マンガ『正直不動産3巻』を読み返して

3巻を読んだため、今回も忘備録として。

内容は2巻の続きから。

マンガ『正直不動産2巻』を読み返して

 

使用貸借(後編)

使用貸借については、私はほぼほぼ考えたこともない。

おそらく、宅建の勉強時代に知識として入れた?ぐらいだったかも。

この話で使用貸借についてはなんとなくわかったが、

恐らく今後も私が一人不動産屋として触ることはないかもしれない。

 

この話では仲介手数料の件がおもしろかった。

契約をした時点で請求権は発生するというところ。

これは不動産屋としては周知の事実だが、なかなか白紙になった時には請求ができないもの。

大手だと別だったりもするようだが。

私も一人不動産屋としては、特約に「完全なる所有権の移転」を

条件としていれてきたし、これからも入れていくであろう。

藤原課長のもとで働いていたら、怒鳴られるのは間違いなし…

 

あとは、この話では親子・孫のヒューマンドラマタッチの内容で完結。

こういったところもマンガ正直不動産の魅力ともいえる!

 

融資特約

以前読んだ時も思ったが、ローン条項について2種類あるとは知らなかったので、

また思い出すことができたので感謝。

主人公:永瀬の善意の特約により、大問題となってしまったが、

自身の給料カットを申し出ることでなんとか場をおさめたような形となった。

恐るべし上司、藤原課長。

 

私自身は運よくこれまでローンキャンセルの経験はない。

一人不動産屋となってからは、必ず事前審査後の契約をすることにしている。

これはこれからも変えるつもりはない。

本審査でこけてしまうことも、長い目でみたらもしかするとあるかもしれない。

なので、今回のローン条項についての話は覚えておこう。

永瀬のように金利まで書くとこういったリスクもあるのだと知った。

これまでのように金利については「実行時の金利」ということで進めておけば問題ない。

一人不動産屋として、ローン白紙関係の買主の違約金発生については

なんとしても避ける必要ありと実感。

預かり金

新たな営業マンの西岡が登場。

どんどん成約をとっていく。

昔の永瀬のように、利益重視のスタンスの営業。

だが、お客様からはわからないような、さわやかな見た目とトーク術。

 

ここでの預かり金の話だが、賃貸偏差値の低い私には勉強となった。

一人不動産屋の私としては、今後もし先物で申込をもらうケースがあったとしても、

こういった預かり金は頂かないでおこうと決めた。

それが、物元や貸主の指示または条件となるようであれば別だが…

だが、もちろん重説が終わっていようが、しっかり返還すると決めよう。

勉強になった。

 

また、永瀬がオーナーに賃料について交渉に行き、

落としどころとして、双方5,000円の歩み寄りでまとめたのはすごい。

仲介としてもすごいことである。

お客様としても、非常に頼れる営業マンだ。

私としては、永瀬の話す、丁寧な説明がなにかすごくしっくりくる。

マンガにして、営業を学べているのもこの漫画のメリット。

 

また、5,000円の値上げについて、賃料ではなく、共益費にすることで、

借主さんの敷金・礼金・仲介手数料も当初通り据え置いたという展開も、

「なるほど」と勉強になった。

 

あんこ業者

ブローカーなどとも同じ意味の、あんこ。

不動産屋としては同じみだが、マンガで「あんこ」という言葉を聞くとは思わなかった。

確かにバブルの頃やネット普及前は今より、こういったあんこが関わる取引も多かったと聞く。

今でも、ブローカーの人間はいる。

50代、60代のブローカーの方はみるが、30代や40代でもいる。

仕入れ営業の仕事をやめ、そのままブローカーになるという流れもみかける。

実際に私の周りでもあった。

 

だが、ここで西岡は悪いことをしてしまった。

知り合い業者の人間を間にかませて、リベート、いわゆるキックバック、バックマージンを懐にいれていた。

これは、あたりまえだが、ご法度。

登坂不動産への背徳行為となる。

やはり、あんこを入れるなら、正々堂々、領収書関係が出る形で金銭の流れをクリアにしていくべきであろう。

架空の領収書などはもっての他。

結局は、西岡は登坂社長にバレてクビに。

非常に早い退社だ…

大河部長の言う通り、キックバックを受け取るということは、不動産屋として決して当たり前ではない。

紹介料やコンサルフィーとして、しっかりと受領すべきということになる。

 

一方で永瀬の正直営業も炸裂。

両手を2本決めて、西岡へも手数料で勝利。

こういう紹介をしてもらえる営業マンは、やはり強し。

 

借地権(前編)

4巻へ続く内容の前編となる。

つづく

 

今回も3巻をあらためて読み返したが、やはり勉強となった。

いずれまた読み返したい。

さて、時間をみて4巻も読みかえそうと思う。