【マイホーム買って離婚】考える必要はないが知らないとまずいこと

喧嘩して背中を合わせる男女

「マイホームを買って離婚をする」というのは絶対に考えたくもないものです。ですが、間違ったマイホームの買い方をしていると“もしも”の時に大変なことになってしまいます。

そこで今回は、一つの失敗事例を紹介します。内容は以下です。

  • マイホームを買って離婚へ
  • 奥様が住宅ローン全額を組んでいた
  • マイホームの名義は奥様と旦那様
  • 住宅ローン支払い義務は奥様
  • 奥様の独断でマイホームを売却できない

【結論】住宅ローンを1人で組むならマイホームは単独名義で買う

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【体験談①】マイホームを買って離婚。住宅ローンの組み方を深く反省

東京都30代女性

結婚を機にマンションを購入しました。駅近、築浅マンションを探しておりましたが、結局価格が安いことから、駅まで徒歩20分、築35年の中古マンションを購入することにしました。

 

マイホームを買ったものの離婚へ。ここで問題発生

フルリフォームをしたので新築マンションのように綺麗になって満足はしていたのですが、月日が経つうちに旦那との関係は悪くなっていきました。

もう婚姻関係は続けたくないと思い離婚をしようと決意したのですが、そこからが面倒なことのはじまりでした。

購入するにあたって、銀行の住宅ローンは私のみで申込み、マンションの名義は私と旦那の2人名義にしてしまっていたのです。

つまり、住宅ローンを支払っているのは私なのに、住宅を売却する時は旦那の許可がないと売り出せないのです。

マンションの持分を2人で共有で持っているというです。

 

マイホームを夫婦共有で買って離婚

マンション購入を検討していた当初、私は住宅ローンや名義関係の知識が全くなく、マンションの名義を2人にしておけば私が支払い能力がなくなっても旦那に支払い義務が発生し、借金は背負わなくて大丈夫だろうと思っていました。

しかしマンションの名義は住宅ローン返済とは関係なく、住宅ローン申込みをした人が現実的には一切の責任を負うということが分かりました。

今から考えてみれば当たり前のことかとは思うのですが、当時の私には住宅ローン申込みとマンションの名義の違いがよく分からなかったのです。

通常、お金を出す分に応じて持分をもつのが普通です。今回であれば奥様の単独所有。しかし、共有で登記してしまっています。

 

奥様単独で住宅ローンを組みマイホームを買った

ではなぜ住宅ローンの申込みを2人でしなかったのかといいますと、2人で申し込んではみたのですが、なぜか夫の住宅ローン審査だけ通らなかったのです。

夫の年収は少なかったですが審査が通らないほどではなく、勤務年数も1年以上は経っていたのにです。

住宅ローン審査が通らなかった原因となるものは後々になって判明したのですが、カードローンが滞っていたり、何かの支払いを滞納していたりするとブラックリストに載って住宅ローン審査に通らなくなるそうです。

しかし、住宅ローン審査を申し込んだ当時は何が原因で夫のだけ通らなかったのか分からずで銀行も教えてくれず、結局私1人だけの名前で住宅ローンを申し込んでしまいました。そこが大きな大きな失敗でした。

 

離婚しても勝手にマイホームを売ることはできない

住宅ローンを背負っているのは私なのに、2人名義にしてしまったためにマンションは夫のものでもあり、夫には返済義務はないのです。売却の時は夫が売りたくないといえば勝手に売り出せないのです。

極端な話、離婚して私がマンションから引越しても、夫がマンション売却の許可を出さない限り売ることはできず、住んでもいないマンションのために住宅ローンをずっと支払い続けなくてはいけないのです。

 

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「マイホームを買って離婚」を経験してからの大きな反省点

そんな大変なことにならないように、夫婦で住むマンションならとにかく自分1人だけでローンを申し込まないことです。1人だけで住宅ローンを申込むなら、マンションの名義も自分だけにすることです。

正にその通りです。教科書通りとなります。

また、夫婦2人で住宅ローンを申し込んだとしても、年収も勤務年数も大丈夫なのに住宅ローン審査が通らないことがある場合は、配偶者が何かを滞納している可能性があることを疑った方がいいです。

