【体験談】マイホームを任意売却。親の住む家を競売へ。

「売家」の看板を持つ男

任意売却と競売の両方を経験したという体験談です。

体験談概要

共働きであったためマイホームを購入し、親の家の住宅ローンも旦那さん名義で組んであげた。(支払いはもちろん親)

しかしその後、時代と共に状況は変わり自身夫婦も親もローン支払いがきつくなっていく。

銀行はまったなし!そして強制的に住宅ローンの返済手続きの執行しなければならなくなる…。

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【体験談】マイホームを購入後に任意売却と競売の両方を経験

大阪府S様

大阪府内に生まれ育ち、最初の頃は父親が勤める鉄工所の社宅に一家5人で暮らしていました。

しかし私達子供が大きくなるに連れて手狭になり、賃貸物件に引っ越したのですが、賃貸の家賃と毎月の負担額が変わらない中古の一軒家が父親の目に留まり、契約しようと皆で話し合いました。

 

しかし、当時は父親はリストラされてから配送の仕事を始めたばかりで収入が不安定で、勤続年数も短く、銀行の審査も通りにくいだろうと判断し、勤続年数が長く、収入が安定していた私の名義で購入することになりました(私は名前を貸しただけで、支払いは父親でした)。

 

当時私は妻と付き合っており、結婚に向けて色々な話をしましたが、どうしても父親の家には入りたくないということなので、妻の希望もあり、私の実家と妻の実家の中間地点に新築一軒家を購入しました。

ただし、私は既に一軒の名義があるので、夫婦の家は妻の名義で私は共同の債務者という位置付けでした。

結婚当初は二人とも定職があり、子供もいなかった頃は長時間働けたので世帯収入が多く、支払いは無理がありませんでした。

 

子供がうまれると生活は変わりました。まず産前産後は働けません。勿論役所から手当ては出ますがそれだけでは足りません。仕方ないので、妻も産後しばらくしてから働き始めました。

子供がいると何かと出費もかさみます。夜中に熱を出したりしたら休みをとらないといけなかったりして収入も不安定になりました。

 

二人目の子供が産まれて、しばらくすると日本の景気が悪くなり始めた頃で、私の収入が減り、妻も職場でパワハラを受けて働けなくなってしまいました。

家が海の近くにあったので、外壁が傷み易く、ローンも組んでいました。

 

同じ時期、父親は年金で暮らしていたのですが、年金でローンを払うのが辛くなりました。

銀行というのはローンの残債を一括で支払わないと一切情けはありません。返済猶予などの話には応じてくれません。

 

ある時、妻がネットで任意売却というのがあると知り、私も賛成したので相談に行きました。任意売却だと、競売よりは残債が少なくなります。

 

結局は任意売却が成立し、銀行と残債の毎月の返済額を決めました。毎月いくらなら払えるかという形で話を進めました。

しかし父親の家も同じ任意売却会社に頼みましたが、任意売却は成立せず、競売になりました。

支払いがいよいよ苦しくなり始め、父親の家の債権会社から裁判を起こされたため、弁護士に相談しました。これまでの借金が増えた経緯を説明したのです。

 

住宅ローンを組む場合は現状でどうかではなく、将来の姿を想像しながらやらないといけないです。

子供が産まれたり、家族の誰かが病気になったりしたことなどを考えないといけないです。家族で話し合い、時には専門家を交えながら慎重に進めていくのが大事です。

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「売家」の看板を持つ男