地盤沈下の対策として住宅購入前にチェックすべき7つのポイント



私は、住宅地盤調査会社に在籍しており、住宅引き渡し後のトラブルを多数見てきました。

地盤が原因のトラブルのほとんどが、建物の不同沈下によるものです。

今回は一応プロの目からみた、マイホーム購入前に地盤沈下に合わない対策としてチェックするべき6つのポイントもお話します。

マイホームを買う前に地盤沈下のリスクを把握して下さい

建物の不同沈下とは

建物の不同沈下とはどういうことでしょうか。

一般的な2階建の住宅は、約70~80トンの重量があります。

家を建てるということは、これだけの重量が地盤上に乗るわけですから、その重みで建物は沈みます。

建物全体が同じように沈下すればまだ良いのですが、

建物の片側、例えば南側が2cm沈下し、反対側の北側が5cm沈下するような同一建物で異なる沈下が発生することを不同沈下と呼びます。

床が傾いたり、外壁に亀裂が入ったり支障をきたします。

床の上に置いたビー玉が勝手にコロコロ転がるシーンをテレビなどで一度は御覧になったことがあるかと思います。

実際、そういう建物に足を踏み入れると、平衡感覚が狂い船酔い気分になります。

夢のマイホームがこうなっては、許せる訳がないですね。

将来に地盤沈下の可能性があるか7つのポイントをチェック

皆さんが土地や建物を見に行った時、ぜひ観察して頂きたいことがあります。

それは、将来不同沈下が発生する可能性を示すサインです。

具体的には、例えば次のようなことです。

  1. 山側の造成地で周辺地形に傾斜があるか。
  2. 傾斜地であれば、擁壁(石積みやコンクリート)がありますが、側面に水抜き穴があるかどうか。水が出た形跡があるかどうか。また、水とともに土が出ていないかどうか。
  3. 傾斜地に建てられた住宅は、外観も変化に富みお洒落な建物が多く、また窓からの眺めも良いので人気がありますが、平坦地の住宅に比べトラブルが発生するリスクは高いです。
  4. 前面道路のアスファルト舗装にひび割れがあるか。電柱が傾いていないか。
  5. 周辺家屋の壁面にひび割れがないか。
  6. 周辺に水田が多数あるか。
  7. 周辺の地名に、沼、池、窪、津などサンズイへんの字や田、谷など軟弱地盤を連想する字が使われていないか。

これらは、不同沈下に直結する事象ではありませんが、建築の際、地盤補強工事や基礎補強工事が必要となる可能性があり、思わぬ出費に繋がりかねません。

近年、保証の問題もあり、事前の地盤調査がかなり一般的になっていますので、その報告を厳しくチェックすることが必要となってきます。

最後に

住宅業界はクレーム産業といわれます。

最後は、売り手と買い手の信頼関係に尽きます。

外装や内装も大切ですが、見過ごされがちな地盤のことも含め良くご相談されることが大切と思います。

また住宅保証機構(国土交通大臣指定住宅瑕疵担保責任保険法人)が提供する保険に地盤保証制度もあります。

現在はこういった保険に加入し分譲することが宅建業者(不動産会社)の義務となっております。





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