中古戸建の内覧5つのチェックポイント(体験談より)~みんなの体験談も追加~

5つのレ点の打たれたチェックリスト

【体験談①】購入してからも思う中古戸建内覧におけるチェックポイント5選

埼玉県20代女性

2018年5月に築5年の築浅中古一戸建てを購入

 

現在住んでいる一戸建てを購入する前に、4件ほど中古一戸建ての内覧をしました。

初めて中古一戸建ての内覧をした時は「早く持ち家が欲しい」「こんな家に住みたい」という気持ちでいっぱいになり、内覧中は気持ちが高まり隅々まできちんと見ることができませんでした。

ですが、内覧の回数を重ねるごとに注意しておきたいことに気が付き、中古一戸建てを購入する際の内覧で注意しておきたいことは大きく分けて5つありました。

 

  • 1つ目は「売れない理由」
  • 2つ目は「環境」
  • 3つ目は「住民の退去情報」
  • 4つ目は「仲介業者」
  • 5つ目は「物件の詳しい情報」

 

4件の中古一戸建ての内覧で注意が必要だと思ったことを詳しくお話します。

●関連:【要注意!】居住中の中古物件内覧におけるチェックポイントとは

 

①「売れない理由」

1つ目の「売れない理由」というのは、物件を探すのに実際に不動産会社に行って物件を探すのではなく、自宅から中古物件の販売サイトを見て気に入った物件、又は気になる物件をサイトに掲載されている仲介業者に連絡をして実際にその物件を見に行っていました。

仲介業者の方と一緒に実際に中古一戸建てを見に行き、物件についての詳しい情報を話してくれた後に「この物件は非常に人気で明日も内覧予約が入っているので購入は急いだ方がいいですよ。」と仲介業者の方に言われました。

ですが物件は気に行ったのですが、なぜか「この家に絶対に住みたい!」という気持ちにはなれずとりあえず“保留“にしていました。

保留にしてから凄く考え、内覧をしたその日から大体1週間程、毎日仲介業者の方から「いかがでしょうか?」といった電話がかかってきました。

あまりにもいそがしてくるため嫌気がさし、この物件の購入は辞めました。

 

そして数か月後に中古物件の販売サイトを見ていると、内覧をした家がまだ掲載されていました。

家は一生ものなので、売れない理由をよく考えることが必要だと感じました。

もちろん掲載されてすぐに購入される物件はありませんが、好条件なのにあまりにも掲載期間が長い物件には注意が必要です。

また、売れない理由は実際に気になった物件に足を運んで見てみると妥協できない点がいくつも出てくる点があったりします。

 

②「環境」

2つ目の「環境」というのは、商業施設や学校等の周辺環境だけではなく、近所の状況を知っておくと実際に住んでから失敗はしません。

私は購入した中古一戸建てに住み始めてから半年以上経過しましたが、この点を注意したことで嫌な思いはせず快適に過ごすことができています。

周辺環境は土地勘のある地域であればある程度の周辺環境が分かります。

ですが、近所の状況は実際にその物件に足を運ぶまで全く分かりませんでした。

そのため中古一戸建ての内覧をする時は仲介業者の方に「近所の方はどんな方が多いのですか?」と、近所の方について聞き、家の中だけを隈なく見るのではなく、物件周辺を歩いて近所の状況を目や耳、肌等で感じることで近所の環境をある程度知ることができました。

物件周辺を歩いても近所の方に遭遇しない時もありました。

 

ですがこうしたときは近所の方の洗濯物や庭、自宅から漏れてくる声、ゴミ等で判断することもできます。

洗濯物や自宅から漏れてくる声というのは、実際に近所の方に会わなくてもなんとなくどんな方が住んでいるのか見当が付きます。

子供服が干してあればご家族で住まれているということ、年配の方の洗濯物しか干していない場合は老夫婦またはお年寄りの一人暮らし等、洗濯物である程度の家族構成を知ることができます。

 

漏れてくる声は人に限らず、ペットの声も知ることができます。

自宅に誰も居ない様子なのに犬が頻繁に吠えている場合は、毎日のように常に吠えているということになり“閑静“な場所ではないということです。

 

そしてゴミというのは、家と家の境界線のどちらも敷地内ではない場所に多くゴミが落ちていたり、庭にいくつかのゴミが落ちている家や、ゴミ捨て場がすぐ近くにある場合にゴミ捨て場が汚かったり、収集日ではないゴミが出されている場合は、実際にその物件に住みだした後に、悪臭やゴミ問題で悩まされる可能性が高くなるので、周辺環境には注意が必要です。

 

③「住民の退去情報」

そして3つ目の「住民の退去情報」というのは、中古物件なので約9割の物件が「在住中」もしくは「退去済み」と掲載されています。

補足

売買では売主さんが、

  • 住んでいる⇒居住中
  • 引っ越し済み⇒空家

と、表記されることがほとんどです。

 

実際にあった話なのですが、気に入った物件があり内覧しに行くと、仲介業者の方に「リフォームもして綺麗な家ですよ」「スーパーは徒歩圏内にあるので毎日の買い物も便利です」と薦めてきました。

家自体も築10年程度とそれほど古くはなく、物件価格も納得できる金額で、リフォームしたことで外観も内装も綺麗でした。

そのためその場で「とりあえずキープの方向で…」ということにしました。

キープをするという方向になったため購入書類ではなく、“予約“といった感じの書類にその場で氏名・住所等を記載しました。

書き終えると仲介業者の方に「実はこの家のご主人が自殺したんですよ。でもこの家で亡くなったのではなく、ここから歩いてすぐのところで。」と言われました。

今まで住んでいた住民のことを何も聞かず、知らなかった私はここで住民の退去情報には注意が必要だと改めて感じました。

「退去情報」は「売却理由」という言葉が使われることがほとんどです。

もちろんこの物件は購入していませんが、気に入った物件であればあるほど住民の退去情報は仲介業者の方に絶対に聞いた方がいいです。

 

