中古住宅値引きである意味失敗。10万円引いてくれたのだけど…

ある意味失敗した中古住宅10万円の値引き(青森県40代女性)

10年ほど前に中古戸建住宅を購入しました。土地付き、築13年、リフォーム済みで1,360万円の売り出し価格でした。

法定手数料等は別途かかり、仲介扱いで消費税はかかりませんでした。

 

不動産業者と商談を進めていく過程で、雑談の中で「切れよく1,300万に負からないかなあ」と冗談っぽく頼んでみましたが、「値引きはできません」とはっきり言われていました。

いよいよ契約書に署名、押印という段階で、自書で契約金額を書かなければいけなかったのですが、なかなか書き入れないで時間稼ぎをして、「気持ち程度だけでも値引きできないですか?例えば100万円の中古車だって2~3千円の端数のところは負けてくれますよね?1,000万円以上するものなのに、定価で買うのは正直ちょっと悔しい思いがあるんで…」と最後のお願いをしてみました。

業者は、「うーん…」と少し考えて「分かりました。気持ち程度で10万円引いてあげましょう。1,350万円と契約書に書いてください。」と言ってくれました。

私は大喜びでしたが、業者はモヤモヤした思いがあったようで、「サービスでストーブを取り付けてあげようと思ってましたが、やめておきます。10万円ではとても買えないような、いいストーブなんだけどね…」と捨てゼリフのように言いました。

通常は契約書には売買価格が記載されています。価格交渉をする場合は申し込みの段階で行うのが一般的な流れです。

 

その後も業者はきちんと仕事はしてくれましたが、なんとなく他人行儀な態度になり、物件の引き渡しのときも、雑談もなく事務的な会話のみとなってしまいました。

業者は特に誰かの紹介やツテがあるところではなく、新聞広告で見つけた会社ですので、値引きの話も比較的切り出しやすかったのですが、中古住宅の場合は、新築の分譲マンション等と違い値引き販売する商慣習はないようですし、最後の最後に粘って値引きさせたことで、業者から少々反感を買ってしまったようでした。

10万円程度でも値引きを獲得して大成功と考えることもできますが、本当に高価なストーブがもらえたかもしれないなあという後悔や、粘り過ぎて図々しかったかなあという罪悪感もあり、複雑な心境でした。