間取りの失敗が原因でのマイホームブルーを避けるために失敗談から学ぶ

間取り図の上の戸建の模型

不動産会社slopeの坂です。

これから注文住宅を考えている方へ。

今回は、間取りにまつわる失敗談について3つ紹介していきます。

いずれもよく聞く失敗です。

間取りが原因での俗に言う「マイホームブルー」を避けるためにも、ぜひ参考下さい。

それでは、まずは体験談の紹介からです。

【失敗談】キッチン丸見えとリビングイン階段配置

■鹿児島県S様

マイホームを建て終えて住んだ後に間取りで大きな2つの後悔があります。

それはキッチンとリビングイン階段です。

実際に住み始めて気づきました。

今思えば実際の生活のイメージが不足していたのが大きな原因だったと思います。

これから建てる方々には同じ失敗を繰り返さないようにしてもらいたいです。

 

我が家は2014年にマイホームを新築しました。

夢と期待に心躍らせマイホームですが、いざ生活をスタートさせてみると、ちらほらと後悔ポイントが出てきました。

「3回建てなければ理想の家はできない」とよく耳にします。

家づくりには失敗はつきものということですが、私も例外なくこの言葉を実感してしまいました。

我が家はいわゆる「ローコスト住宅」で建てました。

潤沢な資金があれば高気密高断熱などあらゆる性能にこだわり、広々とした大きな家が良かったのですが、そこは現実を見て自分達に見合った家を建てることにしました。

夢のマイホームを手に入れてもその後の生活が逼迫(ひっぱく)してしまったらどうしようもありませんので、この点に関しては後悔していません。

 

では、私がマイホームで後悔した点はというと、ずばり間取りです。

まず1つ目に玄関からリビングに入ると真正面にキッチンの側面があり、キッチン内部が丸見え。

ありえない失敗に思われるかもしれませんが、私は内部造作が始まり、室内が出来上がってくるまでこのことに気づきませんでした。

LDK単体で見ると「部屋全体がキッチンから見渡せる」「圧迫感がない」など私の希望を満たした配置で、設計図面を見た時にはとても満足していました。

しかし、LDK単体でしかイメージできておらず、各部屋との繋がりがイメージできていなかったがために、家に入ってくるお客さんにキッチン丸見えという大失敗をしてしまったのです。

間取りを考える際には、全体の繋がりはとても大事ですね。

 

次に住み始めて後悔したのが、リビングイン階段の位置です。

我が家はまだ子供が小さいため、2階の気配を感じることができるようにとリビングイン階段を採用しました。

実際、2階で寝ている子供が泣いた時など、すぐに気づくことができて良いのですが、子供の気配と共に2階の冷気も嫌と言うほど伝わってきます。

それも我が家はソファの真後ろに上り口を配置してしまったため、冬場はくつろいでいる背中に冷気が直撃してしまうのです。

上り口を部屋の端にしたり、リビングに対して直角ではなく平行に配置したりと工夫ができたのではないかと後悔してしまいます。

 

一生に一度の大きな買い物なので、失敗したくないと思っていたマイホームですが、完璧な理想の家というものは難しいです。

注文住宅で家を建てる時には、実物を見ることはできず、図面でイメージするしかありません。

よく言われることではありますが、家族の生活パターンや家具の配置、新居での生活動線などもしっかりイメージすることが本当に重要です。

このイメージがぼんやりしていたことが我が家の失敗に繋がったのかなと思います。

さらに、先に家を建てた先輩たちの間取りの失敗パターンを複数頭にいれておくことも有効な事だと思います。

失敗もある我が家ですが、やっと手に入れたマイホーム。今流行りのDIYなどで自分好みをプラスしながら楽しんでいきたいと思います。

体験談おわり

【失敗談】キッチンから和室が見えない

■新潟県20代女性・ご主人30代

私が注文住宅を購入したのは結婚し娘が生まれた事がきっかけです。

子育てをする上で一軒家の方が騒音を気にせずに過ごせるのではないかと思い急いで注文、購入しました。

旦那が一人っ子だった為、義親からは隣に建てて二世帯にしてほしいと言われました。

色々希望はありましたが限られた土地だったので、どういう部屋の配置にしたらいいのか、どうしたら過ごしやすいのかを考えて注文しました。

しかし、急いで注文したものもあり、住んでみるとこうすればよかったなどと思うところが多々ありました。

 

特に後悔しているところはキッチンの向きです。

キッチンからはリビング、ダイニングは見渡せるのですが、和室がキッチンの横にあり壁もある為見渡せないことに気づきました。

最初の頃は和室を使わず扉を閉めていましたので気になりませんでしたが、娘が1人で遊ぶようになった時に和室を遊び部屋にしました。

リビングで過ごしているときは和室で遊んでいる娘を見てる事ができますが料理中などキッチンにいるときは見えないということに気づきました。

今のキッチンの向きは動線に問題はないのですがやはり部屋全体が見える訳ではないので安全面を考えるとリビング、ダイニング、和室が見渡せるようなキッチンの向きにすればよかったと後悔しています。

キッチンから和室が見えない図

 

解決をするには見渡せるようにキッチンの向きを変えるのが1番です。

その失敗をしないためにもまずは子育てをしているママさんたちの口コミなどをしっかり聞いて、子供の行動を理解してから焦らずに家を建てても良かったのかなと後悔しています。