④「仲介業者」

4つ目「仲介業者」。物件も大切ですが、仲介業者も大切になります。

その理由としては仲介手数料を他の仲介業者よりも少し多く貰う会社があったり、口だけは上手い会社があるからです。

仲介手数料はもらっていい上限金額が決まっています。

参考:建売の仲介手数料の計算方法は簡単です!(上限額) 

 

ちなみに、購入して現在住んでいる中古一戸建ての仲介業者はイマイチで、担当者は20代前半の入社数ヶ月の男の子で、段取りが悪く寝坊を何度かされました。

そして物件の引き渡しの際に「落ち着いたころに家に伺います」と言われたものの、在住してから半年以上経過したにもかかわらず、家に来ないどころか1度も連絡が来ていません。

購入した物件にはとても満足していますが、仲介業者には不満が残っています。

なので、内覧をした時に仲介業者がイマイチな場合は他の仲介業者にお願いをしたり、口コミ等を見てから行動すると良いかもしれません。

賃貸物件とは違い、一戸建ての購入後は仲介業者とはほとんど関わりませんが、購入が完了するまで何十回も仲介業者の方と連絡を取ったり、会う機会が多いため意外と仲介業者にも注意が必要です。

●参考:なぜ同じ物件を違う不動産会社でも取り扱えるのか?

 

⑤「物件の詳しい情報」

そして最後の「物件の詳しい情報」とは、リフォーム物件やリノベーション物件の話になり、リフォームやリノベーションされている中古一戸建ては隅々まできちんと見る必要があるということです。

その理由としては予算を抑えるために見える場所しか綺麗にしていなかったり、以前からあった物の上から補修や補正をしている最悪な物件もあります。

 

また、「嬉しいリノベーション物件」「綺麗なリフォーム物件」と謳いながらも実際に内覧しに行くと「どこをリフォームしたの?」「どこをリノベーションしたの?」と思ってしまう程綺麗に見えない物件もありました。

こうした“騙し“に合わないように、実際に物件を見に行くことが大切になり、実際に物件を見に行ったら、目だけで見るのではなく、手で触ってみたり不快な音はしないか耳で判断するなどして、体全体を使って物件の詳しい情報を自分なりに調べ、知ることも大切になります。

●関連:リフォームの仕上がりに雑さが目立ち不満。見るところをみればわかるものです 

 

中古戸建内覧のチェックポイントを疎かにするべからず

家は一生ものなので「中古物件って…」と思う方も少なくないと思いますが、私が実際に購入して住んでいる中古の一戸建てのように築5年以下という築浅の中古物件も存在します。

ただ築浅という中古物件なだけで、新築よりも半額に近い金額で住むことができるので“モノは考えよう“という言葉があるように、考え方次第ではかなりお得に良い家に住めてしまうのです。

※半額というのはあくまで表現です

 

ですが物件購入前の内覧時の注意点を疎かにしてしまうと、かなりお得に一戸建てが購入できて持ち家になったとしても、環境や物件の状態で最悪な結末になるなんてこともあります。

なので、内覧時に注意しておきたいことをきちんと行い、全て含めて良いマイホームに住めることで、今後の生活を大きく変えていくことができます。

 

【体験談②】お風呂に入れなかった私が言う!中古戸建は購入前に設備関係をチェックせよ!(北海道Y様)

今の家を2015年に購入しました。新築戸建ではなく中古戸建です。平成13年築で意外と立派でした。

買った時の状況は、以前公営住宅に住んでいて、家賃の値上げに伴い中古でも持ち家を持つことにしました。年度替わりで値上げ後の家賃が住宅ローンを払えるくらいになりました。

自分としては、賃貸でも良かったのですが、家を持って家賃替わりに支払ったほうが良いと言う周りの意見を参考にし、決断しました。

意外と急な決断だったため、おすすめの物件について購入の話を進めていきました。結局1200万円の物件を購入しました。

 

購入した家は、ボイラーが2台有り、暖房用と給湯用に分かれて地下室にありました。

暖房用のボイラーは使用可能でしたが、給湯用のボイラーは不使用期間が長かったせいか使えなくなっていました。

それは引越しして風呂にお湯を張る時に気づきました。お湯が出ないし、地下室は水が漏れて水没するし悲惨なものでした。

どうして良いかわからず、街の設備屋さんに連絡し原因を見てもらうと、既に寿命を迎えており、取り替えるしか方法はないということでした。

早速ボイラーの取替を設備屋さんに発注しました。見積で30万円近くかかり、結構高額です。役場でリフォームの助成金制度があるので申請し3分の1程の費用の補助をいただきました。

それまでの間はお風呂に入る事が出来ない為、銭湯に通いました。3日~4日経過し、ようやくボイラーの取り付けが完了です。改めて自宅で入るお風呂に感激しました。

 

初めての持ち家ですが、中古物件ということで住んでみなければ気付かない所もあり結構見えない要素が潜んでいます。

できれば、物件の引渡し前に一度点検してもらい、修繕してもらう必要があると思います。

今回も事前に点検してあれば、前の所有者にボイラーを修理して貰えたかも知れません。

新築であれば新品が揃っているので保証が利きますが、中古に関しては甲乙の関係もあり、引渡し後のクレームを断られるケースが多いです。物件選びは慎重に行いたいものです。