住宅ローンを借りすぎ(組みすぎ)て後悔しないために実際に借りた人達の体験談より学ぶ

マイホームの前に一万円札が並べられている

マイホームを購入するにあたり「住宅ローンを借りすぎ(組みすぎ)て後悔したくない」というのは当然のことです。

ここでは、実際に住宅ローンを借りた人達の体験談をご紹介していきます。

【体験談①】住宅ローンを借りすぎたのは考え方の甘さ(奈良県A様)

家を購入する為に予算を算出しようと休日に銀行の住宅ローン相談窓口に行きました。 源泉の年収を聞かれたので答えると電卓のようなもので計算し

  • A様の年齢ですと35年ローンが組めますので○○○○万円のお借り入れが可能です。
  • 月々払いですと、月々○○万○千円の支払いになります。

と伝えられました。

私たちは、

  • こんなに借りれるのか!?
  • 月々の支払いが多いように思うけど銀行さんが言ってるのだから大丈夫なのかな?

なんて思ってました。

この考えがそもそも甘い考えで後に自分たちの首を絞める形となってしまいました。

【年収別】フラット35でいくら借りれるのか

 

 

そして何社かの不動産屋さんを回り、結構色々な物件を見せてもらい気に入った物件と出会い営業マンの方に諸費用や借入金額のローンのシュミレーションをして頂いたところ、借入可能金額が以前銀行に聞いた借入金額と同額だったので更に安心して、契約に踏み切りました。

 

住宅ローンの負担がのしかかる

住宅ローンも直ぐに内定がおり、完成物件だったのでスムーズに入居することができたのですが。。。

住宅ローンの借入金額は限度額程ではないものの そこそこの金額を借入しましたので、だんだんと月々の支払いがきつくなりボーナスを月々の支払いに回すような状況に陥ってしまいました。

それでもなんとかやってはいけるものの予想以上に住宅ローンが月々の負担になっております。

 

住宅ローンで借りすぎないための考え方

住宅ローンというのは借りられるだけ借りるのはなく、払える分だけ借りるようにしないと後悔します。

家は気に入ってますのでそこは、家を建ててほんとに良かったと思っていますが。

 

住宅ローンを借りる上での考え方

これから住宅ローンを組もうとする方は借入金額を算出するのにあたって源泉徴収の金額では無く、月々の手取りの金額(源泉から税金や保険代ボーナスを引いた金額)を元に考えるべきです。

ボーナスも住宅ローン返済の足しにしても良いと思いますが、出来れば少しづつでも繰り上げ返済貯蓄出来れば理想ですね。

そして、月々の手取りの金額から毎月絶対に必要な生活費を 引いた金額を住宅ローンの返済金額にするのがベストだと思います。

 

住宅ローンを借りすぎないために十分な資金計画を

実際に住宅ローンが払えなくなる事例って結構有るらしくて背筋が凍る思いです。しっかりと夫婦で資金計画を話し合ってお家を建てる事をお勧めします。

 私の場合は後の祭りですが夫婦で相談すると、結構節約出来るところが出てきたので(自動車保険や携帯電話割引や保険)、皆様も節約出来るところがあるかもう一度月々の生活費を見直してみるのも良いかと思います。

【関連】マイホーム予算の決め方。ライフプランから逆算するしかない

 

【体験談②】住宅ローンを借りたあとの金利交渉はあり!(借りすぎなら余計重要)

『滋賀県M様より』

新築戸建の住宅購入にあたり、私たちは予算額を3500万と決めました。

この金額は当時住んでいた賃貸マンションの家賃を元に、家計やインターネット上にある住宅ローンの返済シュミレーションを利用する中で決定していった金額です。

3,500万円の予算のうち、頭金として300万円、残りの3,200万円に対して住宅ローンを組んで支払う計画を立てました。

住宅ローンを組むにあたり、店舗型とネット型の銀行を含めて複数の銀行の情報を収集しました。

金利面はネット銀行が良かったのですが、私たちはネット銀行の口座を持っておらず、借用金額も大きかったため、心理的に安心できると思った店舗型の銀行で借りることにしました。

 

