中古戸建購入失敗。夏暑く冬寒い家だった。。

中古戸建が売りに出ている様子をあらわしている

茨城県30代男性の体験談です。

 

中古戸建購入は失敗しないために細心の注意を

誰もが憧れる、戸建てマイホーム。

「今は金利が安いから、家賃よりも安く住宅ローンが組める」
「太陽光発電&オール電化で光熱費がゼロに!」

折込チラシを見ていると、そんな甘い言葉が飛び交っています。

私も、そんな言葉で住宅購入を決めた一人です。ただ、予算の都合で新築ではなく、中古戸建を購入しました。

この記事を書いているのは冬の寒い時期なのですが、とても寒いです。夏は暑いです。

結論から申し上げます。中古戸建の購入は、細心の注意を払って検討しましょう

もし、お知り合いや友人に、中古戸建を購入した「経験者」がいれば、話を聞いておくべきです。

 

我が家は中古戸建を買おうと決めた

我が家は夫婦と娘二人という4人家族です。賃貸アパートに2年ほど暮らしていましたが、長女の小学校入学を機に、いよいよマイホーム購入に興味が湧いてきました。

住宅購入に興味が出てくると、日常生活を過ごしている際にも不思議と展示場や完成見学会の文字が目に入ってくるようになるのは、誰にも経験があるはず。

当初は意気揚々とハウスメーカーの住宅展示場や、「総合展示場」と言われるいろんなメーカーのモデルハウスが集まった場所に家族で出掛け、話を聞いていました。

もちろん話は盛り上がっていくわけですが、私たち夫婦で想定している予算では土地を購入し、新築戸建てを建てるのは難しいという結論に…。

やはり娘の学区など考慮しながら土地探しをしていくと、比較的坪単価の高い土地を選ばざるを得ない状況で、予算内で新築しようとすると1,000万円しない「ローコスト住宅」しか建てられません。

注文住宅なんて夢のまた夢。いろいろと検討した結果、中古戸建を購入するという結論に至ったわけです。

 

中古戸建を即決。それから失敗したなと思う日々が

魅力的な値段と立地と、素敵な吹き抜けのある設計に誘われ、なんとその物件に出会った次の日には契約を決めてしまったのです。

そこから後悔の日々が続くとは、誰も気づきませんでした。一番の問題は「断熱性能」です。

私が購入した物件は築22年の木造住宅だったのですが、その当時、窓ガラスは「一枚ガラス」でした。現在はローコスト住宅でさえも2枚ガラスが一般的です。

冬は窓ガラスが結露し、窓ガラスの近くはファンヒーターをつけていてもひんやりとしていて、いつまで経っても部屋が暖まりません。

ましてや大きな吹き抜けがある物件ですから、暖気がどんどん上に逃げていきます。

夏はその逆です。ガラスから太陽光と熱気が降り注ぎ、エアコンをつけても涼しくなりません。

まさに夏暑く冬寒いという昔ながらの家だったのです。

 

中古戸建購入で失敗しないために覚えておくべきこと

まずは中古住宅を購入する際に「衝動買い」がNGだということを肝に銘じておきましょう。

営業マンの巧みなトークに騙されてはいけません

「今お客様のほかにも何人か検討されている方がいらっしゃって…」とか、

「私にも営業目標がありますので、なんとかここまでは値引きできます」というようなトークで攻めてきます。

 

私は自分が失敗してからというもの、中古戸建の販売に対して敏感になりました。

看板に「中古住宅現地販売会」などと書かれているものを見ると、下見に行くようにしていますが、中古戸建はそう簡単に売れるものではありません。

理由はいろいろあります。新規分譲地とは違い、中古戸建の周りにはすでに地域コミュニティが出来上がっています。中古戸建を購入してそこに入っていく人は、まさに「よそ者」状態です。

ましてや、コミュニティによってはごみ捨ての独自ルールがあったり、町内会の役員の持ち回りがあったりと、いろいろのルールが存在したりします。

新規の分譲地であれば、ほとんどが子育て世帯で、年齢や環境が近い人たちが集まるので、そこまで気を遣うことはありません。

 

さらに、中古戸建はスペックが不透明です。一度建築されてしまえば、その中身を厳密に確かめることができません。

私は35年の住宅ローンを組みましたが、中古戸建を購入してからは不安しかありません。

先日寒い日には水道管が凍ってしまいました。中古住宅だけに限らない事なのかもしれませんが、「これも中古住宅だからかな?」と、心配になってしまいます。

 

選択肢として中古戸建をなくす必要はないですが、安いものにはそれ相応の理由があります。「安い理由」を見極め、正しく理解した上で、納得して購入することをおすすめします。

 

ポイント
中古戸建は安い物件ばかりでてくるものではありません。むしろ高く出てくることの方が多いのが現在の市場です。

その中でひときわ安い物件が出てきた時は、安かろう悪かろうではありませんが、何か理由があるのかもしれないという視点を持つことは大切です。

不動産会社や物件の所有者(売主)に聞いてみましょう。

特に問題がなければ、割安な良い物件に出会えたことになります。

 

【関連体験談①】失敗は他人の土地も買っていたこと(福島県40代女性・平成20年頃に中古戸建購入)

