実家売却経験と持ち家生活25年でマイホームについてわかったこと


1990年に自宅を購入し、昨年、隣町の親の家である実家を売却し、家を持つということがどういうことなのか、少し学んだ気がします。私の話がどなたかの参考になればうれしいです。

 

実家の売却と自分のマイホーム生活25年を振り返って

自分が家を買いたい時期が、世の中から見て、家の買い時とは限らないということを痛感しました。

夫と私が家を建てたいと思ったのは、結婚後4年ほどたった頃、1990年初めのことでした。折しもバブル時代の真っただ中、不動産屋に、「もうこれ以上安い物件は出ませんよ」と強気のことを言われ、小さな土地を無理して買って、狭小住宅を建てることにしました。

 

バブル崩壊前の一番高いときにマイホーム購入

神奈川県西部に住んでいますが、坪90万以上しました。選んだ物件と言いたいところですが、土地の高騰で選べる物件そのものがなく、当時の住宅金融公庫の融資を受けられる土地の面積ぎりぎりの広さで土地を買い、家を建てました。その後、バブルの崩壊が始まったのです。

 

25年間の住宅ローンを完済

25年の住宅ローンを組みましたが、住宅ローン返済途中で世の中の金利が下がり、銀行での借り換えも経験しました。

昨年、無事、住宅ローンを完済し、家は晴れて自分たちのものになりました。家は資産だと考えれば、一番不利な時期に家を購入したのでした。

 

傾斜地に建てる家は、外階段があるかどうか要確認

私たちの購入した土地は、緩やかな傾斜のある場所を造成した土地でした。擁壁まではいかないですが造成が必要な土地でした。

間取りは、将来どちらかの親を引き取るかもしれないと思い、1Fに和室を設けたり、トイレと和室の距離が近くなるようにもしました。

しかし、家が構造上、高基礎になったので、玄関から出ると、外階段が3段付くことになったのを後から知りました。土地が狭くて階段スペースをあまり設けられなかったため急な階段になりました。

そして、後年、その外階段で子供が転んで頭を打って慌てて病院に連れて行ったり、足の悪い母が外出に支障をきたすようになったりと、生活に大きな影響が及びました。玄関ポーチから地面まで、せめて1段の段差だったらよかったと思います。

 

家にはメンテナンス代も必要

我が家は、家の住宅ローンを払い終わったら、水回りが傷んできていて、修繕が必要です。家の外壁や屋根の塗装は、安い業者を見つけて、今までに2回行いました。外付け給湯器も2回買い換えました。

無理して高い家を買ったので、購入当時はメンテナンス代のことまで考えられませんでした。

現在、台所の換気扇や洗面台は買い換えが必要な状態となっています。これが現実です。

 

実家の売却と持ち家生活25年の経験からアドバイス

将来自分の家を持ちたいと思っている方は、そう思ったときから、物件のサイトを見て、市場調査をしておいたほうがいいと思います。

 

将来売るかもしれないという視点を持つ

また、今は誰もが家を継ぐ時代ではありません。家を買うときは、将来売るかもしれないという視点を持つことが大切だと思います。子育て世帯に向いた地域、年配になりつつある世帯に向いた地域、何か「売り」になるポイントがあると、買い手がつくものだと実家を売却してそう思いました。

 

メンテナンス代・リフォーム代も考えておく

そして、家はメンテナンス代だけでなく、長く住めばリフォーム代もかかってくるかもしれません。その費用も頭に描いておく必要があります。そういう意味では、最初に住みやすい安全な造りや間取りにしておくのが賢明です。

 

住宅ローンは35年より25年

最後に、人生は後半の方が思わぬ出費があるものです。住宅ローンは35年より、25年での返済をお勧めします。

 

余談ですが、今住んでいる地域の近所付き合いには満足しています。良い人間関係はお金で買えるものではないので、これからも大切にしようと思います。

神奈川県西部M様

 

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