リノベーション費用のローンをセットで借りられたのは「ろうきん」。苦労した築50年の戸建購入奮闘記

リノベーション費用のローンをセットで借りられたのは「ろうきん」

住宅ローンとリノベーション費用のローンをセットで組んだ時の話(岡山県30代女性・2017年に築50年の中古戸建を購入)

古いレトロな家が好きな私たち夫婦。

そんな私たちの家探しは少し変わっていて、「マイホームが欲しい」というよりも「古い家をリノベーションしてみたい」というところからスタートしました。

半年ほどかけて中古物件を探しあて、信頼できる建築士さんも見つけ、いよいよ住宅ローンを組むぞ!という段階になりました。

夫は公務員なので住宅ローンは問題なく組めるでしょうと不動産屋さんにも言われましたし、ちょうど銀行やローン会社もマイナス金利を謳っていたころで、住宅ローンについて何も心配せず気楽にかまえていました。

とはいえはじめて組む高額なローンですから、早めに動こうといろいろ調べたり銀行に足を運んだところ、とんでもない事態が判明するのです…。

 

築50年になる古い家ですから、大がかりなリノベーションを考えていました。

金額だけでいうと、中古物件費用よりリノベーション費用の方が高くついたほどです。

なので私たちが組みたいローンは、中古物件の購入費用と、リノベーション費用。

調べたところ、中古物件費用は新築の場合とほぼ同じように住宅ローンが組めることが分かりました。

しかし問題はリノベーション費用。いわゆるリフォーム費用に作られたローンもあるのですが、これは金利が高すぎて閉口しました。

なにより月々返済するローンが2つに分かれているのは合理的ではありませんから、どうにかひとつにまとめたかったのです。

ところが、「中古物件費用とリノベーション費用をひとつにまとめたローン」、これがほとんどの銀行とローン会社で取り扱われていないのです。

世間でこれだけ「リノベーション住宅」が取り上げられているのに、まだまだローンの面では整備されていないことを目の当たりにし、愕然としました。

金利の低さが魅力のネット銀行、柔軟そうな新設のローン会社、取り引きのある地銀…いくつも用意した選択肢に次々と断られてしまったときは、「もしかしてこのまま家をあきらめないといけないのではないか」と不安でいっぱいになりました。

結局、ろうきんが私たちの希望に合致し、ぎりぎり滑り込みセーフで契約に間に合い、無事リノベーションすることができました。

ですが振り返っても、あのローンを考えるときが一番しんどかったなあと思います。

 

中古物件を選ぶのも、リノベーションの計画をたてるのも、とても楽しいものです。

しかし中古物件やリノベーションは、まだそこまで金融機関に認知されていないことがよく分かりました。

また、新築の注文住宅なら住宅メーカーがお膳立てしてくれるであろう事務作業(今回の場合ローン会社を選ぶ)も、全部自分たちでやらないといけないことを覚悟しておいた方がいいでしょう。

大事なのは、他人任せにせず能動的に動くこと!そして時間にゆとりをもって、これでもかと情報収集をしてください。

中古住宅+リノベーションの一番の灘場はローンを組む時だと思って、頑張って乗り切ってくださいね。