以前、アパートに住んでいましたが、11年ほど前に子供が小学校へ入学するのをきっかけに、父の知り合いの不動産屋さんから中古物件を購入しました。

その家は、土地付き1000万円の二世帯住宅でした。

名義は私の父の名義でしたが、母子家庭の私と息子と娘の3人で住む事になり、まず、外見は新しいけど3人で住むには広すぎるのと、土地は家が建っている場所くらいしかなかったので、下水道のマンホールを境に通路でまたがったような造りの、横に長い二世帯の部分を壊してもらい、車を駐車しておくスペースを作ってもらうように不動産屋さんにお願いしました。

家の中の状態は築10年建っているとは思えないほど新しく、私もここならいいと即気に入った物件でした。

リフォームした所は、前に住んでいた人がヘビースモーカーだったのか、壁紙が煙草の煙で汚れていた為、張り替えをしたのと、2階の子供部屋の入り口のドアが突き破った穴が空いていた為、直してもらいました。

 

家の購入の契約が成立した後、二世帯の部分の解体作業が始まりました。

作業はあっという間に終わり、近所では田植えの農作業の為に、耕耘機で畑を耕しに土地の中に、農機具を運転したお爺さんが勝手に入って来て、あれ?と思っていると、農作業のお爺さんが、こう言いました。

「いやー、ここやっと俺の物になったよ、これで楽に畑に入れる。今までは遠回りしていたんだよ。」と言いました。

お爺さんが、あなたが引っ越してくる前、二世帯の建っていた部分の土地を以前住んでいた家の持ち主から土地を200万円で譲り受けていた所だったんで、あなたが、家を解体してくれた事で土地を確保出来て助かりました。

そんなふうに言われました。

まるで、そのお爺さんの為に壊す必要のないものを壊した感じがしてもったいない事をしたような気持ちと、不動産屋さんがそんな事は何も言ってなかった事が、話と違う矛盾点が発生しました。

 

解体後、何日間か日数が経ち放置状態。私は不動産屋さんのに確認の電話をしました。

農作業のお爺さんの話も含めて、駐車スペースの事はどうなったか聞いた所、家に確認しに来てくれると言う事でお待ちしていました。

すると、その不動産屋さんが、家の見取り図みたいな紙を見ながら、解体後、あなたの家の土地は家が建っている所と二世帯をまたいでいた、下水道のマンホールだけになります。

私が、「土地が他人に渡ってしまっているならこんな家、買いたくなかったですよ。土地の事は前もって相談してあった事ですよね?」と言ったら、「購入したのはそちらです。実際の土地はそのようなので!」とさっさと帰って行きました。

 

他の近所の方が、法務局という所へ行き、家の設計図のよう証明書を取りに行き、大工さんなどの建設に詳しい方にその設計図を見てもらう方法があると言われ、発行してもらいに行きました。

それを家の所有者の私の父が管理しています。

 

その後、父がその土地を以前住んでいた方から200万円で購入したと言っていた農作業お爺さんに電話をしたそうです。

話し合いの結果、田舎の近所付き合いとして「お互い様」という解決方法で終わりました。

仕方なく、不動産屋さんに父が追加料金を払い、花壇をコンクリートにしてもらって、狭く斜めな所にギリギリ駐車しています。

 

【関連体験談②】失敗は電気容量の少なさと想定外の庭の手入れの大変さ(兵庫県20代後半男性・2014年2月に中古住宅購入)

憧れの新築物件を購入し居住していましたが、新築に憧れるが故に、購入金額の関係で土地・家屋の大きさをセーブし建売の住宅を選びました。

新築生活は快適ではありましたが、子どもの誕生や車の買い替えなど、ライフサイクルの変化に伴い、家が手狭になり、また新築購入時には気にしていませんでしたが、玄関の狭さや低価格の木材の使用が気になり始め、住み替えを検討するようになりました。

 

まず新築で購入した物件を売却しなければいけなかったこと、住み替えということで、新たに購入する物件と並行して進めなければいけないこと、を意識して進める必要がありました。

同一銀行の借り入れについても、住み替えの場合は住宅ローンを組み替える形となり、私の場合は同一銀行からの借り入れができず、別銀行から新規で借り入れる必要がありました。

家を売却する際に売却損が少し出てしまい、その分を新たに借り入れする銀行で上乗せして借り入れる必要があったため、審査に少し手こずりました。

 

中古物件ということで、新築時の新しさというのはありませんが、注文住宅のしっかりした中古物件を予算内に購入することができました。

注文住宅ということで、玄関は広々としており、部屋の広さ、駐車スペース等、新築購入時に考慮すべきだった点については解消することができました。

 

しかし、中古物件ということで購入時には気づけなかった点として、電源コンセント・電気容量の少なさ、庭の手入れの大変さ(植木等の植物のお手入れ方法がわからない)、想定していなかったメンテナンス費用の発生(外構や外灯周りの修復)がありました。

内覧は複数回行い、外回りも確認していましたが、これらの部分について、まったく考えることもなく購入を進めてしまいました。

 

新築物件購入時の考慮不足については、妥協点する部分はどこかをしっかり見極めることが重要だと思います。

やはりこれから先何十年も住むという目線で購入を検討することで解決できると思います。

1度購入したらもう購入はないというのが理想ですが、住み替えとなったときは、方法として、1度きれいに清算してから購入するというのも一つの手段かなと思いました。

 

中古物件は内覧を多くすることはもちろんですが、購入前に、家の設備を確認すること、庭木のメンテナンスについても前居住者に確認することが重要だと思いました。

これはあくまでも私の経験談ではありますが、大きな買い物なので妥協しすぎず納得して購入できるよう、納得いくまで調べたり聞いたりしてから購入することをお勧めします。