。

注文住宅は予算オーバーにおちいりがち!?

住宅展示場のモデルハウスを見ると、良いものは嫌でも目についてしまい、ランクがどんどん上がってしまいました。

予算オーバーをしないようにしていても、妥協ができなくなると高くなってしまいます。

外構は住んでから決めればよかった

外構は住んでみてから塀の高さなどを決めれば良かったと思いました。

いざ、リビングで寛いでみると、塀が高すぎた、外からの視線が気になる場所があるなど、生活の中での行動によって外構工事を決めていくべきだったと思いました。

外構に関する体験談一覧

注文住宅での予算オーバーに直面した時は優先順位を振り返る

 

注文住宅での、あまりの予算オーバーは生活には困りますが、せっかく注文住宅を建てるなら妥協できない点と、ここは我慢しても問題ない点を初めから分けておくことで、全てにおいて我慢をしなければならないという事は避けられます。

いわゆる優先順位を予め決めておくという事です。

あまりに我慢をしてしまうと、注文住宅を建てた後にこうすれば良かった、という後悔が大きく残ってしまいます。

どんな注文住宅にしても、どこかに必ず後悔は出てくるものなので、なるべくその後悔を小さくするために、コンセントやスイッチのデザイン一つにしてもしっかり自分達で選び、生活を想像する事をおすすめします。

 

【関連体験談①】注文住宅で1,200万円の予算オーバー!?妥協、妥協で後悔してもしきれず解約へ(大阪府40代女性)

2018年に注文住宅

 

2018年4月にやっと念願のマイホームを建てることができました。

ただそれまでの道のりは決してスムーズなものではありませんでした。

今回、私たちの苦労の体験談をお伝えすることで、これから家を建てる方々に少しでもお役にたてればと思います。

 

私たち夫婦は当初から、決められた間取りの建売物件やハウスメーカーではなく、それよりも自分たちの生活スタイルに合う空間で過ごしたい、外観にもこだわりを表現したい、という想いが強くありました。

縁あって土地は所有していたので、建物を建てるパートナー選びに時間を割き、デザイン性の高い注文住宅を扱う建築会社やおしゃれな工務店から選ぼうと考え、完成見学会や相談会、セミナー、モデルハウスなどに何回も足を運びました。

けれども、自分たちのイメージする家を、限りある予算内で実現することはなかなか難しいといった現実を、話を聞けば聞くほど突き付けられ意気消沈。

すると夫が「建築家に頼む」という選択肢を出してきました。

確かに住宅系雑誌などでは、建築家が上手にコストコントロールしながらも、施主の希望をかなえた家づくりをしています。

設計費が余分にかかると今までは敬遠していたのですが、一度建築家にも話を聞いてみよう!ということになり、ネットで建築家と施主を結びつけるマッチングサイトを通じ‏、土地の広さやイメージ、予算などを伝え依頼をかけてみました。

そしてその中でも予算を明確にしてきたある建築家(Mさんとします)と出会いました。

 

さっそくMさんの事務所に出向き、最初の打ち合わせで大まかなイメージや実現したいこと、必要な設備、明確な予算などを伝えると、ファーストプランで図面と模型を作ってくれ、今までどこも提案してくれなかった内容に、ものすごくテンションが上がったことを覚えています。

もちろん、予算内での実現が一番の希望でしたので、「予算は本当に大丈夫なのかな?」という不安もありました。

が、「設計料と建築費を予算内で建てることは可能ですか?」と尋ねると「工務店にも確認したし、概ねこれでいけるでしょう!」という心強い返事。

こうしてAさんと契約を結ぶことに決め、ようやく私たちの家づくりがスタートしたのです。

 

それからの打ち合わせの時間は楽しく、建築家ならではの発想にさすがと感動したり、和気あいあいと楽しく進んでいきました。

予算も限られているため華美な装飾もなく、シンプルな造りでコンパクトにまとまった図面がほぼ出来上がり、第一弾として概算見積もりを工務店に出してもらうことにしました。

 

すると出てきた見積もりをみて唖然!当初の予定より1200万円も高い金額が!

多少オーバーするだろうと思っていたものの、こんなにも予算とかけ離れた金額が出るなんて…。

工務店も交えて打ち合わせを重ねたのですが、私たちはコストダウンのために苦心(建具をあきらめる、安い部材にする等)しても、Mさんからはこれといった積極的なコストダウンの提案もなく、ただ建物のグレードダウン(当初、予算内で可能と言われた仕様以下)の案しか出てきません。

見積もり金額を下げるために色々なものをどんどん省き、次第にただの箱のような家になりつつあり、楽しいと思っていた家造りは苦痛の作業になっていました。

 

それでもまだ300万円のオーバー…。これ以上どこをどう直したらいいのかわからず途方にくれました。

肝心のMさんは「こんなに高いなんてどうしてでしょうね?」と言いだす始末。

そもそも私たちがMさんに依頼したのは、予算内で大丈夫と言われたことが決め手だったのに、こんなにも大きく金額がかけ離れるなんておかしくないか?

そのうえ、一緒に考え力を尽くしてくれるといった姿勢も見られず、私たちはだんだんMさんに対して不信感が募ってきました。

しかし、いつまでも前に進まない焦りもあり、当初の見積もりが甘かったとはいえ、これくらいの建築費用は妥当だったのではないかと、半ば自分たちを納得させるような形でMさんのプランで建築確認を申請することになりました。

今思えばここに至るまでの過程で、私たちは疲れていたのかもしれません。

 

そして事件は起きました。建築確認の提出の図面で初歩的なミスが発覚し、家の面積を縮めるしか方法がないということに。

話し合いを持つも、Mさんには反省の色はなく、私たちが何度も設計変更をしたからこうなった、家を少し縮めるなんてよくある話、という始末。

人間、ミスはつきものですがあまりにもずさんな対応でした。

私たちは、もうこれ以上Mさんと一緒に家づくりはできない。そう判断し、契約金は高い勉強代だったとあきらめ契約解除に至りました。

そしてまた一から新たなパートナー探しを始めることになったのです。

 

それからは、自分たちの希望をかなえてくれそうな工務店に片っ端から電話をかけ、何軒も足を運び話をしました。

そんな中、地元で長年続いてきた信用ある工務店をみつけ訪問すると、「苦労されましたね。ぜひその想いを予算内で形にしましょう」と言ってくださり、こちらの質問、疑問にも真摯に答えてくれました。

そこからは契約、施工中の打ち合わせなどもとんとん拍子に進み、家づくりを始めて2年、ようやく無事思い描いた家を造りあげることができました。

 

「カーディーラーだから車に詳しい」これと同じように、建築家だから家づくりに関して万能なのだと信じていました。

もちろん、世の中多くの建築家の方が知識豊富だと思いますし、施主と一緒に家づくりをしてくれるのだと思います。

しかしながら、今回私たちが経験したような建築家の方がいるのも事実です。

 

今思えば、建築家探しのときに「調べる、勉強する」が足りなかったのかもしれません。

HPに掲載されている案件も、計画だけで施工していなかったり、予算度外視の案件ばかり手掛けていたり、パートナーと呼べる工務店を持っていなかったり。

こういったことも、契約前にもう少し深く調べれば分かったことかもしれませんし、分からないこと、聞きたいことをしっかりと確認するべきでした。

 

これから家づくりする方は焦らず、できる範囲で構わないので色々なことを調べ勉強して、自分たちの家づくりにぴったりなパートナーを見つけてください。