銀行の決定

まず、私たちの本命と考えた銀行へ足を運び、住宅ローン担当者と話し合って金利などの諸条件について話を聞きました。

この時、夫は金利のことだけではなく、自分が死亡したときに返済するための保険(団体信用生命保険)のことなどについても話し合っていました。

団体信用生命保険とはわかりやすく言えば住宅ローン生命保険

 

話し合いの後、決してその場で決めず、金利などの条件と返済期間や返済金額などの情報を整理し、一旦持ち帰って検討する旨を伝えました。

その後、数行の金融機関でも話を聞き、一番条件の良い銀行(結果的には私たちが本命と考えていた銀行でした)と契約することにしました。

 

契約した金利ですが、変動金利ですが1%以下で、10年間は金利固定(かつ最初の2年間はさらに少し低い金利を適用)、返済開始10年以降は変動金利に戻る契約でした。

返済期間は25年で毎年6月と12月にボーナス加算で返済していくことにしました。

どうなる住宅ローン変動金利!?今後10年・20年後の予想は難しい?

 

住宅ローン減税を利用

住宅ローンを組むこととセットで重要だと考えていたのは住宅ローン減税についてでした。

私たちが建てた住宅は長期優良住宅でしたので、1.2%の住宅ローン減税の適用を受けることができました。

住宅ローンで契約した金利が1%を下回っていましたので、住宅ローン減税の恩恵を大きく受けることができています。

これから住宅ローンを組む方には、ぜひ住宅ローン減税を受けることのできる10年間を最大限に活用できる返済方法を考えていただくことをお勧めいたします。

【知らないとまずい】住宅ローン控除要件で見落としやすい点とは

 

借りた後の金利交渉で成功!

2016年に日本銀行が行ったマイナス金利政策の影響で、各金融機関が住宅ローン金利を大きく下げる時期がありましたが、その時に住宅ローンを契約していた銀行へ固定金利引き下げの相談へ行きました。

公共料金をクレジットカード払いから口座引き落としに切り替えるなどの条件はありましたが、結果として5年前に契約した金利からさらに、0.15%金利を引き下げてもらうことができました。

元々、クレジットカードで公共料金を払っていたのはポイントが貰えるからでしたが、返済残高がまだ大きかったため、0.15%でも総返済金額で40万円以上減らせることが分かり、躊躇なく再契約をする判断をしました。

手続きのことを考えると少し面倒に感じてしまうこともあるかもしれませんが、他行へ足を運んで話を聞いてみたり、借り換えや返済方法を見直すなど、現在の住宅ローンの契約内容を適宜、再検討していくことは大切なのではないかと思います。

 

【体験談③】住宅ローンを借りすぎないために元銀行員が実践したこと(東京都30代女性)

2016年に中古マンションを購入

 

大きな買い物の代表であるマイホーム、なかなかキャッシュ一括で支払うことは難しいと思います。

だからといって住宅ローンを目一杯借りてしまって、生活自体が苦しくなってしまっても大変です。

私は2年前まで、銀行の住宅ローンの窓口で働いていましたが、ローンを組んだとしても1000万円はいかない少額のお客様もたくさんいたことを思い出します。

また、私自身3年前に中古マンションを購入しました。

住宅ローンをできるだけ少なくしようとした結果、最終的にはローンなしで購入することができました。

その経験の中で共有したいと思うことについてお伝えできたらと思います。

 

まず、できるだけ住宅ローンを少額で済ませたお客様の特徴について、住宅ローンを選ぶとき、金利以外に「諸費用」についてよく研究しています。

この諸費用、数百万円かかるとわかっていても実は内訳を見ていない場合が多く、きちんと把握している方は少ないです。

例えば、団体信用生命保険料、保証料、事務取扱い手数料、登記費用や火災保険料、不動産業者の手数料などがありますが、

団体信用生命保険料が無料の場合だと、保証料がかかったり、事務取り扱い手数料も銀行によってさまざまです。

借り入れた後、一部繰越返済をすると戻ってくるものもあります。

諸費用が少しでもかからない銀行を選ぶことはもちろんですが、保証料や登記費用といった費用は借り入れ金額を減らせばその分節約できる場合があります。

このような仕組みを知っていると、たとえ数万の違いでも財布の紐をしっかりと抑えたまま、冷静に物件を見ることができるのかもしれません。

 

