なぜ強い地盤と弱い地盤ができるのか?

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なぜ強い地盤と弱い地盤ができるのか?

国土地理院発行の土地条件図を見る

 

国土地理院が発行している土地条件図を見てみましょう。

土地条件図は国土地理院のウェブサイトで見ることができます。

国土地理院地形図でマイホーム購入前に無料で地盤の把握を

2017.02.26

強い地盤・弱い地盤

ここで区分されている”自然堤防”と”谷底平野・氾濫平野”を比較してみます。

前者は主に砂質土地盤で一般に強い地盤が多く、後者は主に粘性土を主体とする地盤で弱い地盤が多いです。

砂質土は強い地盤

砂と粘土の違いは、外見的には粒の大きさが違うだけです。

巨石が川の上流から下流へ運ばれる過程で、破壊されたり摩耗したりして、そのサイズがどんどん小さくなり、礫~砂~シルト~粘土と形を変えます。

長い歴史の中で、川が氾濫するたびにサイズが大きく重い礫や砂は川の近くに時間をかけずに堆積し、サイズが小さく軽いシルトや粘土は遠くまで運ばれゆっくり堆積します。

砂質土は”水締め”という言葉があるように、降雨など水の作用により締め固められ強い地盤になっていき、昔からの農家の家屋はそういう地盤を選んで建てられています。

粘性土は弱い地盤

粘性土は、シルトや粘土の粒が時間をかけゆっくり沈殿、堆積する中で、多量の水を取り込み軟弱地盤となり、水田として利用されてきました。近年このような土地に盛土を行い、宅地造成地化が進んでいます。

山地部の切土地盤・盛土地盤

山地部の宅地造成では、単純にいえば山を切り、谷を埋める切り盛り造成が行われます。

一般に切土地盤は強く、盛土地盤は弱いです。

また、切り盛り境界付近は、地震時に地中の配管を含め損傷被害が集中する傾向にあります。

新しく高い(厚い)盛土造成地の場合、盛土の自重による盛土自体の沈下が終了していないケースが稀にあり、このような土地では建築はできません。

造成前に作成された地形図が入手できれば、切り盛り区分を推定することができます。

地盤が強いか弱いかはマイホーム購入で重要

あまり神経質になってもどうかとは思いますが、やはり地盤が強い・弱いはマイホーム購入に際し重要なポイントになりますので、事前に調べておくことも必要かと考えられます。

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