開放感のある窓が大きい中古の家を買ったら思わぬ誤算が…

開放感のある窓が大きい中古の家を買ったら思わぬ誤算が…

窓が大きい中古の家は…(神奈川県40代女性・2009年に中古戸建購入)

子供がまだ小さく、学費などが掛からない内にマイホーム購入をしたいと考え、不動産屋を数件回り2か月位あちこち『マイホーム』を探していました。

ですが中々希望のお値段の家が無く「まぁ、焦る買い物じゃあ無いし」と思ってからしばらく経った頃、春に不動産会社オープンハウスのチラシが入りました。

場所が分からなかったので、まずはこっそりと場所の確認の為に雨の中外観を見に行き、後日改めて不動産会社に電話を掛けオープンハウスに行きました。

入ってすぐに感じたのは『開放感がある!』です。

窓がとにかく大きいのです!特にリビングと和室の窓は足元まで窓になっていて、例えていうならば『縁側の無いサザエさんの家』のようです。

直ぐに外に出られますし、買い物の荷物なども外から直で(わざわざ玄関からではなく)入れられます。

しかも、窓の枚数も多く、風通しも良いです。外観もとても凝っていておしゃれです。

不動産屋さんは言いました。

「ここは、以前住んでいた方が注文して建てた、いわゆる『注文住宅』なんですよ。なのでとても気持ちがいいですよね」と。本当にそのとおりです。

しかも私は子供の頃に、借家で平屋のボロ家に住んでいました。

大家さんが目の前に4階建てのアパートを建てる事になり、口約束で「完成したらアパートに移ってもらうからね」と言っていたのに実際は会社の寮になってしまい、毎日朝も昼も電気を点けないと真っ暗な生活を送っていた事があるのです(いまなら「日照権」で訴えます!)。

・・・話はそれてしまいましたが、私には「日当たりの良い家」に人並み以上に憧れがあったのです。

東西南北・4方向全てに窓があり、とても明るい!私の心にドンピシャでした。

オープンハウスで他にも見に来られている方もいらっしゃるし、お値段も何とかなりそう(駅から遠い為ですが)なので、検討したうえで(ほぼ私の意見で)購入しました。

 

さて引っ越し当日。荷物を運び入れ、子供はリビングの窓の近くでゲームをし、「さて、そろそろ荷解きを」と思ったその時です。

いきなり窓がガラッと開き、近所の子供たちが「何のゲームしてんの?」と家に入ってきそうになるではありませんか!!

窓が大きく、しかも足元まであると直ぐに外から侵入されてしまうんだ!とこの時初めて気が付きました。

とりあえず急いでホームセンターに行き、窓に付ける防犯グッズを色々と買い、付けていきました。

 

また、実際に住んでみると、春が過ぎ梅雨の時期がきても物凄く寒い・・・

最初は「引っ越し前は団地だったから上下左右部屋があるので暖かかったんだ。戸建ては寒いんだねぇ」と、梅雨明けまで炬燵を出していました。

ある日ご近所の方と話しした時に「家はそんなに寒くないわよ。窓が大きいからじゃないかしら」と言われ「そうだったのか!」と。

お風呂場も外に面する窓が全体の1/3以上あります(でこぼこしたガラスです)。お湯は温かいのに空気が寒くて辛い・・・

 

そして初めての夏です・・・

憧れの日差したっぷりどころか、暑っつい!暑すぎる!!

台所は窓が2か所付いているのですが、対角線上ではないので換気扇を回しても空気がこもり、灼熱地獄です!

仕方がないのでエアコンをフル活用しますが、効きも悪いのです。

結局またホームセンターに行き、遮光シートを購入し、あちこちの窓にぶら下げることにしました。

関連:【灼熱地獄】大きな窓にしたら夏が暑い!明るい家を目指した代償

 

現在、冬は窓の下から寒気を入れないボードを貼っています。

なんでこんなに窓が大きく沢山あるんだろう。と思っていましたが、徐々にご近所の方と話していくうちに謎が解決しました。

注文住宅を建てた方(以前住んでいた方)は、大型の犬を飼っていて、直ぐに窓からワンちゃんが出入りできるようにしていた、そうです。

また、お子さんたちが沢山いたそうなので窓も多くした、との事でした。

注文住宅というのは『住む方が住みやすい様に設計する』イコール『万人受け』では無いんですね。

明るい日差しに気を取られて、実際に住んでみると『あれ?!なんで?』と思う事が沢山ありました。

(正直、今でもカーテンの枚数が多くて洗うのが億劫です)

 

これからマイホームを購入される方で、中古戸建てを検討する際には、ご自分が実際に住んでみる場合を想像してみてから、をお勧めします。

特に注文住宅の中古物件の場合には、前の入居者方の好みになっていますので、より考慮が必要だと思います。

オープンハウスなどで他のお客さんとカチあうと余計に「急いで決めないと」と思いますし、不動産屋さんもせかしてきますが、焦らずにゆっくりと検討して下さい。

マイホームは一生ものの高い買い物です。少しでもこの話がお役に立てると幸いです。