夫のことを疑うのは嫌な気もしますが、住宅ローン審査に通らなかった時にもっと夫のことを知るべきだったと後悔しています。

 

追記【体験談②】義理の父母に建ててもらったマイホームが原因で離婚へ

愛知県40代女性

2010年に新築(注文住宅)

 

「なんでも安心、安全、絶対間違いなし!」が大好きな義父母の意向で、大手の住宅メーカーで和風の新築住宅を施工しました。

幸い営業担当さんも良い方で、順調に進んでいるように思っていました。

地方都市ではよくある話ですが、跡取り息子の家を建ててやっているというのが義父母の自慢でした。

費用も義父母がほぼ全額負担しての施工だったので、嫁の私はこれといって口出しもできず、完成品として出来上がった家を夫と受け取るだけでした。

 

ハウスメーカーへの信頼が揺らぐ

引き渡しも終わり、そろそろ引っ越しを始めようというある日、私の叔父夫婦が新築祝いがてら遠路はるばるやってきてくれました。

さっそく家の中に入ってもらい、部屋を見てもらったらところ、何かに気が付いたような表情をしているではありませんか。

昔は建設会社に勤めていた叔父は、専門の資格こそないものの、建築現場での経験もあり、同業者のミスに気が付いたのでした。

座敷の柱にはぶつけてへこみをつくってしまったらしい箇所が数か所あり、それを似たような色調のシリコン樹脂か何かを塗り付けて誤魔化していました。

叔父の目から見れば、明らかにお金をかけたことがわかるお座敷だったので、気が付いたものの、言いにくかったようです。

私にしてみれば、まあ目立つところでもないし、と思いましたが、伝えるだけと思い、夫に伝えたところ、大騒ぎになりました。

夫と義父が住宅メーカーの営業担当者を呼び出し、苦情の申し立てを始めました。

「あんなに信頼して任せていたのに、裏切りおって!」と担当者をののしり続け、結局、その箇所は県外から専門の業者を呼んで、住宅メーカーの全額負担で補修をしてくれることになりました。

 

さらに重箱の隅をつつくように建物の細かいミスを指摘

ところが、それでも怒りが収まらないのが夫と義父母。

私たちの引っ越しを少し待つようにと言い出したかと思うと、なんと家中の点検を始めたのでした。

そういうことは通常、引き渡しの前にするものではないかと聞くと、営業担当を信頼しており、失礼になるからしなかったというではありませんか。

感情的になってしまった義父母と夫は重箱の隅をつつくように不備不具合を探し、その度に営業担当に電話をいれました。

途中からは、私たち家族からの電話は営業担当には繋いでもらえず、別の苦情担当の責任者らしい方につながれるようになりました。

新築・建売住宅の引き渡し前の立会いチェック。みんなの体験談

 

 

離婚へ

この騒ぎを通して、夫と義父母は被害者意識で一致団結してしまい、家庭の雰囲気も悪くなりました。

結局、これだけが原因ではもちろんありませんが、私たち夫婦は離婚することとなりました。

この一件を通して、新築の家を建てるということは、本当に一生に関わる一大イベントであり、夢いっぱい楽しみいっぱいばかりではないと心底思いました。

 

どうすればこのような事態を回避できたのでしょうか?

私たちの場合は、問題は住宅メーカーの営業担当者というより、私たち側にありました。

第一は、住む私たちが中心になって話をすべきだったと思います。

当たり前といえば当たり前ですが、打ち合わせや確認も、夫や義父母に任せっきりではなく、自分(たち)ですべきでした。

費用を出すのが誰であれ、やはり主体になるべきは住む人本人です。

家を建てるというのは大きな覚悟が必要なことです。

主体的に関わり、その自覚をもたないと後々後悔することになってしまいます。

 

もう一つは、家族に建築などの知識や経験がある人や、すでに家を建てたことがある人がいれば、積極的に手をかりることです。

素人がいきなり数千万もする買い物をするわけですから、ぜひ他の人の知恵や手助けを借りたほうがいいと思います。

これから新築住宅をご検討の方の一助となれば幸いです。

 

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