次に、私が住宅ローンを組まずに購入するまでに感じたことについて、結婚当時は共稼ぎだったこともあり、マイホーム購入のため、できる限り貯金をしました。

もちろん数年で何千万円は貯められないので、住宅ローンも検討したのですが、組んだとしても、月々の返済額は主人の給与の3割までが上限!!と決めて物件を候補に上げていきました。

 

さて、実際に候補となる物件が決まってきて大変だったのが、不動産屋から「他のお客さんが買いたいと言っているのでいつ決断できますか」と電話で急かされ、困ってしまったことです。

さらに、私達は家を購入することを両親に話したのが遅く、揉めてしまいました。

どのような家を購入するのか心配なだけでなく、両親としても住宅購入資金として子供に贈与することで、将来の相続税の対策になる大事な話だったようです。

私達としても援助してくれることはとても助かりましたし、もっと早くに相談すればよかったです。

不動産屋へ待ってほしいことを落ち着いて伝えるきっかけにもなりました。

ちなみに、税金のことはきちんとした専門家に聞かないと後々トラブルの原因になりますので、税理士の先生や税務署に必ず確認していただきたいのですが、私達の場合は、住宅購入に関して主人と私のそれぞれの親から810万円ずつ受け取っても贈与税がかからないことがわかり、ぎりぎりまで援助してもらいました。

確定申告が必要にはなりますが、何より住宅ローンを組まずに購入できたので、諸費用もかなり節約になりました。

 

これからできるだけ住宅ローンを使わずにマイホーム購入したい!!と考えている方にアドバイスするとすれば、まずは不動産屋は売るプロではありますが、資金調達のプロではありません。

焦らずに自分のペースを維持しましょう。

また、マイホームを購入する年代は30代〜40代の働き盛りや、子供が生まれて家族が増えた瞬間が多いので、ただでさえ忙しい時期と重なりがちです。

そのため、とにかく大変なのですが、調べた分大きな金額で得ができるとも思いますので、頑張って検討する時間を工面することをオススメします。

そして、自分たちだけで何とかしようとするのではなく、ぜひ早めに家族全体で話し合いをしてみてください!

 

【体験談④】今と将来は別物。将来に渡り考えれば住宅ローンを借りすぎな可能性も(埼玉県40代男性)

2012年に注文住宅を建築

私は30代後半での結婚で妻は年齢が10歳以上下なので、私が亡くなった後の妻の住居の確保を真剣に考えた結果、住宅購入に踏み切りました。

30代後半で長期のローンを組むと完済時には70歳を超える為、とにかく失敗しないようにと慎重に沢山情報を集めながら妻と相談を重ねながら進めました。

そのお陰もあって、今でも立地や生活環境、住宅スペックや使い勝手で大きな不満もなく暮らすことが出来ています。

 

そんな私が唯一失敗した、と思っていることがあります。それが住宅ローンの組み方についてです。

住宅ローンは住宅購入を最も躊躇する要因の一つです。人生でこれまで経験したことのない多額の借金を長期に渡ってするわけで、私もかなり調べて組みました。

住みたい土地や物件価格との兼ね合いもありますが、希望条件を通そうとすると予算を超えるなどということは有りがちです。私もそうでした。

本当に自分はこの金額を払って行けるのだろうか。結局そんな金額での購入を決断する為の材料は「プロの意見」と「それまでの家賃との比較」しかありませんでした。

住宅メーカー担当者からの「ローン月額は収入の3割に収めましょう」という話と、銀行審査で「この人は支払能力がある」と判断されること、そして賃貸時の家賃10万円と同等であること。

これを材料に月額10万円のローンを組みました。

 

ところがこれが大間違いでした。数年経つと分かるのですか、「その時点で払える額」と「将来に渡って払っていける額」は全然別だということです。

例えば我が家では住宅購入後に第二子が生まれました。当時お腹の中にいた子供も小学生。食費も教育費も掛かります。

子供が小さい内は奥さんも働くことが制限されます。つまり年々住宅ローンの負担感が増していくわけです。

これから購入される方は、過度に恐れる必要は全くありませんが、しっかりご自身の家庭の今後の出費状況も考慮した上で住宅ローンを決められることをお勧めします。

できれば各メーカーさんで提携しているFPさんに相談されてもいいと思います。

 

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