住んで分かることはたくさんあります。

実際に家を建てたママさんたちの失敗は多くの人の役に立つと思いました。

私もこれから家を建てる人の為にも子供が見渡せる、目を離さずに育児ができる家を建てて欲しいと思います。

いつ危険な行動をするかわからない子供だからこそ、安全安心な家になるようしっかり考えて後悔のないようにと思います。

体験談おわり

【失敗談】誰もいないリビング

■長野県30代男性

狭いアパート暮らしで生活した事のある人は共感できると思いますが、夢のマイホームを購入するのであれば、やはり広々とした部屋に憧れるのではないでしょうか。

私もその一人で、基本どの部屋も “出来るだけ広く” は絶対条件でした。

マイホームは、多分人生で1度きりの大きな買い物なので、絶対に失敗したくありませんでした。

しかし、とても慎重に進みながらにもかかわらず、残念ながら失敗してしまいました。

その理由は、、、 “リビングが広過ぎた” です。

広過ぎて、冬は“物凄く寒い” んです 。

オープンキッチンで、LDK一部屋となっているため、バスケットの3オン3ができるくらいの広さはあります。

ちなみに床面積は33㎡(約20帖)。

 

でもそれだけじゃないんです。

オシャレさを追求して、リビング階段にしてしまったのでリビングの暖かい空気が二階へと上がっていってしまい、部屋が全く暖まりません。

シーリングファンを階段の真上に設置していれば良かったのですが、後の祭りです。

悪あがきで、階段前にカーテンは設置しました。

しかし、オシャレな階段の姿は見えません。これぞ本末転倒ですね。

室温を測定した訳ではありませんので、数値としてお伝えは出来ませんが、体感値としてはカーテン設置の効果はあると感じました。

以前よりも暖かいと感じる時間が長くなったかな、といった感じです。

 

リビングには床暖房を付けましたのでそこは成功でしたが、生活するには床暖房+ファンヒーターかファンヒーター+ファンヒーター(二台がけ)をしてようやく普通に生活できる状態なのですが、暖房費がかさみとても経済的に過ごす事は出来ません。

そのため、我が家のリビングは “常時誰もいない” のです。

今では、リビング横の客間(床面積10㎡)で生活をしています。

生活の拠点が客間で染み付いている為、夏であってもリビングに移動する事はありません。

テレビは置いてあるので、妻と見たいテレビが合わなかった時だけリビングに行くといった感じです。

この失敗を、次に活かせる日は来ないかもしれませんが、どなたかのマイホーム計画の一助となれば幸いです。

最後に、リビングの広さだけの追求は要注意です。

体験談おわり

間取り失敗でのマイホームブルーを避けるために

これから、注文住宅を考えている方へ、今回の失敗談をまとめてみます。

キッチン丸見え

実際に時々見かける間取りです。

新築の建売のご案内などでも、リビングに入った時や階段を上ったらキッチンの内側が丸見えとなってしまっている物件というのはあります。

逆にみられやすいから片づけをしっかりするようになるという意見もありますが、そう考える方は少数派です。

これらは、間取りの設計段階でしっかりと視覚イメージをもつことで回避できそうです。

リビングイン階段

階段は冷気や声(音)、匂い、なども各階に伝えるということは知っておいた方がいいです。

今回のようにソファの後ろに、扉のないリビングイン階段が配置された場合、冷気を感じるのは間違いありません。

リビングイン階段を検討している方は配置に注意が必要です。

また、リビングイン階段入口にカーテンを取り付けることは、暖房効果としては有効な戦略となりそうです。

そのかわり引き換えに、部屋の雰囲気は変わるというお話も出てきているため、リビングイン階段を検討している方は覚えておいた方がよさそうです。

キッチンからの視界

リビングと和室が繋がっている間取りというのは、よくある間取りです。

子供が遊ぶようになると、地面も柔らかい和室は転んでも痛くないですし、重宝されます。

キッチンの配置によっては、料理をしている時に子供の姿が見えないということがあるかもしれません。

親としては小さな時期の一人遊びは、特に心配がつきないもの。私自身も体験済みです。

キッチンでの料理中はとっさの対応もできない場面です。

特に小さなお子様がいる家庭にとって、今回のように、キッチンと和室の視界の関係性もそうですが、キッチンからの視界そのものについても、子育てにあたっての間取りを検討することは重要と言えます。

事実、新築戸建などをご案内している時などに、小さな子供がいる奥様からは、カウンターキッチンの評価がけっこう高めです。

その理由の一つとして、キッチンから子供をみることができるということを仰る方は多いです。

広いリビングの電気代

今回のように約20帖あるリビングは広いリビングの部類に入り、こういった広いリビングというのは人気の間取りです。

広いというのはそれだけで開放感もあり、家族も集まりくつろぐことができる空間となります。

ですが逆に、広いがゆえに電気代は高くなるのは当然です。

広ければ広いほど、冷やすにも温めるにもパワーが必要となり、電気代は当然かかります。

私自身も独身時代は1Kの部屋に住んでいましたが、結婚後に比較的広めのリビング(20帖はありません)のマンションに引っ越したところ、電気代の跳ね上がりは体験済みです。

特に暖房を利用する冬は高くなります。補足として、床暖房はあるのですが、我が家はなぜか利用していません。

イメージと失敗談を知ることは重要

最後に、間取りはやはり、間取り図でのイメージがまずは重要になってきます。

実際の生活をイメージして、生活動線、家事動線なども考え設計できることが理想です。

ですが、実際には初めからそうはうまくはいかないものでもあります。

かといって、一生のうちに何度も家を建てるわけではありません。

今回の失敗談でも出てきたように、イメージは重要であり、かつ、今までに家を建ててきた方々の失敗談というのを参考にすることは、非常に有効であるというのは間違いありません。

このサイトでは間取りにまつわる記事も多数出てきますので、ぜひ参考頂ければ幸いです。

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